ポルトガル・リスボン魅惑のレストラン「アレンテージョ会館」

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ポルトガル・リスボン魅惑のレストラン「アレンテージョ会館」

ポルトガル・リスボン魅惑のレストラン「アレンテージョ会館」

更新日:2019/04/25 16:57

高橋 樂のプロフィール写真 高橋 樂 旅行ブロガー

ポルトガル・リスボンで一押しのレストランは、「Casa do Alentejo」。アレンテージョ会館という名前の通り、リスボン南東に隣接するアレンテージョ地方の郷土料理店です。そして、お料理と共に私達を楽しませてくれるのが、17世紀に建てられた建物内部。美しいアズレージョとムーア様式がなんとも魅惑的です。多文化が融合したポルトガルの歴史を感じられる素敵な場所ですよ。一度是非訪れてみてください。

ムーア様式の中庭が素敵!レストラン「アレンテージョ会館」

ムーア様式の中庭が素敵!レストラン「アレンテージョ会館」

写真:高橋 樂

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こちらは、リスボン南東に隣接するアレンテージョ地方の郷土料理がリーズナブルに楽しめるお店です。

場所は、リスボンの中心バイシャ地区、お店やレストランが立ち並ぶエリアにあります。建物外観と入口は目立たず、ともすれば見逃してしまいそうになるので、「Casa do Alentejo」の看板を探してください。建物に向かって左手の扉がレストランの入り口です。

ムーア様式の中庭が素敵!レストラン「アレンテージョ会館」

写真:高橋 樂

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入口を入ると、そこは階段。階段を上りきった2階には、本格的なムーア様式(イスラム様式)の吹き抜けの中庭が目に飛び込んできます。アズレージョのタイルがそこかしこに施された豪華な設えなので外観とのギャップにビックリしますよ。

2階には軽食居酒屋(バール)もあり、時々伝統音楽のパフォーマンスが行われますし、アレンテージョ地方のお土産も販売されています。
さて、目的のレストランはというと3階にあります。階段を上がり3階の窓から2階を見下ろした中庭の風景も大変素敵ですよ。ぜひ窓を覗いてみてください。

アレンテージョ会館の歴史

アレンテージョ会館の歴史

写真:高橋 樂

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こちらの建物は、17世紀後半、貴族の館として建てられたと言われています。その後、カジノになったこともありましたが、20世紀初頭に、リスボンに住むアレンテージョ地方の人たちの集まるギルド(組合)として使われるようになり、「アレンテージョ会館(Casa do Alentejo)」と呼ばれるようになりました。

こちらの石碑は、1923年の創立から1973年までの50年にわたってアレンテージョ会館に貢献してきたJacinto Fernandes Palma氏を讃えたものです。

アレンテージョ会館の歴史

写真:高橋 樂

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ポルトガルはスペイン同様、長い間イスラムの王朝に支配されていた歴史があります。13世紀レコンキスタ(国土回復運動)を完了させるまでイスラム勢力との支配権争いは続きました。そういった歴史の中で、文化や芸術、生活様式は多分にイスラムの影響を受けています。アズレージョやこのムーア様式の建築などはその代表的なものと言えるでしょう。

壁面にはスペインのアルハンブラ宮殿と同様のアラビア文字装飾が見られます。ちなみに、これはアラビア語で「唯一、アッラーの神のみが勝利者なり」と書かれています。

生き生きした農民の素晴らしいアズレージョに囲まれた食堂

生き生きした農民の素晴らしいアズレージョに囲まれた食堂

写真:高橋 樂

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3階の食堂は2部屋ありどちらもアズレージョの壁面が素敵ですが、一方の部屋は、20世紀初頭に活躍したJorge Colaço作の壁面となっています。ポルト随一の観光名所、サン・ベント駅の壁面も手掛けた人で、農業がさかんなアレンテージョ地方の農民の姿を描いていると言われています。

青一色ではなく多色使いなのは温かみがありますね。また、生き生きとし楽しそうな農民たちに囲まれながら、庶民的な郷土料理を頂くのは、自分たちまでその一員になったような楽しい気分にもなりますよ。

Jorge Colaçoのアズレージョは、このアレンテージョ会館の壁面のそこかしこに使われていますので、このレストランは芸術鑑賞という面においても一見の価値ありです。

生き生きした農民の素晴らしいアズレージョに囲まれた食堂

写真:高橋 樂

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レストランの食事は気取らないカジュアルな庶民派メニューが多数です。アレンテージョ地方は、小麦など穀類やオリーブの生産量が多い豊かな土壌の穀倉地帯です。お料理の味付けは素朴ですが、どちらかいえば濃い目です。

一皿の量のボリュームもありますので、お友達やご家族とのシェアが楽しいですよ。そして、なんといっても、これだけ素敵な場所にありながらリーズナブルな料金で楽しめるのが嬉しいですね。

有名レストランということもあり、連日お客さんで混んでいますので、開店と同時に入店するか、公式サイトから予約して行かれることをお勧めします。

超豪華パーティルームはヨーロッパ様式

超豪華パーティルームはヨーロッパ様式

写真:高橋 樂

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こちらは、もともと貴族の館だったこともあり、2つの大きなパーティホールも備えています。その内の一つ、写真のお部屋は、はフランスのルイ16世様式で装飾された“鏡の間”。超豪華絢爛です。同じ建物の中に、ムーア様式だけではなく、ヨーロッパ様式のお部屋もあるというのは、まさに多文化が混ざり合ったポルトガルの歴史を写していますね。

アレンテージョ会館(Casa do Alentejo)の基本情報

住所:Rua Portas de Santo Antao, 58 1150-268 Lisboa
電話番号:+351-213-405-140/Fax:+351-213-405-149
営業時間:12:00〜11:00
アクセス:ロッシオ駅から徒歩約5分

2019年4月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2018/03/15 訪問

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