日本の原風景と鉄道の軌跡をたどる!大分「耶馬溪」廃線サイクリング

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日本の原風景と鉄道の軌跡をたどる!大分「耶馬溪」廃線サイクリング

日本の原風景と鉄道の軌跡をたどる!大分「耶馬溪」廃線サイクリング

更新日:2019/04/19 16:35

土庄 雄平のプロフィール写真 土庄 雄平 山岳自転車旅ブロガー、小豆島ライター、秘境フォトグラファー

近年、自転車がレジャーとして定着してくるなかで、鉄道の廃線を利用した自転車道に注目が集まっています。なぜなら勾配が緩く、信号がないためストレスフリーに走行を楽しむことができるだけでなく、沿線に現れる日本の原風景を触れ合い、道の至る所に残された歴史辿ることができるから!!今回は、その廃線サイクリングロードの代表格である大分県中津市の「メイプル耶馬渓サイクリングロード」の魅力を紹介していきます。

    ほかの自転車道にはない!廃線跡サイクリングの魅力

    ほかの自転車道にはない!廃線跡サイクリングの魅力

    写真:土庄 雄平

    「サイクリングロード」というカテゴリで見ると、そのほとんどは川沿い道でしょう。なぜなら信号がなく川に沿って平坦な道が続くため、自転車道として整備しやすいからです。確かに、川沿いを走るのはとても気持ちよいですが、川沿いだけでは景色が単調という問題があります。

    ほかの自転車道にはない!廃線跡サイクリングの魅力

    写真:土庄 雄平

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    そこで今回紹介する「廃線跡サイクリングロード」の魅力が光ってくるのです。なぜなら山間部を走る電車に乗ればわかるように、景色がどんどん変化していきますよね!小さな集落を過ぎて田園の中走ったり、川を横切ったり、谷地に入ったり。いろんな角度からどんどん変化する風景を楽しむことができるのが廃線サイクリングの醍醐味です。

    ほかの自転車道にはない!廃線跡サイクリングの魅力

    写真:土庄 雄平

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    それに加えて、廃線跡ならではの発見もあります!例えば、かつての駅のホームの跡、鉄道用のトンネルや橋、また信号や踏切の跡など。かつての在りし日を忍ばせる遺構を数々。これが旅情を高めてくれるでしょう。また、鉄道をトレースするので基本的に平坦で走りやすいのも嬉しいですね。

    渓谷美を抜けて爽快な田園風景!「メイプル耶馬溪サイクリングロード」

    渓谷美を抜けて爽快な田園風景!「メイプル耶馬溪サイクリングロード」

    提供元:大分県観光情報公式サイト

    https://www.visit-oita.jp/libraries/

    大分県日田市から中津市に抜ける山国川一帯に広がる大渓谷は「耶馬溪」と呼ばれ、日本三大渓谷美ならびに日本新三景に選ばれている九州有数の景勝地です。

    そんなこの場所にかつて走っていたローカル私鉄「耶馬溪鉄道」を自転車道として復活させたのが「メイプル耶馬溪サイクリングロード」になります。

    <耶馬溪の基本情報>
    住所:大分県中津市本耶馬渓町樋田
    アクセス:JR中津駅から車・バスで30分

    渓谷美を抜けて爽快な田園風景!「メイプル耶馬溪サイクリングロード」

    提供元:大分県観光情報公式サイト

    https://www.visit-oita.jp/libraries/

    このサイクリングロードの醍醐味は何と言っても、進めば進むほど刻々と変化する景色や渓谷でしょう。岩の切通、田園風景、かつての鉄道の陸橋やトンネルなど、至るところに見所が散りばめられ、突如現れる柱状節理の渓谷美は圧巻!また、秋の紅葉が有名な「耶馬溪」ですが、田が一斉に緑に染まる初夏もとても美しいですよ。

    そんな一連の風景の中を走り抜ければ、色んな発見があるでしょう!例えば「よくこんなところに道を通したなぁ〜」とか「今は民家もない場所だけれど、昔は駅がここにあったんだ!」などなど。

    かつてここに鉄道を敷いた方々の努力や沿線の町の賑わいを垣間見ることができ、まるで車窓から当時そこにあった日本の原風景を見たように気分に浸ることができますよ。

    渓谷美を抜けて爽快な田園風景!「メイプル耶馬溪サイクリングロード」

    写真:土庄 雄平

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    そんなこのサイクリングロードの顔となっているスポットが「青の洞門」です。江戸時代に全国を巡行していた禅海和尚が、危険な道を通っていた住民を見かねて、ノミと金槌だけで大岩壁を掘って作ったという道で、日本初の有料道路だと言われています。

    この道を走り抜ければ、物凄いスケールに圧倒され、思わず見上げてしまうでしょう。そして「どれほど大変だったのか!?」その偉業の裏に隠される苦労についても想像してしまいますね。

    <青の洞門の基本情報>
    住所:大分県中津市本耶馬渓町曽木
    電話番号:0979-52-2211
    アクセス:JR中津駅から車・バスで30分

    スポーツ自転車のレンタサイクルを有効活用してみよう!

    スポーツ自転車のレンタサイクルを有効活用してみよう!

    提供元:大分県観光情報公式サイト

    https://www.visit-oita.jp/libraries/地図を見る

    最後に、サイクリングを楽しむ方法について説明します。現在、スポーツ自転車(ロードバイクやクロスバイクなど)が一般に趣味として受け入れられるようになりました。

    こうした自転車は、軽量でペダルの踏みも軽く、楽に気持ちよく長距離を走ることができます。そして日本のサイクリングスポットと言われる場所には、このスポーツ自転車を貸し出すところも増えています。今回のメイプル耶馬溪サイクリングロードでも同様です。

    スポーツ自転車のレンタサイクルを有効活用してみよう!

    提供元:大分県観光情報公式サイト

    https://www.visit-oita.jp/libraries/地図を見る

    サイクリングロードの中心にある「耶馬溪サイクリングターミナル」にてロードバイク・クロスバイク・マウンテンバイクなど豊富にレンタサイクルを取り扱っています。

    特徴としては、3時間400円・フリータイム500円とリーズナブルながら、車種にかかわらず均一料金ということ。スポーツ自転車をこの料金でレンタルできる場所は早々ないので、ハードルが下がりますね。

    また、乗り捨てが可能ということも嬉しいです!追加料金が500円かかりますが、これで体力的なハードルが下がりますね。加えて、サイクリング後にシャワー室を無料で利用できたり、レンタサイクルとセットの格安宿泊プランもあるので要チェックです!

    <耶馬溪サイクリングターミナルの基本情報>
    住所:大分県中津市耶馬溪町大字柿坂353
    電話番号:0979-54-2700
    アクセス:JR中津駅から車・バスで1時間

      素朴だけれど、土地の歴史と今が詰まった廃線サイクリング!

      素朴だけれど、土地の歴史と今が詰まった廃線サイクリング!

      写真:土庄 雄平

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      ローカル鉄道が生まれ変わった「廃線サイクリングロード」。メジャーな観光地に比べて目立たない存在かもしれません。しかし、そこには過去の姿から現在に至るまで、その地元の歴史が詰まっており、自転車でサイクリングロードの道を走り、その土地の変化の軌跡を紡げば、様々な情景を夢想することができます。

      さらにサイクリングロードを囲う自然や集落を駆け抜ける爽快さは、内陸の廃線跡をトレースするからこその感覚!ぜひ今注目の「廃線サイクリング」へ出かけてみてください。

      メイプル耶馬溪サイクリングロードの基本情報

      住所:大分県中津市耶馬溪町大字柿坂353
      電話番号:0979-54-2700(耶馬溪サイクリングターミナル)
      アクセス:JR中津駅から車・バスで1時間

      2019年4月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

        掲載内容は執筆時点のものです。 2018/05/06 訪問

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