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写真:中園 まりえ
地図を見るグルメ大国台湾でスープのない麺を食べたことはありますか?
台湾では牛肉麺などスープ入りの麺も沢山ありますが、「乾麺」(ガンミェン)と呼ばれる、スープがなくタレに絡めただけの麺があります。麺の種類や味付けも様々で、麺の食感やタレの味だけで美味しさが決まるので、実はこの「乾麺」こそ奥が深く、台湾らしい食べ物と言ってもいいでしょう。
そんな台湾の乾麺を手軽に家庭で食べられるようにと、2010年前後、「汁なしインスタント麺」の先駆けとして人気になったのが「阿舍食堂」。台湾で知らぬものはいないと言っていいほど、台湾を代表するインスタント麺となりました。そして、それから数年で「KiKi拌麺」や「曾拌麺」、「福忠眷村醤麺」など麺やタレにこだわった汁なしインスタント麺が次々に登場しています。
今回は、筆者が実際に食べた、おすすめの「汁なしインスタント麺」をお教えします。
写真:中園 まりえ
地図を見る近年の台湾汁なしインスタント麺ブームの火付け役となったのが、こちらの「KiKi拌麺」。台湾国内に全5店舗を構える創作四川料理「KIKI餐廳」グループの食品会社「KiKi食品」が生み出したインスタントヌードル。
「美味しい麺を家庭で食べてほしい。」とインスタント麺開発に取り組み始めて、食べ歩いた麺の数はナント100種類以上。最後に行き着いた麺は、古くからの天日干しで作っている「台南手工日サイ麺」。インスタント麺なのに、モチッとした食感は、この「KiKi拌麺」でなければ味わえません。
さらに、種類毎に違う味が楽しめる麺に絡めるタレは、長年、台北の飲食業界を引っ張ってきた「KIKI餐廳」らしく、どれも後を引く美味しさ。シンプルで洗練されたパッケージも一般のインスタント麺とは一線を画しています。
※「台南手工日サイ麺」の「サイ」は中国語では左に「日」右に「麗」と記す
写真:中園 まりえ
地図を見る「KiKiの拌麺」シリーズには、葱油拌麺・椒麻拌麺・老醋辣麺・小醋麺・葱香陽春拌麺・椒香麻醤麺など様々なフレーバーを展開。
一番人気は写真の「椒麻拌麺」(199元/5袋入)。
中には、麺と純醸造醤油&椒麻油ソース、そしてチリ&花椒パウダー付き。チリ&花椒パウダーの量で辛味の調節が可能。そして、薫り高い花山椒がアクセントとなり、モチっとした食感の台南手工日サイ麺によく絡みます。
<KiKi拌麺の販売店>
台北市内の大型スーパー家楽福、一部コンビニ、「KiKi麺」の店頭(下記)
写真:中園 まりえ
地図を見るそんな「KiKi拌麺」の発信店として、2018年4月からヌードル専門店「KiKi麺」がオープンしました。こちらではインスタント麺をそのまま出すのではなく、このお店でしか味わえない生麺を新たに開発し、麺に合うトッピングなどをアレンジして出しています。
<KiKi麺の基本情報>
住所:台北市大安區信義路四段186巷17號
電話番号:+886-2-2325-5099
営業時間:11:00〜15:00、17:15〜21:00(月曜日定休日)
アクセス:MRT「信義安和駅」出口2から徒歩5分
写真:中園 まりえ
地図を見る「KiKi拌麺」と並ぶほど、在台日本人の間で人気の「汁なしインスタント麺」と言えば、台湾のタレント・曾國城さんがプロディースした「曽拌麺」です。
曾國城さんは有名な司会者ですが、美食家そして無類の麺好きとしても有名。自身の30年以上の麺好きとしての知識を生かしてプロデュースしたのが、この「曽拌麺」というわけです。
スーパーにもありますが、台北・迪化街に「曽拌麺」のアンテナショップがあります。お目当てのフレーバーを手に入れたいなら、ここに来れば確実に手に入れることができるでしょう。
<曾拌麺文創館の基本情報>
住所:台北市大同区迪化街一段171號
電話番号:+886-2-2553-4700
営業時間:10:00〜19:00
アクセス:永樂市場から徒歩5分
写真:中園 まりえ
地図を見る種類は、拌麺と呼ばれる麺を使った黒金芝麻曾拌麺、金黄香蒜曾拌麺、香葱椒麻曾拌麺や、ビーフンを使った香グー肉燥曾粉や麻辣肉燥曾粉など全10種類を展開。
イチオシの味は「香葱椒麻曾拌麺」(168元/4袋入)。麺の厚みが均一ではなく、中央の厚い部分に麺のコシが感じられ、脇の薄いうねりがある部分にタレがよく絡みます。食べてみると、細部まで計算して作られた究極の麺であることがわかります。
麺の他に、葱油が利いた醤油タレと花山椒入の辣油が付いているので、綿を5〜6分茹でたら、絡めて食べます。温泉卵や青ネギなどのトッピングを加えるとさらに豪華になるでしょう。
<曾拌麺の販売店>
台北市内のスーパー家楽福・頂好・全聯、一部コンビニ、曾拌麺文創館
※「香グー肉燥曾粉」の「グー」は、中国語では草冠の下に「如」と書きます
写真:中園 まりえ
地図を見る台南で1977年に創業した「阿舍乾麺」。2010年前後に口コミで人気に火が付き、その当時はオーダーしても半年待ちは当たり前、幻のインスタントラーメンと言われていました。
「阿舍乾麺」の特徴として、まず麺が3種類あります。
平麺で程良い歯ごたえのある「外省乾麺」と、細麺でソースとの絡みが良い「意麺」、太麺でモチっとした食感が特徴の「客家板條」があります。そして、味の種類も多岐にわたり、オリジナルの他に、葱油味、麻辣味、沙茶味(台湾の調味料)などがあります。
迷っていたら、まずは原味と言われるオリジナルを。麺を茹でたら、醤油と香油が入ったタレと混ぜます。シンプルながらも、台湾の伝統的な乾麺の味が再現されていて、ロングヒットの理由が頷けます。
<阿舍乾麺の販売店>
台北市内のスーパー家楽福・頂好・全聯、一部コンビニ、阿舍食堂旗艦店(下記)
<阿舍食堂旗艦店>
住所:台北市中正區北平西路3號 微風台北車站1F
電話番号:+886-2-6632-8999(内線1106)
営業時間:10:00〜22:00
アクセス:台北駅1階広場南2門入口付近
写真:中園 まりえ
地図を見る福忠字號の「福忠眷村醤麺」は、台湾の有名プロデューサー・王偉忠さんとそのお姉さんが開発した汁なしインスタント麺です。
お二人の故郷・台湾の嘉義にあった外省人が住んでいたエリア・眷村「建國二村」で食べていた懐かしい味を再現。テイストは、「蒜香麻醤」(ニンニクと白胡麻ペースト)、「塔香鮮味」(台湾バジル)、「醋香椒麻」(酢と椒麻)の3種類です。
中でもイチオシは、他のインスタント麺にはあまり無かった「蒜香麻醤」(249元/4パック入)。台湾のローカル店によくある白ゴマペーストのタレに絡めた麻醤麺に似ています。
袋の中には、乾麺の他に、胡麻ダレ・ニンニクオイル・醤油ダレが入っており、辛味は全くありません。ニンニクオイルの量を好みで調節すると良いでしょう。
<阿舍乾麺の販売店>
台北市内のスーパー家楽福・頂好・全聯、一部コンビニ
※「眷村」とは、昔台湾に中国から移住した外省人が住むエリア
台湾旅行から帰ってから、暫くすると恋しくなるあの台湾の味。そんな時に手軽に食べられるインスタント麺は、自分用にも台湾ファンへのバラマキ土産にも大活躍間違いなし!
定番の台湾土産に飽きてきたなら、軽くて持ち運びも楽な「汁なしインスタント麺」をスーパーで調達してみませんか。
2019年5月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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