知る人ぞ知る和歌山の名湯 鮮度抜群!夏山温泉「もみじや」

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知る人ぞ知る和歌山の名湯 鮮度抜群!夏山温泉「もみじや」

知る人ぞ知る和歌山の名湯 鮮度抜群!夏山温泉「もみじや」

更新日:2014/05/22 16:38

Momijiya in Nassa Onsen. Wakayama's famous onsen!
温泉ソムリエぐっちのプロフィール写真 温泉ソムリエぐっち 源泉かけ流し温泉伝道師、温泉ライター

和歌山県の夏山温泉と聞いてピンッと来る方はきっと温泉通。
というくらいあまり知られていない夏山温泉。
南紀勝浦温泉に程近く、夏山温泉は一軒宿「もみじや」だけ。

こちらは露天風呂も豪華さもございませんが、ゆでたまご系の硫黄臭がプンプン香るぬるめの湯がドバドバかけ流されています。
新鮮な湯(温泉)を堪能されたい方にはとってもおススメです。

ひっそりと佇む一軒宿

ひっそりと佇む一軒宿

写真:温泉ソムリエぐっち

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夏山温泉と書いて「なっさおんせん」と読みます。

「もみじや」は旅館というよりは民宿、いや民家のような佇まい。
いい湯と立派な宿との因果関係はございません。
経験上、小さなお宿ほど、お湯が「あたり」の場合が多いです。

温泉に行く時、貴方は何を基準に選びますか?
露天風呂の風情ですか?
浴室の広さや眺望ですか?
それとも宿の格式やお部屋の雰囲気ですか?

「もみじや」には上記のどれも当てはまりませんが、一度お湯の鮮度で温泉を選んでみてはいかがでしょうか?
きっと、本来の温泉の価値や素晴らしさを五感で体感して頂けるでしょう。

レトロモダンなエントランス&ロビー

レトロモダンなエントランス&ロビー

写真:温泉ソムリエぐっち

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外見からすれば内部は和の空間かと思いきや、そうではございません。
床はフローリング、そしてロビーにはソファが置かれています。
ちょっと鄙びたレトロモダンって感じでしょうか。
左の廊下を奥へ進むと浴室がございます。

そしてサッポロビールの自動販売機も有ります。
運転されない方、もしくはお泊りの方なら湯上がり後にここでビールをグビッと。
きっとさらに幸せこの上ないこと間違いなしかと思われます。

流れる浴室?<男性用浴室編>

流れる浴室?<男性用浴室編>

写真:温泉ソムリエぐっち

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「もみじや」の浴室は男女別に1ヶ所ずつ。
ゆえ、男性用の浴室はここだけ。
また、浴室にはこの浴槽ひとつだけ。
露天風呂もございません。

ただ、写真をよ〜くご覧ください。
小さな浴槽に、これでもか!的に湯がドバドバっと勢いよく注がれ、浴槽の縁からは湯がザバザバ溢れ、流れて出て行きます。
これぞ源泉かけ流し温泉の真骨頂!

溢れる湯量が多量なため、床はまるで川のようになっています。
ゆえ、適当に湯桶を置いていると、流されていきますのでご注意を。

さらに、硫黄泉ゆえ浴室内はゆでたまごのような香りに満ちています!
温泉好きには至福この上ないことでしょう。

また、この浴槽の大きさに対してこの湯量であれば、浴槽は常に新鮮な湯で満ち溢れていますので、常に新鮮な湯に浸かれます。

さらに流れる浴室?<女性用浴室編>

さらに流れる浴室?<女性用浴室編>

写真:温泉ソムリエぐっち

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男性用浴室よりもさらに小さいのが女性用浴室。
タイルは薄ピンクで統一され、こざっぱりしたかわいい空間です。

ただ、湯量はどうも男性用と同じようでです。
ということは、もちろん浴槽から湯が溢れる量も男性用浴槽より多い!
ゆえ、男性用より女性用の浴槽の方がさらに湯が新鮮な証です。

女性の皆さまへ。
浴室、浴槽が小さいからと言って嘆くことなかれ。
こちらのほうが湯が男性用浴室よりさらに新鮮なのですから。

また、「もみじや」の湯はぬるめなので、ゆ〜っくり新鮮な温泉をお楽しみ下さいませ。

至福の一湯を堪能中の温泉ソムリエぐっち

至福の一湯を堪能中の温泉ソムリエぐっち

写真:温泉ソムリエぐっち

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温泉には泉質や温度だけでは語れない「鮮度」があります。
生ビールで例えたら、注ぎたてのキンキンに冷えたビールと、注がれて1時間経過したビールとどちらがお好きですか?
ある意味温泉も同じことが言えます。

もちろん温泉の楽しみ方は人それぞれで、どれが正しいとかもございません。
自分なりの楽しみ方で癒されて下さい。

ただ、ここの湯に浸かり、目を閉じて、ゆっくりと呼吸をし、湯に身を委ねてみてみれば、きっと貴方の全ての細胞が幸せだ〜っと感じることでしょう。

さらに「湯触り・浴感」はとても柔らかく、ぬるすべ感が結構感じられます。
ゆえ、角質を軟化、乳化する美肌の湯と言っても決して過言ではないと思われますので、湯上がり後は肌表面が乾燥しやすい状態になっていると思われます。
よって、特に女性の方は保湿を忘れずに。

新鮮この上ない温泉(湯)を味わって下さいませ

こちらの温泉分析書は新しいものが無く、昭和40年のものを拝見。
ゆえ、現在の泉質と少々異なっている可能性はありますが、間違いなく素晴らしい温泉(お湯)です。

アルカリ性の硫黄泉特有の「ゆでたまご臭」がプンプン香っています。
そして、温度もぬるめなので長湯ができます。
ぬるいといっても温まるレベルですのでご安心を。

「露天風呂は無いのかぁ〜」「なんか風情がなぁ〜」なんて思ってる方にこそ訪れてほしいです。
きっと「生きてる温泉ってこんなにも気持ちが良いんだ!」って気付くきっかけになって頂けるのではと思います。

夏山温泉「もみじや」は大阪の隣の和歌山県ですが、和歌山県のほぼ南端ゆえ、関西都心部から決して近いとは言い難いですが、一度は是非訪れて頂きたい関西の「知る人ぞ知る名湯」です。


【施設名】夏山温泉 もみじや
【住所】〒649-5336 和歌山県東牟婁郡那智勝浦町大字湯川夏山3830
【電話】0735-52-0409
【立ち寄り湯】15:00〜19:30 300円

◆温泉について
【泉質】単純硫黄泉
【湯の使い方】源泉かけ流し(加温なし・加水なし・消毒無し)
【pH】?(私の経験上、推測ですが「アルカリ性」)
【泉温】41度(体感としては39度〜40度ぐらいです)

掲載内容は執筆時点のものです。 2013/11/09 訪問

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