城下町「金沢」の魅力が凝縮された主計町〜ひがし茶屋街巡り

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Mayumi Iwasakiのプロフィール写真 Mayumi Iwasaki シドニー在住フォトライター、インテリアデザイナー

その美しい街並みから「小京都」と言われる歴史ある街・金沢。浅野川沿いに広がる「主計町(かずえまち)」から、風情ある古い石畳の道や町家が並ぶ「ひがし茶屋街」まで、まるでタイムスリップしたような金沢の象徴的な街並みをお散歩してみましょう。

趣ある主計町(かずえまち)からスタート

趣ある主計町(かずえまち)からスタート

写真:Mayumi Iwasaki

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金沢駅からバスで10分ほど、徒歩でも20分程度で行くことができる主計町からスタートしましょう。

「主計町(かずえまち)」という名前は、元々加賀藩士「富田主計(とだかずえ)」の屋敷があったことからその名が付いていて、その独特の町名は1999年に旧町名が復活したものです。金沢市内にある浅野川沿いに広がっていて、狭く入り組んだ路地や高さの揃った町家(茶屋)建築が、独特の風情を醸し出しています。

趣ある主計町(かずえまち)からスタート

写真:Mayumi Iwasaki

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お昼間は比較的ひっそりしていますが、日が暮れると共にガス灯に火が灯り、情緒ある三味線や太鼓の音が聞こえてきます。今では数店舗しか茶屋は営業していませんが、隠れ家的な小料理屋やバーなどもある玄人好みの雰囲気が漂う町です。

趣ある主計町(かずえまち)からスタート

写真:Mayumi Iwasaki

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「暗がり坂」と呼ばれるこの坂は、明治の文豪・泉鏡花ゆかりの神社と言われている「久保市乙剣宮(くぼいちおとつるぎぐう)」に繋がる階段です。その昔、人知れず芸妓さんに会いに行く時に使われたとも言われており、お昼間でも薄暗く独特の雰囲気があります。「雨の街」と言われる金沢らしさを体感できる、雨が絵になる美しい街並みです。 

人気観光スポットの東山ひがし茶屋街へ

人気観光スポットの東山ひがし茶屋街へ

写真:Mayumi Iwasaki

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主計町から浅野川を渡って徒歩5分ほどの場所にあるのが、金沢最大の茶屋街「ひがし茶屋街」です。歴史的な茶屋建築が立ち並ぶこのエリア一帯は、金沢有数の観光名所となっています。

ガイドブックだけでなくSNSなどでもよく目にする、石畳の道がまっすぐ続くメインストリートの両脇には、木虫籠(キムスコ)と呼ばれる美しい出格子のある町家が並び、まるでタイムスリップしたようです。

人気観光スポットの東山ひがし茶屋街へ

写真:Mayumi Iwasaki

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女性達(時にはカップルや男性も)がカラフルな着物を着て町を闊歩している様子は、外国人観光客だけでなくても撮影したくなるほどフォトジェニックです。着物が映える街並みなので、ウェディングフォトを撮影しているカップルもよく見かけます。

人気観光スポットの東山ひがし茶屋街へ

写真:Mayumi Iwasaki

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有名なメインストリートは歩くとあっという間なので、是非裏通りや脇の小道も散策してみましょう。

こちらの経田屋米店はメインストリートから一本浅野川側に入った通り沿いにある金沢で最も古いお米屋さんの一つで、建物は金沢市の指定保存建造物になっています。商品名が大きく描かれた暖簾がとても可愛く、ちょっと裏に入るだけでこんな独特の趣がある建物に出会えます。

金沢ひがし廊「志摩」で茶屋文化を探る

金沢ひがし廊「志摩」で茶屋文化を探る

写真:Mayumi Iwasaki

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ひがし茶屋のメインストリート中盤にあるのが、元々お茶屋さんだった「志摩」です。文政三年(1820年)に建てられた建物は国指定重要文化財にもなっており、現在は一般公開されています。

金沢ひがし廊「志摩」で茶屋文化を探る

写真:Mayumi Iwasaki

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お茶屋は芸妓さんが琴や三味線、歌を披露し、客をもてなす場だったまさに「大人の社交場」だった場所。琴や太鼓など華やかな調度品や内装が、江戸時代からそのまま手を加えることなく残っています。見学中に流れている三味線や歌の音色を聴いていると、当時の雰囲気を存分に肌で感じることができます。

金沢ひがし廊「志摩」で茶屋文化を探る

写真:Mayumi Iwasaki

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館内の入場料は大人500円ですが、お抹茶と生菓子(700円)を付けることもできます。館内を見学した後はお茶室「寒村庵」で、よく手入れされた茶庭を眺めながら温かい抹茶と美しい和菓子をいただくのがオススメです。

残念ながら館内は写真撮影禁止です(コンデジ、携帯電話での撮影は可能)。ただ写真撮影に興じるのもいいですが、この場の雰囲気を体感して、心の中にしっかり焼き付けるのもいいですね。

<志摩の基本情報>
住所:石川県金沢市東山1-13-21
電話番号:076-252-5675
営業時間:9:00〜18:00
冬期(12月-2月)9:00〜17:00
定休日:無休
アクセス:ひがし茶屋のメインストリート沿い

「東山ギャラリー・エッジ」で金沢土産をゲット

「東山ギャラリー・エッジ」で金沢土産をゲット

写真:Mayumi Iwasaki

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「志摩」があるメインストリートの一本脇の通り沿いにあるのが、セレクトショップの「東山ギャラリー・エッジ」です。蔵付きの町屋をリノベーションして作られたこちらのお店は、界隈景観賞を受賞しています。

「東山ギャラリー・エッジ」で金沢土産をゲット

写真:Mayumi Iwasaki

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使い込まれて味のある梁や柱は以前のものをそのまま残し、広くはありませんが蔵独特の高さのある吹き抜け空間はダイナミックささえ感じます。写真やアート、盆栽などの作品が並べられており、まさにギャラリーのような雰囲気です。

「東山ギャラリー・エッジ」で金沢土産をゲット

写真:Mayumi Iwasaki

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扱っている商品のセレクションは北陸のものづくりにフォーカスし、デザイナーものやギャラリーとのコラボレーション商品などが並んでいます。加賀銘菓である落雁の老舗「諸江屋」とのコラボ商品「彩格子」は、ひがし茶屋建築で見られる出格子にインスパイアされたもの。その色合いといい、フレーバーといい、金沢らしい伝統的な文化も感じつつ、現代的なセンスも兼ね備えた一味違ったセレクションです。

お土産にはもちろんですが、是非大切な方へのプレゼントなどにいかがでしょうか。

<東山ギャラリーエッジの基本情報>
住所:石川県金沢市東山1-13-7
電話番号:076-282-9909
営業時間:10:00〜17:00
定休日:無休
アクセス:ひがし茶屋メインストリートの北側一つ隣の通り沿い

金沢らしい歴史ある街並みを散策

北陸新幹線が開通したことで、今まで以上に観光地として注目されている金沢。金沢21世紀美術館や金箔入りソフトクリームなどポップな魅力も多く紹介されていますが、せっかく金沢を訪れたのなら、まるで時間が止まったかのような歴史と趣ある街並みを散策してみてはいかがでしょうか。

2019年4月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2019/02/20 訪問

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