安いだけじゃない!長野のぬる湯「沓掛温泉 叶屋旅館」の魅力とは

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浮き草 ゆきんこのプロフィール写真 浮き草 ゆきんこ トラベルライター、プチプラ旅専門家、LCC弾丸トラベラー

長野県のちょうど真ん中、青木村にある沓掛温泉。美しい田園風景を抜けた先、秘湯と呼ぶにふさわしいこじんまりとした温泉街に、叶屋旅館があります。古き良き日本家屋を残した湯治宿の源泉かけ流しの贅沢なお湯につかっていると、時が止まったかのような気分に。湯治宿ならではのリーズナブル価格と泉質の魅力はもちろん、アットホームな雰囲気がとても心地よい宿なんです。

美しい田園と山に囲まれた湯治宿 沓掛温泉 叶屋旅館

美しい田園と山に囲まれた湯治宿 沓掛温泉 叶屋旅館

写真:浮き草 ゆきんこ

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長野県松本市と上田市の間にある沓掛温泉を知っていますか?開湯は平安時代と古いものの、山間にあることや、こじんまりとした温泉街ということもあり、それほど有名な温泉ではありません。しかし、温泉マニアの間では知られた存在で、湯治場として、根強い人気があります。

美しい田園と山に囲まれた湯治宿 沓掛温泉 叶屋旅館

写真:浮き草 ゆきんこ

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温泉街の一番奥にある叶屋旅館は、湯治宿として長年沓掛温泉を支えてきた宿。経年劣化してきた旅館を、沓掛温泉にほれ込み移住してきた夫婦が受け継ぎ、2019年4月にリニューアルオープンしました。

美しい田園と山に囲まれた湯治宿 沓掛温泉 叶屋旅館

写真:浮き草 ゆきんこ

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すべて手作りで修復した館内は、アットホームな雰囲気ながらも、オーナー夫婦のおもてなしの心が随所に感じられる居心地のいい空間。歴史あるもの、使えるものはそのまま使いたいという思いから、いたるところで、昔の面影を感じることができます。

たとえば、1階のフロントからお風呂場に行く通路には、以前の玄関を思わせる格子と看板があります。夜には、通路沿いにランプが灯り、幻想的な雰囲気に。悠然としたロマンを醸し出している調度品や格子といった建物を彩るものなど、随所にセンスが光ります。

いつどこにいても和みくつろげる素朴な空間

いつどこにいても和みくつろげる素朴な空間

写真:浮き草 ゆきんこ

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うなぎの寝床のように奥に長い作りの館内は、歩くたびに気になるものがあり、探検をしているような気分に。2階奥にある共同スペースのリビングルームは、ふすまや障子、床の間など古き良き日本を感じられる場所。長野県内の観光ガイドのほか、沓掛温泉周辺情報も置いてあるので、座椅子に体をあずけ、旅のプランを練ってみてはいかがでしょうか。

緑茶や煎茶、コーヒー、紅茶など、フリードリンクも充実しているのがうれしいですね。

いつどこにいても和みくつろげる素朴な空間

写真:浮き草 ゆきんこ

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リビングルームの中で見逃せないのが、一番奥、フリードリンクが置いてある場所の丸窓。リーズナブルな宿泊費ながら、格式の高い旅館に泊まっているような雰囲気を感じることができます。

いつどこにいても和みくつろげる素朴な空間

写真:浮き草 ゆきんこ

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1階奥にある本棚には、上田市の歴史から文庫本、漫画までよりどりみどり。リビングルーム、もしくは、部屋に持っていって、寝転がりながら読むのも楽しいですね。読み終わったら本棚に戻すのをお忘れなく。

1階相部屋の衝立がおしゃれ!2階は個室使用

1階相部屋の衝立がおしゃれ!2階は個室使用

写真:浮き草 ゆきんこ

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湯治宿らしいリーズナブルな価格が魅力の叶屋旅館には、1階の相部屋と2階の個室があります。相部屋は、3〜4人用と、2〜3人用の2部屋。それぞれ、衝立で仕切ります。

1階相部屋の衝立がおしゃれ!2階は個室使用

写真:浮き草 ゆきんこ

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2〜3人の相部屋で使われている衝立がとってもおしゃれ!扉になっており、開け閉めすることができるんです。

2〜3人の相部屋をカップルで個室として、利用することも可能。まだ夜を共にするのは恥ずかしいなというカップル、寝るときは仕切りをつけてプライベート空間を作りたいといった女子旅をお考えの人は、この衝立を使ってみてはいかがでしょうか?

ただし、隣の3〜4人部屋とは、ふすまで仕切られているだけの簡易なものなので、ご注意を。

1階相部屋の衝立がおしゃれ!2階は個室使用

写真:浮き草 ゆきんこ

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2階は、6畳、7.5畳、2間続きの13畳と、人数によって選ぶことができます。どの部屋も、和を感じられる風情のある部屋ばかり。鏡台、テーブル、ライトなど、さりげなく置かれた調度品に触れるだけで和みくつろげます。

夕食はお隣の食事処「千楽」がおすすめ

夕食はお隣の食事処「千楽」がおすすめ

写真:浮き草 ゆきんこ

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湯治宿のため、自炊が基本。キッチンには、フライパンや鍋などの調理器具のほか、炊飯器や電子レンジ、各種調味料も完備され、食材さえ持ち込めば、なんでも作れます。蛇口は水道水と、なんと温泉の2つ。飲泉ではないため、食器を洗うときなどに使いましょう。なめからな肌触りとほんのり温かい温泉は、洗い物をしていても手にやさしい感じがします。

夕食はお隣の食事処「千楽」がおすすめ

写真:浮き草 ゆきんこ

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せっかくの旅先、その土地ならではのものを食べたいという人は、宿の隣にある居酒屋兼食事処「千楽」でいただく夕食プランがおすすめ。信州ならではの旬の食材を使った素朴な定食は、まさにおふくろの味。春に食べられる山菜の天ぷらの大きさと食感には驚きを隠せません!

源泉かけ流しのお風呂は貸し切りでゆっくりと

源泉かけ流しのお風呂は貸し切りでゆっくりと

写真:浮き草 ゆきんこ

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2つある内風呂は、どちらも貸し切り。受付にあるボードに、1時間単位で予約ができます。浴槽はこじんまりとしているものの、やわらかな肌触りの湯とほのかな硫黄の香りにほっと一息。36度前後のぬる湯温泉のため、冬は加温していますが、夏は加水、加温、循環なしの湧き立てほやほやの温泉が楽しめます。冬の温泉もいいですが、ぬる湯の沓掛温泉は夏こそ楽しみたい温泉です。

源泉かけ流しのお風呂は貸し切りでゆっくりと

写真:浮き草 ゆきんこ

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2つの内風呂とも予約でいっぱい!そんなときは、隣にある公衆浴場「小倉乃湯」へ。2つある内風呂ともに、源泉かけ流しで、一つは加温して適温に、一つは源泉の温度そのままの湯に浸かれます。体が温かくなってきたら、ぬる湯に、ちょっと温まりたくなってきたら、加温風呂に。これを繰り返していると、気持ちいい汗と爽快感を味わえます。

源泉かけ流しのお風呂は貸し切りでゆっくりと

写真:浮き草 ゆきんこ

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旅館と小倉乃湯の間に、何やら足湯のような掘立小屋があります。ここはなんと洗濯場。温泉で洗濯?においそう、さっぱりしなさそう!と思いがちですが、実はここの温泉で洗濯をすると漂白剤いらずの、真っ白仕上がりが実現できるのだそう。気になる人は、小倉乃湯で150円を支払い、洋服を洗濯してみてください。

洗濯だけでなく、春であれば、たくさんのもみ(稲の種)が入った袋を温泉につけているのが見られます。温泉につけることで、発芽が早くなるのだそう。そのほか、野沢菜を洗ったり、渋柿をつけたりと、信州の季節の風物詩を見ることができます。

古き良き日本の旅館を肌で感じられる沓掛温泉 叶屋旅館

こじんまりとした沓掛温泉街は、人通りも多くなく、ゆっくりと滞在できる昔ながらの湯治場です。おしゃれなカフェやお土産屋はないけれど、豊かな自然と源泉かけ流しの温泉、信州の山の幸は盛りだくさん!

そんな素朴な温泉街にある叶屋旅館も、華美なものは一切ないものの、館内のどこにいても和みくつろげる空間が気持ちいい宿。自然の音だけが感じられる中で、感覚的な心地よさを味わってみてください。

2019年5月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

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掲載内容は執筆時点のものです。

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