見てこの海の青!フィリピン・シアルガオ島で絶景アイランドホッピング

見てこの海の青!フィリピン・シアルガオ島で絶景アイランドホッピング

更新日:2019/04/23 11:18

Mayumi Kawaiのプロフィール写真 Mayumi Kawai 絶景ハンター、トラベルライター、自称ミステリーハンター
世界の海好きやローカルの間では有名でも、日本人には今ひとつなじみが薄い島が数多く存在するフィリピン。ミンダナオ北東部に浮かぶシアルガオ島もその一つ。

サーファーにとって聖地と崇められるこの島では、目の覚めるようなブルーオーシャンとビーチ、ホワイトサンドバーに無人島まで楽しめるアイランドホッピングが大人気のアクティビティ。ぜひ、次のフィリピン旅の候補地にいかがですか?

サーフィンの聖地!フィリピン南部のシアルガオ島とは

サーフィンの聖地!フィリピン南部のシアルガオ島とは

写真:Mayumi Kawai

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フィリピン第二の大きさを誇るミンダナオ島。そのミンダナオ島北東部に浮かぶのが今回ご紹介するシアルガオ(Siargao)島です。日本の種子島ほどの大きさのこの島は、実は世界の波乗りたちを魅了してやまないサーフィンの聖地なのです。

サーフィンの聖地!フィリピン南部のシアルガオ島とは

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サーファーを魅了するシアルガオ島の波は「クラウド・ナイン(Cloud9)」と呼ばれるチューブ状が特徴で、その地形上、基本的に一年中サーフィンが楽しめるといわれています。またレンタルのサーフボードやプロのインストラクター常駐などサーフィン環境も充実。安くて気軽にサーフィンが楽しめるとあって、レベルに関係なく幅広い世代から人気を集めています。

毎年9月にはサーフィンの国際大会も開催されているシアルガオ島。シアルガオ島=サーフィンの聖地というイメージが確立していますが、実はもう一つの観光の目玉にアイランドホッピングがあるんです。

サーフィンの聖地!フィリピン南部のシアルガオ島とは

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見てください!この目のさめるような海の青!美しい海は幾多あれど、こんな色の海はあまり見たことがありません。こんな海をひたすら眺めながら、近隣に浮かぶ3つの島のアイランドホッピングを楽しみます。

1島目:小さな小さな無人島・グヤム島

1島目:小さな小さな無人島・グヤム島

写真:Mayumi Kawai

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シアルガオ島の繁華街、へネラル・ルナ(General Luna)のビーチからバンカーボートでおよそ20分、はじめに到着するのがグヤム(Guyam)島です。「グヤム」とは現地語で「アリ」を表し、“アリほどに小さな島”という意味。文字通り、徒歩15分もあれば島一周できてしまうほどの小さな島で、白砂のビーチにヤシの木々が立ち並ぶ、絵に描いたような無人島です。

1島目:小さな小さな無人島・グヤム島

写真:Mayumi Kawai

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島は白砂のビーチと岩礁に覆われたビーチに分かれます。波が穏やかで遠浅なのでお子様でも安心。簡易的なバンガローやお手洗いなどは完備していますが、ショップなどはありません。島での滞在はおよそ1時間で、日光浴やシュノーケリング、ビーチバレーなどで過ごす人もいればハンモックでまどろむ人もいます。

1島目:小さな小さな無人島・グヤム島

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ヤシに吊るされた籐の椅子に座って、ただ静かに海を眺めたり、ゆったり読書したりと、そんな時間も贅沢ですね。

2島目:小さなホワイトサンドバー・ネイキッド・アイランド

2島目:小さなホワイトサンドバー・ネイキッド・アイランド

写真:Mayumi Kawai

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グヤム島からさらに20分、次の島はネイキッド・アイランド(Naked Island)です。「ネイキッド(ありのままの、裸の)」という名の通り、全長150mほどのホワイトサンドバーにはビーチ以外何もありません。

2島目:小さなホワイトサンドバー・ネイキッド・アイランド

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ここでの滞在時間はおよそ40分。照りつける陽射しを遮るものは何もないため、日焼け対策は万全にしましょう。どこからか流れ着いたココヤシが芽を出しています。

2島目:小さなホワイトサンドバー・ネイキッド・アイランド

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ネイキッド・アイランドのビーチは限りなく透明なブルー。「天国にいちばん近い島」といっても過言でもないほど美しい光景に目を奪われます。

3島目:3島の中で最大かつ唯一の有人島・ダク島

3島目:3島の中で最大かつ唯一の有人島・ダク島

写真:Mayumi Kawai

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ネイキッド・アイランドから15分ほど離れた場所に浮かぶのは「ダク(Daku)島」。この島は、3島のうちで最大であり、唯一の有人島です。「ダク」は現地語で「大きい」を意味し、全長約2.3kmほどで、島の半分は観光客向けのビーチエリア、残り半分は小学校や集会所などもそろう島民の居住区となっています。

3島目:3島の中で最大かつ唯一の有人島・ダク島

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3島のうちでもっとも整備されたこの島には小さな商店があるほかコテージ(有料)が並べられ、食材持込みでバーベキューを楽しむことも可能です。陸ではビーチバレーやフリスビー、自転車で島をサイクリングしたり、海ではサーフィン、シュノーケリング、ダイビング、カヤック、バナナボートなど豊富なマリンアクティビティも用意されています。

3島目:3島の中で最大かつ唯一の有人島・ダク島

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ダク島での滞在時間はたっぷり2時間。ランチを済ませたらあとは皆思い思いに島を満喫します。シュノーケルのセットなどはツアー会社が用意していることが多いので必要に応じてガイドに尋ねてみましょう。

アイランドホッピングツアーを申し込むには

アイランドホッピングツアーを申し込むには

写真:Mayumi Kawai

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アイランドホッピングツアーは旅行代理店を通す場合もあれば宿主催のものもあります。内容はほぼ同じなので申込みやすい方を選びましょう。ご自身の滞在先にツアーデスクがない場合は、ヘネラル・ルーナの大通りにある「ブラーボ・ビーチリゾート(Bravo Beach Resort)」での申込みが便利です。リンクは関連MEMOをご参照ください。

10人以上の日帰りツアーで料金は一人1,200ペソ、これにはランチと英語ガイド、各島の入島料を含みます。なお、料金相場はおおむね1,000〜2,000ペソと言われているため申込みの際にしっかり確認しましょう。

アイランドホッピングツアーを申し込むには

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ツアーで用意されるランチはフィリピン伝統料理やフルーツのフルコース。美しい海やビーチに癒やされ、おまけに美味しい料理まで堪能できて、お値段以上の体験を得られることは間違いないでしょう。

今はサーファーや欧米のバックパッカーに人気が高いシアルガオ島。ビーチリゾートやレストランなど建設ラッシュで今なお観光地化が進んでいます。いずれボラカイ島並に人気に火がつくのは時間の問題。ぜひ、人が少ないうちにフィリピン旅で訪れてみるのはいかがですか。

シアルガオ(Siargao)島の基本情報

住所:General Luna, Siargao Island, Surigao del Norte
アクセス:マニラからシアルガオ空港まで飛行機で約2時間半、セブからは約1時間のフライト。シアルガオ空港からは相乗りミニバンで所要約45分、バイクタクシーも約50分

2019年4月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2019/04/02 訪問

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