写真:麻田 ユウミ
地図を見る羅東林業文化園区はかつて羅東の繁栄を築いたとされる場所。広い園内には大きな貯木池を中心に駅や日本家屋、レトロなSL列車が展示されています。園内に足を踏み入れると、昭和初期の懐かしい日本の風景が目の前に広がります。まるで映画の撮影セットのように整備された園内は、緑も多く癒しの空間になっています。
写真:麻田 ユウミ
地図を見る園内の日本家屋は当時の宿舎や工場だったもので、現在は資料館に。台湾の林業の歴史や羅東に生息する動植物についての資料や、日本との繋がりが残る多くの写真が展示された学べる空間になっています。
写真:麻田 ユウミ
地図を見るまた、園内には当時使われていた様々な施設も残っています。こちらは林場や鉄道を守った要塞。木材を安全に運ぶことができるように建てられたものです。
写真:麻田 ユウミ
地図を見る羅東林業文化園区のシンボルは竹林駅。かつて木材を運ぶために使われていた羅東森林鉄路の駅が復元されています。もともと駅ができる前は竹林だったことからこの駅名になりました。駅は全てヒノキで作られた日本式建築になっています。
写真:麻田 ユウミ
地図を見る駅の中は切符売り場と待合室を模したインフォメーションに。中では太平山林場の歴史のビデオが流れ、羅東森林鉄路の路線図やかつての駅の写真が飾られています。
写真:麻田 ユウミ
地図を見る駅の裏側はドリンク等が売られているショップも併設。テラス席でヒノキの香りと緑に囲まれながらの休憩は、とってもリラックスできますよ。
写真:麻田 ユウミ
地図を見る竹林駅の周りにはかつて木材を運んでいたSL列車が展示されていて、実際にどのように運んでいたのかがわかります。今では見ることができないレトロな列車は、鉄道ファンはもちろん、子供から大人まで楽しむことができる必見スポット。
写真:麻田 ユウミ
地図を見る列車の中は休憩ができるスペースになっていて、ドリンクも持ち込みOK!レトロな車内は周りの風景とマッチして、まるで今にも動き出しそう!まるで当時の乗客になったかのような気分になりますよ。
写真:麻田 ユウミ
地図を見るもちろん線路の跡も残っており、線路上を歩くことができます。かつては太平山林場から竹林駅までの36.48kmの道のりを走っていたSL列車。突き当りには陸上の貯木場も見ることができます。
写真:麻田 ユウミ
地図を見る駅舎の周りには日本統治時代の建物をそのまま利用した資料館があります。元女子独身宿舎を改装した森活館は、ヒノキを使った家具やお風呂等を展示。昔懐かしい日本の家のようで落ち着く空間です。
写真:麻田 ユウミ
地図を見る森産館では林業の歴史が紹介されています。伐木された木材がどのように運ばれ、貯木されたのかを見ることができます。伐木に使われたノコギリの展示や、木材を運ぶための駅やケーブルカー等のジオラマ模型等、わかりやすい展示が特徴です。
写真:麻田 ユウミ
地図を見るまた森動館では羅東の自然について紹介され、かつての林業の中心だった場所は、今ではたくさんの動植物に囲まれているのがわかります。敷地内にある日本庭園も必見ですよ。
写真:麻田 ユウミ
地図を見る太平山から運ばれてきた木々は広い貯木池で保存されていました。今でも池から木材が顔を出し、当時の面影を残します。今は様々な鳥たちが訪れ、バードウオッチングを楽しむことができる、鳥も人も憩いの場となっています。
写真:麻田 ユウミ
地図を見る池の周りは遊歩道が完備され、自然の中をゆったりと散歩するのにも最適。のんびり歩いているだけで、都会の忙しさに疲れた体をゆっくりと癒してくれます。
日本と台湾の関わり、林業についてを学ぶことができ、自然も多く癒される「羅東林業文化園区」は一石二鳥スポット。ついつい長居しちゃいますよ!
住所:宜蘭県羅東鎮中正北路118号
電話番号:+886-3-954-5114
営業時間:8:00〜17:00
アクセス:台北駅から羅東駅まで高速バスで約1時間、羅東駅から徒歩約10分
2019年4月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
トラベルjpで250社の旅行をまとめて比較!
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索
(2024/12/3更新)
- 広告 -