写真:土庄 雄平
地図を見る北海道の道央南部にあたる千歳市からニセコ町までの広い一帯には、蝦夷富士と呼ばれる羊蹄山をはじめとして、有珠山や樽前山など火山群が形成されており、そのため広範囲にわたって独特な地形が数多く見られます。今回紹介する「洞爺カルデラ」もその一つです。
提供元:洞爺湖町 フォトギャラリー
http://www.town.toyako.hokkaido.jp/tourism/gallery…約11万年前,現在洞爺湖のある場所で巨大噴火(大規模火砕流噴火)が起こり、地下のマグマが短時間に大量に放出された結果,マグマ溜まりが空洞化して大きな陥没地形ができました。これこそ「洞爺カルデラ」で、そこに水が溜まってできたのが現在の「洞爺湖」になります。
提供元:洞爺湖有珠山ジオパーク フォトギャラリー
http://www.toya-usu-geopark.org/photo日本で9番目に広い面積を誇るこの湖の湖畔には、洞爺湖温泉が湧き、湖の中心にある中島へのクルーズや有珠山観光が人気で、洞爺湖一帯は、北海道有数の観光地になっています。湖の周囲を一周する「洞爺湖ぐるっと一周線」からみる「洞爺湖八景」も見所です。
写真:土庄 雄平
地図を見るそんな風光明媚な「洞爺湖」で、ぜひ一度体験してほしいのが「キャンプ」です。なぜなら湖畔で寝泊まりするという時間がプレミアムですし、なにより洞爺湖の自然をダイレクトに感じられるからです。
写真:土庄 雄平
地図を見るキャンプ場は数多くありますが、ホテル街から一番離れた「洞爺水辺の里 財田キャンプ場」がおすすめ!一泊1000円程と良心的な価格ですし、他のキャンプ場に比べて人が少なく、ゆったり自然と触れ合うことができますよ。また、家族向けのプライベートサイトも2000円〜3000円とリーズナブルで、テント用品やバーベキューセットなどレンタルが充実している点も大きいです!
写真:土庄 雄平
地図を見る静かな湖畔の芝生の上で、明りを灯して寝転がる時間は極上のひとときです。洞爺湖一帯は、6月〜9月には平均気温が15度ほどと暑い夏にも涼しい地域。なので、快適な環境でキャンプを楽しむことができます!少し寒い場合には、毛布も借りられるので安心ですね。
写真:土庄 雄平
地図を見るそんな洞爺湖の自然を感じるキャンプですが、実は翌朝がその醍醐味です。鳥のさえずりで目が覚め、テントを出て湖の方へ散歩をしてみれば、その意味が分かるはず!目の前には、広大な湖面全体に、空と島が思いっきり映し出されます。まるで「ウユニ塩湖」を彷彿とさせる景色に驚くでしょう!日本離れした絶景です。
またキャンプ場の周囲には、他にも水鏡を満喫できるスポットがあるので、一緒に巡ってみてください!まずは「洞爺湖ぐるっと一周線」からみる景色。名前通り、湖を一周する道路なので、走れば走るほど水鏡の写り方が変わります。ドライブやサイクリングしながら湖を眺めてみれば、まるで万華鏡のよう!
写真:土庄 雄平
地図を見るそして湖の南東部にある「壮瞥公園展望台」を抜きには洞爺湖の景色は語れないでしょう。「一番美しく洞爺湖を見られる」とも称えられるスポットです。「洞爺湖ぐるっと一周線」から50mほど標高を上げた高台からは、広大な洞爺湖が広がり、湖面は宝石のように照り返ります。これが筆舌に尽くしがたい圧倒的な絶景です!また、有珠山、天気が良ければ羊蹄山まで望むことができ、この一帯独特の火山地形を把握できるのもポイント。
写真:土庄 雄平
地図を見る日本最大級のカルデラ湖「洞爺湖」。そこには地球の火山活動でもたらされたスケール感ある世界観が広がり、美しい自然が根付いています。そんなこの場所の情緒をダイレクトに味わうツールとして最適なのが「キャンプ」ではないでしょうか?
空気や音、目の前に現れる景色、その中で過ごす時間すべてが極上のひとときです。そして翌朝起きてから、洞爺湖が魅せる水鏡を巡れば、きっと忘れられない旅になること間違いなし!
住所:北海道虻田郡洞爺湖町財田6
電話番号:0142-82-5777
アクセス:洞爺湖ビジターセンターから車で30分、伊達市・豊浦町から車で1時間
2019年4月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/3/19更新)
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