セブ島観光で行きたい「サントニーニョ教会」の見どころ

セブ島観光で行きたい「サントニーニョ教会」の見どころ

更新日:2019/05/05 10:25

セブ島といえば綺麗なビーチを思い浮かべる方が多いと思いますが、今回は海に飽きてしまった人、ちょっと人とは違うような観光地に行ってみたい人にもってこいの「サントニーニョ教会」を紹介します。こちらではフィリピンのキリスト教文化を肌で感じることができます。

なぜフィリピンに教会があるの?

なぜフィリピンに教会があるの?
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フィリピンに教会があるのを不思議に思う方もいるかもしれませんが、それはスペインの影響です。16世紀、フィリピンはスペインによる植民地支配を受けていました。それによりフィリピン人のおよそ9割の信仰はカトリックになっています。今でも毎週日曜日は、教会へお祈りへ行く習慣が残っています。混雑が予想されるため、サントニーニョ教会へ参拝に行く場合は、日曜日以外の日に行くことをお勧めします。

なぜフィリピンに教会があるの?
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こちらの教会は1565年、スペイン統治下で造られたフィリピン最古の教会です。スペインの探検家マゼランがファナ女王に贈った幼い頃のイエスの像であるサント・ニーニョ像が納められており、この像は戦火の中でも無傷だったことからセブの守護神として崇拝されるようになっています。現在でも、地元の方がお祈りをしている姿が見られます。

大聖堂は厳粛な空気。綺麗なシャンデリアを見よう

大聖堂は厳粛な空気。綺麗なシャンデリアを見よう
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教会に入るとまず目に入るのが大聖堂です。ここでは、セブに住んでいるローカルたちがお祈りをしている姿を見学することができます。神聖な雰囲気と、豪華なシャンデリアやステンドグラス、綺麗な壁画たちはまるでヨーロッパにいるかのように感じさせます。

教会へ入る際には露出度の多い服装を避け、お祈りの妨げにならないようにするのがマナーです。また、教会付近の治安はあまり良くないため、高価なものは持ち歩かない、または厳重に管理するようにしましょう。

大聖堂は厳粛な空気。綺麗なシャンデリアを見よう
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こちらは中庭の噴水の写真です。教会内とはうって変わり、リラックスできるような場所になっています。

いよいよ「サントニーニョ」の見物へ

いよいよ「サントニーニョ」の見物へ
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中庭を抜けると、サントニーニョが飾ってある礼拝所に行くことができます。サントニーニョは一見すると人形のように見えてしまうかもしれませんが、ローカルたちからは「神」と称されるものなので、間違っても飾ってある場所で、大声を出したり、ガラスを叩いたりはしてはいけません。また、写真撮影も禁止なので注意しましょう。

時間があればサン・ぺドロ要塞も見学!

時間があればサン・ぺドロ要塞も見学!
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サントニーニョ教会のすぐ隣にあるのは、サン・ペドロ要塞です。こちらはアメリカ占領時代は兵舎として、日本が占領している時代には捕虜収容所として使われていました。今は公園として使われているため、要塞だったとは思えないのどかな雰囲気を味わうことができます。要塞の中には博物館もあるのでぜひチェックしてみてください。

時間があればサン・ぺドロ要塞も見学!
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こちらは要塞に入ってすぐのところにある写真です。サン・ペドロ要塞の歴史を感じることができます。
なおこちらは、入場料が大人30ペソ、子供・学生20ペソ、シニア24ペソかかるので注意しましょう。

サントニーニョ教会の基本情報

住所:Osmena Boulevard, Cebu City
電話番号:+63-32-255-6697

2019年5月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2019/04/06 訪問

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