済州島「ヨンモリ海岸」は龍伝説が残る奇岩怪石のジオパーク!

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済州島「ヨンモリ海岸」は龍伝説が残る奇岩怪石のジオパーク!

済州島「ヨンモリ海岸」は龍伝説が残る奇岩怪石のジオパーク!

更新日:2019/06/03 11:32

藤谷 ぽきおのプロフィール写真 藤谷 ぽきお アジアLCCトラベラー、トレッキング愛好家、アウトドアコーディネーター

韓国・南西部に位置する済州島は、火山と流れ出た溶岩流が作った景観が評価され、世界自然遺産として登録されています。また、その地質学的に優れ、学術的にも価値があるとしてジオパークにも認定されているエリアが多くあります。その1つであるヨンモリ海岸は、海岸線にまで至った溶岩流が、長期間に渡り侵食されてできた海岸地形です。周辺のパーク、歩くことができる海岸線の散策路、そこで見られる奇岩怪石などご紹介します。

溶岩流が作った海岸線がジオパークに!

溶岩流が作った海岸線がジオパークに!

写真:藤谷 ぽきお

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ヨンモリ海岸と周辺エリアは済州島の南西部に位置し、バスターミナルや市街地からは市外バス251番で約1時間15分程かかります。

その特異な地形から世界ジオパークにも認定されており、研究者にとっても、観光客にとっても、地球の成り立ちなどが学習できる貴重な場になっています。

周辺には噴火によって溶岩流の流れ出した「山房山」やオランダの商船が漂着した跡に作られた「ハメル商船展示館」などもあり一日楽しめるエリアです。

*「山房山」については下記の関連MEMO参照

原寸大の船のレプリカがそのまま博物館に?

原寸大の船のレプリカがそのまま博物館に?

写真:藤谷 ぽきお

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バス停から海岸線を眺めると、巨大な商船が目に入ってきます。徒歩で約10分程坂を下ると、その巨大な商船に辿り着きます。

1653年に、オランダ人のハメル氏が商船スペルウェール号に乗って日本に向かう途中、台風に遭遇し済州島に漂着。これをきっかけに龍頭海岸にハメル記念碑と展示館が設置されました。原寸大の船のレプリカがそのまま展示館となっています。

原寸大の船のレプリカがそのまま博物館に?

写真:藤谷 ぽきお

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ハメル氏の銅像が長椅子と共に作られています。イスに座れば一緒に写真撮影も可能です。

原寸大の船のレプリカがそのまま博物館に?

写真:藤谷 ぽきお

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商船レプリカのすぐ横には、大砲かと見間違う穴が開いた石の筒の展示があります。これは溶岩流が流れた時に閉じ込められた巨木が、その後焼けて灰となり、空洞が空いた跡の展示物です。

航海の様子と歴史の展示物

航海の様子と歴史の展示物

写真:藤谷 ぽきお

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商船の展示館の内部は3階構造となっており、入り口は階段で商船の甲板まで上がった所にあります。館内はハメル氏の航海の様子や歴史、漂着までの様子や漂着後の歴史まで、パネルや人形などで展示されています。

航海の様子と歴史の展示物

写真:藤谷 ぽきお

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航海時の過酷な生活の様子なども、人形などを使って説明されています。

航海の様子と歴史の展示物

写真:藤谷 ぽきお

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大嵐に遭い、漂着する様子もジオラマで作られています。ハメル氏の商船漂着後、13年間の朝鮮での生活を記録した「ハメル漂流記」が西洋に紹介され、最初に韓国が世界に知られるようになりました。

<ハメル商船展示館の基本情報>
住所:Sage-ri, Andeok-myeon, Seogwipo, Jeju-do
営業時間:24時間 無休
アクセス:山房山バス停より海岸線へ徒歩約10分

歩ける奇形の海岸線「ヨンモリ海岸」

歩ける奇形の海岸線「ヨンモリ海岸」

写真:藤谷 ぽきお

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ヨンモリ海岸は山房山の山脈の一部で、数千万年の年月をかけて堆積した砂岩層(砂が集まって固まった岩石)が風や波の侵食を受け、複雑で入り組んだ海岸線を構成しています。海岸は細長く海に突き出ており、龍が海に飛び込む姿に似ていることからヨンモリ(龍の頭)海岸と呼ばれています。

歩ける奇形の海岸線「ヨンモリ海岸」

写真:藤谷 ぽきお

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ヨンモリ海岸には二つのコースがあります。第1コースは片道10分、第2コースは片道20分となっています。コースの途中海岸線に沿って歩くところもあり、高さ30〜50mの複雑怪奇な形をした岸壁は下から見上げれば壮観の一言です。

歩ける奇形の海岸線「ヨンモリ海岸」

写真:藤谷 ぽきお

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コース上には商魂たくましい地元の方が、獲れたての貝や魚のお刺身を販売しています。絶景内の露天商です。

ダイナミックな地球の鼓動がそのまま固まった海岸線

ダイナミックな地球の鼓動がそのまま固まった海岸線

写真:藤谷 ぽきお

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海岸線の造形は、約180万年前の海中爆発によって形成された火山礫凝灰岩層で、長さ約600m、高さ約30〜50mの玄武岩礫に水平層理、風化穴、甌穴、海蝕洞穴、垂直節理断崖など地質学的に素晴らしい様々な景観を眺めることができます。

ダイナミックな地球の鼓動がそのまま固まった海岸線

写真:藤谷 ぽきお

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最大50m程の節理断崖の切り立った間を通過することもできます。ダイナミックな地球の鼓動である溶岩流がそのまま固まった壁を触りながら歩いてみましょう。

ヨンモリ海岸の基本情報

住所:Jeju-do, Seogwipo, Andeok-myeon
電話番号:+82-64-794-2940 (山房山管理事務所)
営業時間:9:00〜17:30(最終受付17:00)
休業日:なし ※気象状況・施設点検により変更になる場合あり
入場料:大人2,000ウォン / 子ども1,000ウォン
アクセス:市外バス251番で約1時間15分のバス停「山房山」から海岸線へ徒歩約12分

2019年6月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2019/02/14 訪問

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