ベールを脱いだミャンマーの秘境パアン!洞窟寺院の聖地を行く

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ベールを脱いだミャンマーの秘境パアン!洞窟寺院の聖地を行く

ベールを脱いだミャンマーの秘境パアン!洞窟寺院の聖地を行く

更新日:2019/04/30 20:21

かわい まゆみのプロフィール写真 かわい まゆみ 絶景ハンター、トラベルライター、自称ミステリーハンター
2018年10月から1年の試行期間として日本人はビザ免除となり、グッと身近になったミャンマー。ミャンマーといえば、代名詞的なゴールデンロック、黄金のパゴダに古都バガンなどが有名ですが、今、地方都市パアンが注目されていることをご存知ですか?

近年ようやく外国人にも開放され自由に観光できるようになったカレン州パアン。そのベールに包まれていたパアンの見どころをご紹介します。
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ベールに包まれていた地方都市パアンとは

ベールに包まれていた地方都市パアンとは

写真:かわい まゆみ

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民主化が進展するミャンマー。観光を成長産業として位置づけ、外国人観光客誘致の一環としてASEAN諸国をはじめ、日本および韓国もまた2018年10月より1年の試行期間つきでビザが免除されています。その一方、未だ民族紛争がくすぶる地域では外国人には未開放のエリアが存在し、その一つとしてカレン州(Kayin)パアン(Hpa An)もありました。

パアンは、ほんの数年前までカレン族による民族解放軍と国軍との紛争により外国人の入域は特別許可が必要でしたが、近年ようやく平定され、それに伴い外国人観光客にも開放されるようになったのです。

ベールに包まれていた地方都市パアンとは

提供元:James Antrobus via flickr

https://flic.kr/p/ns1AuL地図を見る

パアンはヤンゴンから東へ約300km、タイとの国境ミャワディ(Myawaddy)とのちょうど中間辺りに位置します。素朴な人々の田舎暮らしが息づき、自然豊かなこのまちにはヤンゴンやバガンとも違った魅力が詰まっています。それでは、これまでベールに包まれていたパアンの主な見どころを見ていきましょう。

パアンといえば洞窟寺院!自然と一体化した仏像・パゴダは必見

パアンといえば洞窟寺院!自然と一体化した仏像・パゴダは必見

写真:かわい まゆみ

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石灰岩でできた山がそびえ立つパアン。その山に生まれた鍾乳洞を生かして洞窟寺院がいくつも築かれています。

こちらはヤテピャン洞窟寺院。全長およそ433mのこの洞窟には、天井の傾斜に合わせた涅槃像や黄金のパゴダが安置され、自然に空いた天井の穴から光が差し込む姿は思わず手を合わせたくなる神々しさ。天井の穴がアングル次第でハート型に見えるのも見どころ。また鍾乳石の壁をよく見ると色彩が施され細かな仏龕(ぶつがん)も刻まれています。

<ヤテピャン洞窟寺院(Yathaypyan Cave)の基本情報>
アクセス:パアン市内から西へ約14km、トゥクトゥクで約30分

パアンといえば洞窟寺院!自然と一体化した仏像・パゴダは必見

写真:かわい まゆみ

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こちらはコーゴン洞窟寺院。入口から洞窟内部まで、ミャンマー独特の仏の坐像や涅槃像、そして壁や天井にはおびただしい数のミニ黄金仏像が敷き詰められています。そこはまるで小宇宙のよう。ちなみに、壁のミニ仏は彫られたものではなく実は奉納者が自ら壁に貼りつけたもので、およそ手が届かない天井高くまでそれは続き、信仰心の厚さが伺えます。

<コーゴン洞窟寺院(Kawgoon Cave)の基本情報>
アクセス:パアン中心から西へ約13km、トゥクトゥクで約25分、ヤテピャン洞窟寺院の道中にあり

パアンといえば洞窟寺院!自然と一体化した仏像・パゴダは必見

写真:かわい まゆみ

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3つ目はサダーン洞窟寺院。全長500mほどの細長い洞窟で、仏像は入口付近に集中し、奥に進むに連れ天井高い鍾乳洞が広がります。近年は洞窟内の遊歩道に照明が設置されたので比較的歩きやすくなっています。洞窟には鍾乳石をパゴダに見立てた聖なる岩が鎮座し、差し込む光で神聖な空気に包まれています。

この洞窟のクライマックスには川が広がっており、船頭による手こぎボートで洞窟をくぐり、田園の水路をすり抜けながら入口まで戻るというちょっとしたアクティビティが用意されています。

<サダーン洞窟寺院(Sadaan Cave)>
アクセス:パアン中心から南へ約25km、トゥクトゥクで約50分
注:ボート川下りは有料

パアンのシンボル的存在・チャウカラッ・パゴダ

パアンのシンボル的存在・チャウカラッ・パゴダ

写真:かわい まゆみ

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これはパアンのシンボル的存在、チャウカラッ・パゴダ。盃のようなかたちをした奇岩が絶妙なバランスでそびえ立ち、そして岩の頂上にはパゴダが建てられています。フォトジェニックなスポットとして観光客には一番人気で、地元の人はここを聖地として毎日お参りに訪れています。

<チャウカラッ・パゴダ(Kyauk Kalat Pagoda)>
アクセス:パアン中心から南へ約11km、トゥクトゥクで約30分

パアンのシンボル的存在・チャウカラッ・パゴダ

写真:かわい まゆみ

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ただし、参拝客がお参りできるのは中腹の祠まで。岩の麓で受付を済ませると手首に黄色の糸を束ねたミサンガのような紐を結んでくれます。祠の前には僧侶が座禅を組んでおり、そこで手を合わせます。

なお、祠周辺は撮影禁止なのでご注意ください。

パアンのシンボル的存在・チャウカラッ・パゴダ

写真:かわい まゆみ

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チャウカラッ・パゴダ周辺には、大理石でできた白亜の寺院も見ることができます。背後には、聖なる山・ズウェカビン山(Mount Zwekapin)がそびえ立っています。

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地元に愛される聖なる山・ヅウェカビン山

地元に愛される聖なる山・ヅウェカビン山

提供元:Renek78 via Wikimedia Commons

https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Mount_Zweg…地図を見る

地元では聖なる山として信仰されるヅウェカビン山。標高723mの山頂にはパゴダが建てられ、大パノラマの朝日や夕焼けの絶景が楽しめます。麓からは所要約3〜4時間と日帰りトレッキングも可能ですが、山頂には宿坊も用意されているため宿泊も可能です。

地元に愛される聖なる山・ヅウェカビン山

写真:かわい まゆみ

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ヅウェカビン山の麓には1,121体もの仏像が安置されたルンビニ・ガーデンが存在します。おびただしい数の仏像が整然と並ぶさまは壮観。釈迦の誕生を祝う花まつりの日(日本では灌仏会といわれる)には多くの地域住民が仏像へ水をかけに訪れています。

なお、現在ヅウェカビン山頂へのケーブルカー工事が進んでおり、2019年内には完成見込みといわれています。山頂へのアクセスがより手軽で便利になりそうですね。

<ルンビニ・ガーデン(Lumbini Garden)の基本情報>
アクセス:パアン中心から南へ約11km、チャウカラッ・パゴダとの距離約3kmのため立ち寄り可能

ミャンマーのお寺の特徴と参拝の注意点

ミャンマーのお寺の特徴と参拝の注意点

写真:かわい まゆみ

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仏教と一括りにいっても国によってその形態はさまざま。ミャンマーの仏像は黄金仏像がある一方、白いもち肌にバラ色の唇、大きな目にはくっきりアイライナー、眉もしっかりアイブロウと独特の美人顔が特徴。そして頭部にはきらびやかな電飾ネオンが施され、きわめてわかりやすく後光が表現されています。この形態はアジア近隣諸国でもミャンマーならではですね。

ミャンマーのお寺の特徴と参拝の注意点

写真:かわい まゆみ

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寺院を参拝するときに気をつけなければならないのは服装。キャミソール、短パン、ミニスカートはご法度で、極力露出を控えた服装でなければなりません。またシューズを脱ぐことは当然ですが、ミャンマーではソックス、パンストもタブー。素足が原則なので注意しましょう。

ミャンマーのお寺の特徴と参拝の注意点

写真:かわい まゆみ

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寺社仏閣に猿が棲みつくのは万国共通ですが、ミャンマー、特にパアンの寺院では野良犬を多く見かけます。犬猿の仲とはいえ、喧嘩することもなく犬は基本的におとなしいですが、犬が苦手な方は気をつけてください。

人気に火が付くのも時間の問題!ぜひ秘境パアンを訪れてみて

外国人観光客に開かれて間もないパアン。ミャンマー自体、観光がしやすくなったのはここ数年で、今はヤンゴン、古都バガン、インレー湖などに人気が集中していますが、魅力の詰まったパアンなら、それらと肩を並べる人気観光都市になるのは時間の問題。ケーブルカー設置をはじめ、観光誘致に力を入れはじめたパアンはこれからどんどん発展するポテンシャルを秘めています。素朴で自然豊かな秘境パアンをぜひ訪れてみませんか。

2019年4月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2019/02/15 訪問

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