チームラボが姫路に!暗闇のやさしさを体感する展覧会

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チームラボが姫路に!暗闇のやさしさを体感する展覧会

チームラボが姫路に!暗闇のやさしさを体感する展覧会

更新日:2019/05/12 21:09

けいたろうのプロフィール写真 けいたろう 旅するグルメライター
姫路城に隣接する姫路市立美術館でチームラボによる展覧会が、2019年6月16日(日)まで開催。デジタルのさまざまな分野のスペシャリストで構成されたアート集団による特別展が、姫路でも開催されるということで話題となっています。

「チームラボ 世界は暗闇からはじまるが、それでもやさしくうつくしい」では、チームラボ作品の魅力をギュッと堪能できる作品群が一堂に集結、多くの人が訪れています。
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会場となるのは姫路市立美術館

会場となるのは姫路市立美術館

写真:けいたろう

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「チームラボ 世界は暗闇からはじまるが、それでもやさしくうつくしい」が開催されているのは姫路市立美術館。

白鷺城の愛称で知られ日本国内での世界遺産第1号でもあり、国内外から多くの旅行者が訪れる姫路城。その姫路城もある「姫路公園」内にある美術館です。

会場となるのは姫路市立美術館

写真:けいたろう

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2018年からリニューアルを行っていた、姫路市立美術館では、2019年の修復工事完了後の新たな1歩として、デジタルテクノロジーによるアート作品を展開しているチームラボの展覧会を企画。

なお今回の展覧会ではフラッシュや三脚、自撮り棒などを使用しなければ写真撮影も可能。作品を撮ってSNSなどへ投稿する新たな時代の美術の鑑賞形式が誕生しています。

魅力あふれるチームラボの作品群

魅力あふれるチームラボの作品群

写真:けいたろう

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姫路市立美術館で展覧会を行うアート集団チームラボは、CG、数学、文章、建築など、さまざまな分野のスペシャリストで構成された、ウルトラテクノロジスト集団。「世界は暗闇から生まれるが、それでもやさしくうつくしい」では、デジタルテクノロジーによるアート作品が厳選され展示されています。

入場者を最初に出迎える作品は、「世界は、統合されつつ、分割もされ、繰り返しつつ、いつも違う / United, Fragmented, Repeated and Impermanent World」。

江戸時代中期に活躍した近世日本の画家である伊藤若冲による「鳥獣花木図屏風」をモチーフにした作品。若冲によって描かれたさまざまな動物が暮らすようすが『升目画』という特異な表現によって描かれています。

魅力あふれるチームラボの作品群

写真:けいたろう

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第2の作品となるのは、展覧会の名前のもとにもなっている「世界は暗闇からはじまるが、それでもやさしくうつくしい / Born From the Darkness a Loving, and Beautiful World」。こちらは文字に近づくと、その文字がもつ世界が表れ、世界を創っていく作品となっています。

魅力あふれるチームラボの作品群

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次に紹介するのは、展示会場最奥にある「永遠の今の中で連続する生と死、コントロールできないけれども、共に生きる / Continuous Life and Death at the Now of Eternity, Cannot be Controlled but Live Together」という作品。

こちらの作品では花が咲き、そして散り、それでもまた花は咲き、さらに散ることで、生と死の儚さの繰り返しが描かれています。

インタラクティブな作品で他者の存在をポジティブに

インタラクティブな作品で他者の存在をポジティブに

写真:けいたろう

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これまでに紹介した作品は、どれもそのままでも美しいですが、チームラボ最大の特徴は、作品がインタラクティブであるということ。

チームラボの手掛ける作品の多くは、インタラクティブな存在となっていて、鑑賞者自らが作品に干渉することで、作品が完成するといった種類の工夫がなされています。

例えば「世界は、統合されつつ、分割もされ、繰り返しつつ、いつも違う」では、鑑賞者が居ない状態では、世界に変化はなく、動物たちは淡々と生活しています。

ところが鑑賞者が作品の前に立つと、その周囲の升目を巻き込んで、升目内のもっとも多い色で塗りつぶされ、動物たちはモザイク加工されたような姿に変容してしまいます。

インタラクティブな作品で他者の存在をポジティブに

写真:けいたろう

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また文字によって世界が創られる作品の「世界は暗闇から生まれるが、それでもやさしくうつくしい」は、鑑賞者の存在がさらに不可欠。鑑賞者が居ない状態では、ただ何もない暗闇に文字が存在するだけの静かな世界となってしまいます。

ところが自分や、ほかの鑑賞者が作品中の文字に近づくことで、鳥や風、花、火や金など、その文字がもつ世界が表れ、何もなかった世界が驚くほど鮮やかな作品に変貌。さらに世界は、その中で互いに影響し合います。

通常の美術展では敬遠されがちな他人の存在こそが、作品を完成させる核となっているので、他者の存在をポジティブに感じることができる仕組みとなっています。

インタラクティブな作品で他者の存在をポジティブに

写真:けいたろう

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会場一番奥の「永遠の今の中で連続する生と死、コントロールできないけれども、共に生きる」でも、人の手が作品を演出する重要な要素。人の手に触れられた花は、一生のサイクルが早くなり、花は早く咲き、そして激しく散っていきます。

ただ、その瞬間に花の美しさはより増加。人の手によって美しさと代償に散ってゆく花の儚さを見て、自然と人との関わりを考えさせられる内容となっています。

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ルートはない。暗闇さえ作品の一部

ルートはない。暗闇さえ作品の一部

写真:けいたろう

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今回紹介する「チームラボ 世界は暗闇から生まれるが、それでもやさしくうつくしい」では、暗い空間も効果的に使用されています。最初の作品となる「世界は、統合されつつ、分割もされ、繰り返しつつ、いつも違う」の後には、暗い廊下があたかも1つの作品のように現れ、鑑賞者は少なからず不安になってしまいます。

しかし、その暗闇の向こうに「世界は暗闇から生まれるが、それでもやさしくうつくしい」の花や鳥が舞う世界が広がることで、世界に光が戻り安心感が得られます。

ルートはない。暗闇さえ作品の一部

写真:けいたろう

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また、華やぐ世界に出たかと思うと次の空間には、暗い海に荒々しい波が逆巻く「Black Waves: 埋もれ失いそして生まれる / Black Waves: Lost, Immersed and Reborn」という作品が登場。

不安な要素であるはずの暗い海が題材となっている作品ですが、心が鎮まる荘厳な音楽が流れて、暗い世界の中にいるにも関わらず心が落ち着く不思議な感覚が味わえます。

ルートはない。暗闇さえ作品の一部

写真:けいたろう

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こちらの作品では鏡を効果的に配置。どこからが鏡の中の世界で、どこからが現実の世界か分からない状態となり、世界と自分、他者と自分の境界が曖昧になり、奇妙でありつつ心地よい感覚が味わえる不思議な空間となっています。

チームラボにおける美術展では、順路が設定されておらず作品の中を行ったり来たりするのも自由。グルグルとチームラボの世界を巡り、暗闇の心地よさを体感するのもオススメ。

作品さえ混じりあう不思議でここちよい空間

作品さえ混じりあう不思議でここちよい空間

写真:けいたろう

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ここまで紹介してきたチームラボの一連の作品。自分と他者の存在の境界が曖昧になることに加えて作品同士の境界も曖昧になっていて、それぞれがお互いの作品の一部のようになっています。

上の写真は「Black Waves: 埋もれ失いそして生まれる」の向こうに現れる「永遠の今の中で連続する生と死、コントロールできないけれども、共に生きる」。まるで黒い波の額縁によって、花がより美しく彩れているようです。

作品さえ混じりあう不思議でここちよい空間

写真:けいたろう

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そして作品を堪能し、会場を後にする際には、入り口にある今回の展覧会名である「チームラボ 世界は暗闇からはじまるが、それでもやさしくうつくしい」のプレートの前で立ち止まって、作品を見た感想を振り返ってみましょう。

「たしかに世界は優しくて美しい」という思いが去来するのではないでしょうか?

チームラボ 世界は暗闇からはじまるが、それでもやさしくうつくしいの基本情報

住所:姫路市立美術館 企画展示室(兵庫県姫路市本町68-25)
電話番号:079-222-2288(姫路市立美術館)
アクセス:
JR・山陽電車姫路駅より徒歩約20分
バス「姫山公園南・医療センター・美術館前」下車すぐ
開催期間:2019年4月20日(土)〜6月16日(日)
休館日:月曜日
開催時間:10時〜17時(最終入場 16時30分)

入場料:一般1,400円、大高生1,000円、中小生600円、未就学児無料

2019年5月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2019/04/20 訪問

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