南仏の入り口タン・レルミタージュでチョコレートとワインを堪能

| フランス

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松田 朝子のプロフィール写真 松田 朝子 トラベルジャーナリスト、ライター

リヨンから車で約2時間、タン・レルミタージュは南仏プロヴァンス地方の手前、ドローム・プロヴァンサルと言われる地域にある小さな町。ローヌ川の流れと丘陵地帯のブドウ畑がのどかなこの地域は、フランスで最も歴史のあるワインの町の一つ。また、世界最高級品質のチョコレートと言われるヴァローナの本社もあります。リヨンからのサイドトリップにもぴったりなロケーションで、最高級チョコレートとワインに酔いしれましょう!

身も心も最高級チョコレートにどっぷり浸れる博物館

身も心も最高級チョコレートにどっぷり浸れる博物館

提供元:La Cite du Chocolat Valrhona

https://www.citeduchocolat.com/地図を見る

ヴァローナは1922年、この地の菓子職人によってその歴史が始まりました。現在は世界各地に契約農園や自社農園を持ち、カカオを育てるところから豆の選定に至るまでを現地スタッフとともに行い、最高品質のカカオの生産活動に取り組んでいます。現在も、タン・レルミタージュにある工場では、味へのこだわりと熱意を持って、最高級のチョコレートが日々、生産されているのです。

身も心も最高級チョコレートにどっぷり浸れる博物館

写真:松田 朝子

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そんなヴァローナ社ではチョコレート工場に併設して、ラ・シテ・デュ・ショコラという来場者参加型のユニークなチョコレートの博物館を 2013年10月からオープンしています。年間12万人が訪れるという博物館では、カカオがチョコレートになるまでの工程を見て、触れて、嗅いで、と五感を駆使して知ることができます。

身も心も最高級チョコレートにどっぷり浸れる博物館

写真:松田 朝子

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館内にはいたるところにティスティング用のチョコレートが置いてあります。なので見学しつつ約2時間は身も心もどっぷりとチョコレート漬けに!ちなみに食事前にここを訪れると、チョコレートでおなかがいっぱいになってしまうので注意です。

五感で学ぶ、チョコレートのすべて

五感で学ぶ、チョコレートのすべて

写真:松田 朝子

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こちらはブラック、ミルク、ホワイトの3つのチョコレートの配合の割合が一目でわかるコーナー。
パネルも一見チョコレートみたいで、だんだん見るものすべてがチョコレートに思えてくるでしょう。

五感で学ぶ、チョコレートのすべて

写真:松田 朝子

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カカオのプランテーション。ここではカカオの育ち方や収穫方法について知ることができます。カカオが採れるのは、「カカオベルト」と呼ばれる熱帯の国々のみ。農家の人は、カカオの木を雨や強い日差しから保護して育てます。カカオの木は70年の寿命で、その間、実をつけるのは20年の間だけなのです。

また、ヴァローナはカカオの栽培地に対して、持続的に生産ができるよう技術援助を行ったり、学校を建てたり資金援助をしたりと、現地の地域社会にも貢献しています。

五感で学ぶ、チョコレートのすべて

写真:松田 朝子

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ステンレスのケースには、チョコレートに混ぜる香料が入っています。これはケースのふたを開けて、何の匂いか当てるクイズ。茶色のシートをめくると答えがわかるという仕組みです。

チョコレートの知識も詰め込んで、ショップへGO!

チョコレートの知識も詰め込んで、ショップへGO!

写真:松田 朝子

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不定期に行われているチョコレートクラスも、タイミングが合えば参加してみたいもの。ここでは実際にカカオの実を割る体験も。硬そうなイメージですが、木の棒で叩くと簡単にクシャッと割れます。この中の白いものがカカオ豆。1つの実には15〜40個の豆が入っています。1枚の板チョコを作るのにはこの豆が50個以上は必要なのです。

30〜45分間のこのクラスは不定期開催なので、やってるかどうかは事前にサイトなどでチェックが必要です。

チョコレートの知識も詰め込んで、ショップへGO!

写真:松田 朝子

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見学のあとは、ショップでお土産選び。ここでもブラックからミルク、ホワイト・チョコを味見しながら選ぶことができます。新作のゆずフレーバーのフルーツ・クーベルチュールもありました。

チョコレートの知識も詰め込んで、ショップへGO!

写真:松田 朝子

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左から、カカオ分64〜85%のブラック・チョコレート、33〜46%のミルクチョコレート、ブロンド・チョコレート、ホワイト・チョコレートの順に並んでいます。もちろん全部試食できます。自分の好みのカカオのパーセンテージを見つけるチャンス!

そしてヴァローナは、チョコレートを作るだけでなく、パティシェをも育成しています。1988年に、本社に併設して製菓学校、「エコール・ヴァローナ」(L’ECOLE VALRHONA)を創設しました。この学校はタン・レルミタージュのみならず他にパリ、ニューヨーク、東京にもあります。ちなみに2007年創設の「エコール・ヴァローナ 東京」は、ヴァローナの海外初進出でもあるのです。

また、1989年には製菓の世界大会「クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー」というコンクールも設立。チョコレートから始まる世界をヴァローナは無限に広げているのです。

<基本情報>
住所:12 Avenue du President Roosevelt
26600 Tain l’Hermitage
電話番号:+33-4-75-09-27-27
営業時間:9:00〜17:30 水休

銘醸地タン・レルミタージュで自然派ワインに酔いしれる

銘醸地タン・レルミタージュで自然派ワインに酔いしれる

提供元:Maison M. Chapoutier

http://chapoutier.com地図を見る

また、この地域は、ボルドーやブルゴーニュと並ぶA.O.C.(原産地統制呼称)ワイン、ローヌワインの産地です。中でも、タン・レルミタージュは銘醸地と言われています。M.シャプティエ社は、1808年創業以来、家族経営を続けているワイナリー。ここでは、テロワール(土壌)にこだわった、バイオダイナミクス農法という自然農法によってワイン造りが行なわれています。

銘醸地タン・レルミタージュで自然派ワインに酔いしれる

写真:松田 朝子

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ワインツーリズムの拠点とも言われるタン・レルミタージュはかわいい建物の連なるクラシカルな町。その中にあるM.シャプティエ社を訪れると、ワイナリーの床は一部ガラス張りになっており、訪れる人はワインより先にここの土壌を見ることになります。

テイスティング・ルームからは、パティオに出ることもでき、南仏の風に吹かれてのワインは格別です。

銘醸地タン・レルミタージュで自然派ワインに酔いしれる

写真:松田 朝子

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M.シャプティエ社のワインのラベルには、点字が併記されています。これは、かつてこの地域の畑の所有者が点字の短縮版を発明した、モーリス・モニエ・ド・ラ・シズランヌという人物だったことに起因します。

M.シャプティエ社は、シズランヌ氏に敬意を表し、また、視覚に障害を持つ人も含め、多くの人に自社のワインに親しんでもらうため、1996年よりすべてのワインのラベルに点字を採用しました。人にも自然にも優しいワインですが飲み口は力強く、果実味もしっかり感じられます。

<基本情報>
住所:18 Avenue Dr Paul Durand, 26600 Tain-l’Hermitage
電話番号:+33-4-75-08-28-65
営業時間:9:00〜13:00 14:00〜19:00

リヨンの美食をさらに華やかにするチョコレートとワイン

リヨンの美食を彩るのは、最高級のチョコレートとワイン。生産地を巡ると作り手の愛と情熱が伝わってきます。タン・レルミタージュで心とお腹を満たした後は、お土産をたくさん買ってスーツケースも満たして帰りたいですね。

リヨンまでは、パリ経由でエールフランス航空が乗り継ぎも含めてスムーズです。出発が決まったら、エールフランスのアプリをダウンロードしておくと便利。慌ただしい出発前でも携帯電話から簡単にチェックインをができます。そうするとアプリに搭乗券のQRコードが表示されるため、搭乗券をいつでも取り出すことができます。アプリを活用して、旅をより快適にしましょう。

取材協力:フランス観光開発機構、エールフランス航空、リヨン観光局、オーヴェルニュ・ローヌアルプ観光局

2019年5月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2019/01/26−2019/02/01 訪問

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