写真:浅井 みら野
地図を見る東京23区の2倍以上の広さを有するラウドンには40以上のワイナリーがあり、雰囲気はもちろん、そこで作られるワインも千差万別。多くのワイナリーが屋外に椅子やピクニックテーブルを設けているので、ワインを飲みつつ周囲の景色をのんびり眺めるという過ごし方が人気です。
ラウドンにあるグリーンヒル・ワイナリー&ヴィンヤーズ(Greenhill Winery & Vineyards)は、家族経営といった小規模ながらも高品質ワインを生み出す、ブティック・ワイナリーの先駆け的存在。ワインに使うブドウは100%バージニア産というこだわりの持ち主。目の前が牧場になっていて、野原の先には木々が何重にも重なった深い森が控え、のどかな空気が感じられます。
写真:浅井 みら野
地図を見る大人限定という特別な環境が、より非日常を演出。ワインクラブに入れば1階のバーカウンターと2階のソファが置かれたメンバー限定のラウンジでワインをじっくりと堪能できます。他にも、樽をまるまる所有できるバレルクラブでは、定期的に飲むことで時間と共に熟成する味の変化も確かめられます。
写真:浅井 みら野
地図を見るまずはシャルドネのスパークリングワインから試飲を始めたいところ。透き通った香りとさっぱりした味わいは最初の1杯にぴったりです。他にもセイヴァル・ブラン(Seyval Blanc)という品種で作られた白ワインは、ミシェル・オバマ夫人のお気に入り。
テイスティングでは赤白含む6種類のワインを飲み比べられます。ワインを引き立たせるためにチーズやバケットなど軽食メニューも用意。とことんワインの世界に浸れるワイナリーです。
<グリーンヒル・ワイナリー&ヴィンヤーズの基本情報>
住所:23595 Winery Lane, Middleburg, VA 20117
写真:浅井 みら野
地図を見るブドウ以外の果実酒を楽しみたいなら、ファビオリ・セラー(Fabbioli Cellars)がおすすめ。オーナーのダグ・ファビオリ氏の30年以上の農業経験を活かし、敷地内にはブルーベリーやホップ、アスパラガスなど幅広い種類の農作物が育てられています。
2001年にワイン作りが始まり、国旗が並ぶ家屋は当時の住まいであると同時にテイスティングルームも兼ねていました。バージニア州ではこちらのように家族経営のワイナリーが多く、生産量も限られているため、なかなか他の州まで出回りません。そのためバージニアワインを飲みたい場合は、ワイナリーで直接購入する方法が主流です。
写真:浅井 みら野
地図を見るテイスティングでは7種類のワインを飲めるほか、それぞれのワインのために練られたフィンガーフードも同時に頂けるのがここの特徴。フードサイエンティスト監修のもと、食べた前後で同じワインでも味に変化が訪れる様はまさに未知の世界。食に対する奥深さに驚かされます。
写真:浅井 みら野
地図を見る赤と白ワインの両方だけでなく、シードルや洋ナシのワイン、それにラズベリーとメルローという赤ワインをブレンドしたものなど幅広い果実酒と出会えます。さっぱり風味のシードルにラズベリーのフルーティーさが加わったレディーズ・マン(Ladies Man)は飲みやすく、ぐいぐいとグラスを空けてしまう1本です。
“何か白ワインを”というお客さんのリクエストがそのままボトル名になったサムシング・ホワイト(Something White)は、その年に豊作だったぶどうを使用するため、毎年全然違うワインなるという、味だけでなくユーモアも感じられる銘柄。ハート型ボトルのロゼ・オブ・メルロー(Rose of Merlot)はキュートな見た目とは違い、辛口が効いています。
<ファビオリ・セラーの基本情報>
住所:15669 Limestone School Rd, Leesburg, VA 20176
写真:浅井 みら野
地図を見るバージニア州は農場や牧場も多く、過去にはケネディ一家も度々ラウドンに訪れ、散歩やポニー乗馬などつかの間の休息を取っていました。湖のほとりにあるリトル・ゴートファーム(Little Goat Farm at the Lake)でもニワトリ、アルパカ、そしてたくさんのヤギが放し飼いにされ、悠々と暮らす様子が見られます。
特にここで開催される人気のイベントがゴート・ヨガ。かわいいヤギも参加する珍しいヨガです。ヤギは人に慣れているため、ポーズをしている最中によじ登ったり、顔をくっつけてきたりと、あどけない姿と行動に癒し効果も倍増。1年を通して開催され、ホームページで日時を確認できます。
動画:浅井 みら野
地図を見る春は生まれたばかりの赤ちゃんに触れられる、絶好のシーズン。こちらではヤギのミルクで作られた石鹸などのグッズも販売されています。
<リトル・ゴートファームの基本情報>
住所:8954 Burwell Road, Nokesville, VA 20181
写真:浅井 みら野
地図を見るリトル・ゴートファーム近くでランチをするなら、トゥルマーズ・コーヒー・アンド・ワインバー(Trummer’s Coffee and Wine Bar)がおすすめ。バージニア・ゲートウェイ(Virginia Gateway)という開放的な屋外エリアには120以上のショップが集まっています。
カジュアルな店内には手作りのフォカッチャなどサンドウィッチメニューが充実。パイやケーキもオーストリア出身のオーナーらしい顔ぶれです。コーヒーを使ったカクテルも人気で、バージニア州はじめ世界中のワインも頂けます。
<トゥルマーズ・コーヒー・アンド・ワインバーの基本情報>
住所:14013 Promenade Commons St, Gainesville, VA 20155
写真:浅井 みら野
地図を見る豊かな自然に包まれたラウドンですが、リーズバーグ(Leesburg)の古い町並みも魅力。1758年に町として設立後、南北戦争の激戦地という苦い歴史を乗り越え、マーシャル・プランの指導者としてノーベル平和賞を受賞したジョージ・マーシャルという英雄も輩出しました。
歩いて回れる範囲に、アンティークやおみやげなどのショップ、レストランが集まっています。
写真:浅井 みら野
地図を見る町の中心地に位置するキングストリート・オイスターバー(King Street Oyster Bar)は、バージニア州北部の新鮮な魚介類を頂けるレストラン。
アメリカ東海岸と西海岸両方からオイスターを取り寄せ、種類は12種類ほど。看板メニューの名に恥じず、その日に注文できる品種や産地を記載した看板が店頭に置かれます。
写真:浅井 みら野
地図を見る海水の塩っ気とレモン、付属のソースと一緒に新鮮なオイスターを頂くのが一番人気の食べ方。野菜やお肉と一緒に炒めた焼きガキや、カキフライをサンドウィッチの具材にしたメニューも。カキ以外にもバージニア州名物のクラブケーキ、サーモンやステーキもあります。
<キングストリート・オイスターバーの基本情報>
住所:12 S King St, Leesburg, VA 20175
写真:浅井 みら野
地図を見るリーズバーグにはアウトレットもあります。ショップの数は100以上。ダレス国際空港から最寄りのアウトレットということもあり、多くの観光客が訪れます。
写真:浅井 みら野
地図を見る開放的な屋外エリアが印象的。ほとんどのショップで30〜50%割引が実施され、お得にショッピングを楽しめます。
<アウトレットの基本情報>
住所:241 Fort Evans Rd NE, Leesburg, VA 20176
バージニア州の中でも北部に位置するラウドンはダレス国際空港やアウトレットがあり、ワシントンDCからも近いというロケーション抜群なエリア。歴代の大統領一家も忙しい日々の合間を縫って訪れていました。都市とは違う、のんびりな環境にこちらの気持ちも自然と緩んできます。訪れた際は、自慢のワインに酔いしれながらゆっくりと休暇を過ごしてみてはいかがでしょうか。
2019年5月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
【この記事は バージニア州観光局とユナイテッド航空 とのタイアップです】
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