写真:しもちん
地図を見る函館市電の終点「函館どっく」から、坂道を10分から15分程度登った場所、外国人墓地の片隅に「モーリエ」はあります。
店を通り過ぎてしまわないよう、墓地の脇に看板も出ているので見逃さないようにしましょう。
「モーリエ」とはロシア語で“海”の意味。こちらはロシアや西洋の軽食が楽しめるカフェになっています。
お店の前ではロシアっぽくマトリョーシカがお出迎え。中に顔を入れて記念撮影も出来るようになっています。
写真:しもちん
地図を見るその名の通り店内の大きな窓からは海が一望できます。函館港と津軽海峡を行き来する大型船をのんびり眺めて過ごせます。
窓際にはマトリョーシカと、函館らしくGLAYのキャラクター・ズラー氏らしき物体が佇んでいます。函館のお店を回っていると、時折この黄色い紙で作られたズラー氏を見かけます。さすが地元!皆に愛されてますね。
写真:しもちん
地図を見るこちらの名物はオーダー毎に焼き上げてくれるジャガイモとひき肉の入ったピロシキと、ブルーベリーティーに薔薇のジャムを入れて楽しむロシアンティーです。
遠近感もあいまって巨大なピロシキに見えますが、実際は一人で食べるのに丁度いい大きさです。上に乗せられたローズマリーもいいアクセント。熱々もっちりで美味しくいただけます。
ロシアンティーも他ではあまりお目に掛からないので、この機会に是非とも挑戦してみましょう。
他にもロシア料理だと数量限定でパイの包み焼きのような“つぼ焼き”なるものも用意されています。
写真:しもちん
地図を見る可愛らしいシナモンロールは程よい甘さで、コーヒーとの相性抜群。窓の外からはカモメの鳴き声が聞こえ、気分はフィンランドのかもめ食堂といった所でしょうか。こちらもピロシキと同じくオーダー毎に焼いてくれるので焼き立てがいただけます。
焼いてる時間が少しかかるので、ドリンクもフードと一緒のタイミングで提供してくれます。待ち時間はかかりますが、外の景色を眺めていると長くは感じません。後の予定が詰まっている日ではなく、一日のんびり出来るな〜という日に立ち寄るのがベストに感じます。
写真:しもちん
地図を見る昼間の青い海から夕暮れ時のオレンジ色の世界に変わってゆく姿を、のんびりと眺めていたいこちらのお店、土日でもスタッフさん一人で回している時も多いようです。
ピロシキを焼いたり、ドリンクを作ったり、お会計をしたりと大忙しのはずですが、そんな事は微塵も感じさせず、ゆったりとしたお店の雰囲気を作ってくれています。都会の喧騒を離れて、ただひたすらのんびりとしたい時に過ごすカフェとしては最高ではないでしょうか。
今回は1泊2日なのに思わず2日連続で訪れてしまった程でした。
「モーリエ」は抜群のロケーションもあいまって、今までも色々な映画やミュージックビデオの撮影に利用されています。
実際に訪れてみると「あの作品の舞台だったんだ!」なんてことになるかも知れません。
なお、お店の情報はFacebookの情報が最新のようです。定休日情報なんかも載っていたりするので、グルメサイトよりもこちらの情報を確認してから訪れてみましょう。今年は冬の間も営業していたようですよ。
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(2024/10/13更新)
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