水辺の光景と初夏の花も美しい新緑の京都「哲学の道」

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古都の U助のプロフィール写真 古都の U助 ブロガー

紅葉で名高い南禅寺や永観堂の北に位置する哲学の道は、春は桜、秋は紅葉が無料で楽しめるとあって大変な人気スポットです。
さらには桜が終わった後の新緑シーズンも、爽やかな琵琶湖疏水の水辺の光景とともに鮮やかな緑が楽しめる素敵な場所。その頃には沿線に多数点在する神社仏閣も鮮やかな緑に囲まれ、藤やウツギといった初夏の花も咲きはじめます。春や秋と比べ混雑も落ち着くのでゆったりとした散策が楽しめますよ!

大豊神社周辺の光景

大豊神社周辺の光景

写真:古都の U助

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四季折々に美しい景色を見せる哲学の道。無料で楽しめる人気の散策コースとして桜や紅葉シーズン等は特に多くの人で賑わいますが、鮮やかな新緑の時期は比較的混雑が落ちついて、ゆっくりと散策を楽しむことができます。
写真左端に写るのは哲学の道南部にある大豊神社の石灯篭。大豊神社の境内では狛犬ならぬ可愛らしい狛ネズミの姿を見ることもできます。

大豊神社周辺の光景

写真:古都の U助

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こちらは大豊神社から少し南側の哲学の道の光景。多くはありませんが大豊神社周辺では新緑のシーズン、藤の花を見かけることも。

哲学の道とは明治時代に完成した琵琶湖疏水分線の水流に沿って続く、南部は若王子神社あたりから北部は銀閣寺周辺までの約2キロの小道。また、哲学の道沿いの水の流れは京都市内では珍しく南から北へと北上するものです。
以後は水の流れに沿って歩くことができて地図も見やすいのでオススメの、北上する順番にてご紹介をさせていただきます。

安楽寺・法然院・銀閣寺道 道標周辺

安楽寺・法然院・銀閣寺道 道標周辺

写真:古都の U助

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写真は大豊神社から少し北側で見た青紅葉。
桜と同じく哲学の道では随所でモミジを見ることができます。秋の紅葉ももちろん美しいですが、初夏から夏にかけての新緑・深緑も目に鮮やかで美しいもの。琵琶湖疏水分線の水の流れとともに眺めればより気分も爽やかに。

安楽寺・法然院・銀閣寺道 道標周辺

写真:古都の U助

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こちらは大豊神社からさらに北へ進んだ地にある安楽寺・法然院・銀閣寺道 道標。
哲学の道の沿線には多くの神社仏閣があり、それらもあわせて巡ればより京都らしい旅路になるでしょう。銀閣寺以外は比較的こじんまりとした境内の寺社が多く、気軽に行程にプラスすることができるのも大きな魅力。ただし一部は春と秋などの期間限定の公開となっているので注意しましょう。

この道標の東側にある霊鑑寺も通常は非公開のお寺で、美しく多彩なツバキの花を見られることで知られています。

安楽寺・法然院・銀閣寺道 道標周辺

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こちらは巽橋の少し手前からの光景。遅咲きの桜が終われば、アジサイやウツギ(卯の花)などが咲き出します。また、桜は品種によってはサクランボの実が成る木も。

櫻橋周辺の光景

櫻橋周辺の光景

写真:古都の U助

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こちらは櫻橋からの光景。その名の通り春ともなればこの橋から美しい桜の花を眺めることができます。

櫻橋周辺の光景

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櫻橋南側には油取り紙で有名なよーじやのカフェが。
哲学の道には他にも五建ういろや叶匠壽庵など京都近隣の老舗の甘味処をはじめ多くのカフェがあり、夕方までであれば歩き疲れた際の休憩や水分補給の場所には困りません。各神社の休憩場所や道沿いに自販機もありますが、せっかくならちょっと素敵な休憩場所で一息ついてみたいものですね。

櫻橋周辺の光景

写真:古都の U助

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哲学の道の名の由来は、哲学者であり京都大学で教鞭をとった西田幾多郎が思索にふけり歩いたことからといわれています。
櫻橋から少し北へ歩くと、『人は人 吾はわれなり とにかくに‥』という西田幾多郎の碑が。何があろうとぶれない人は、やはり只者では無いということでしょう。

洗心橋周辺の光景

洗心橋周辺の光景

写真:古都の U助

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櫻橋より北へ歩くと法然院橋や洗心橋といったいずれも小さな橋が架かり、多くの橋は時に景色のワンポイントに、あるいは主役ともなってくれる存在です。
こちらは桜の葉の緑も美しい洗心橋周辺の光景。

洗心橋周辺の光景

写真:古都の U助

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同じく洗心橋周辺の光景です。現在の哲学の道といえば石畳が続く風情のある光景で知られていますが、この石畳はかつて京の町を走っていた市電の敷石をリサイクルしています。
その市電も琵琶湖疏水が開通し、水力発電が行われるようになって誕生したもので、そんなところにも京都の歴史を垣間見ることができます。

弥勒院とウツギの花

弥勒院とウツギの花

写真:古都の U助

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銀閣寺の少し南側にある弥勒院のお堂です。こちらでは幸せ地蔵と呼ばれる地蔵尊がまつられ、新緑の時期は赤いのぼりがよく目立ち絵になる光景に。絵馬や縁結びのお守りも可愛らしくて人気があります。

弥勒院とウツギの花

写真:古都の U助

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初夏の哲学の道で見られる花の1つが、別名卯の花とも呼ばれるウツギの花。主に地蔵菩薩堂や銀閣寺に近いコースの北部で見ることができます。

弥勒院とウツギの花

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ウツギの花は空木とも書き、旧暦の4月が卯月というのはこのウツギの花が咲く時期であることからといわれています。花が咲き始めるのは現在の暦でいうと5月の初旬以降。

さらに5月中旬以降の哲学の道ではホタルの姿を見ることも。その後は雨に濡れた緑が生い茂る梅雨時の哲学の道も美しいです。ただし、石畳が滑りやくなったり木の根が盛り上がっている所もあるので歩きやすい靴で訪ねるようにしてくださいね。

哲学の道の基本情報

<熊野若王子神社から北上する場合>
アクセス:
京都市バス南禅寺永観堂前下車 徒歩約5分
または東天王町下車 徒歩約5分
地下鉄東西線蹴上駅より徒歩約20分 

<銀閣寺から南下する場合>
アクセス:京都市バス銀閣寺前下車すぐ

2019年5月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2019/04/27 訪問

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