中越国境沿いの「徳天跨国大瀑布」は圧倒的スケールの大滝!

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Yuma A.のプロフィール写真 Yuma A. 観光学修士、インバウンド観光推進施設代表

中国の南部に位置する「広西チワン族自治区」はベトナム国境と接する亜熱帯地域。湿潤な環境で緑が絶えず、独特のカルスト地形が織りなす風景で有名なエリアです。その首府である南寧の郊外にある「徳天跨国(とくてんここく)大瀑布風景区」は絶対に外せない大自然スポット。起点となる南寧の町及びチワン族関連の施設と共に、この日本では見られないスケールの巨大瀑布をご紹介いたします。

拠点となる町は「南寧」

拠点となる町は「南寧」

写真:Yuma A.

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広西チワン族自治区は山水画のようなカルスト地形でおなじみの桂林が有名ですが、自治区の首府は「南寧」で、今回はこちらが旅の起点になります。

徳天跨国大瀑布風景区に向かうには中国人向けツアーで参加するにしろ、自身でバスで向かうにしろ、早朝に南寧から出発する必要があるため、前日までに南寧に到着している必要があります。

南寧自体は比較的新しく開発された町のため見どころが少ないですが、中国南部の要衝である広州から高速鉄道で3〜4時間、桂林からも2時間半とアクセスが良く、訪れるのに苦労しません。

拠点となる町は「南寧」

写真:Yuma A.

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南寧の町で楽しんでおきたいのは「中山路の夜市」です。18時ごろから中山路は歩行者天国となり、屋台村と化します。

シーフードが安く、例えば牡蠣やムール貝の焼き貝なら6個で10元程度。また串焼きやフレッシュジュースなどの屋台も多く、買い食いしているだけお腹いっぱいになります。ただしお酒は売っていませんので悪しからず。

<中山路の基本情報>
住所:広西チワン族自治区南寧市青秀区中山路
アクセス:地下鉄1号線「朝陽広場」駅から徒歩10分

いざ出発!まずはチワン族の村へGO

いざ出発!まずはチワン族の村へGO

写真:Yuma A.

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徳天跨国大瀑布風景区へのアクセスは二通りあり、まずは南寧市内にある「ろう(土偏に良)東バスターミナル」から一日一往復のローカルバスで自力で行く方法がひとつ。もうひとつは市中の旅行会社の募集する一日ツアーに参加する方法です。

大瀑布だけ見たい、という方は前者が良いでしょう。一方、写真の「大新県明仕田園風景区(チワン族の博物館含む)」も訪れたいという人は後者がお勧めです。

今回は後者、すなわち中国人向けの一日ツアーに参加しましょう。参加方法は簡単で、前日までに市中のあちこちにある旅行社(大きなホテルの一階にも入っています)で申し込むだけ。そして翌日早朝(7時頃)に指定された場所に赴くとガイドが待っているので、ガイドに従いツアーバスに乗り込みます。

ツアー料金はチワン族の「大新県明仕田園風景区(チワン族の博物館含む)」を含めて350元前後(昼食・入場料込み)です。ここを含まない場合は200〜250元前後です。

いざ出発!まずはチワン族の村へGO

写真:Yuma A.

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なお「大新県明仕田園風景区」は南寧からバスで約3時間の場所にあり、チワン族のガイドと筏(いかだ)に乗りながら案内を聞くというスタイルです。

もちろん中国語なので中国語を話せない方にとっては理解が難しいですが、この筏からみる山水画のような景色は桂林に勝るとも劣らず見事。言葉はいりませんね。

いざ出発!まずはチワン族の村へGO

写真:Yuma A.

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そしてもうひとつ、この「大新県明仕田園風景区」の人気のスポットが園内にかかる橋。いや正確に言いますと、橋の欄干に空いている穴から撮るこのフォトジェニックなショットが中国人観光客に大人気となっています。欄干の場所によっては人物と一緒に撮ることもできるため、その場所は順番待ちとなるほど。思い出の一枚に撮っておきましょう。

<大新県明仕田園風景区の基本情報>
住所:広西チワン族自治区崇左市大新県明仕田園村
電話:+86-771-5380615
アクセス:ツアーバスで約3時間

いざ、徳天跨国大瀑布風景区へ

いざ、徳天跨国大瀑布風景区へ

写真:Yuma A.

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南寧からローカルバス(写真の青いバス)なら約4時間、ツアーバスなら前述の「大新県明仕田園風景区」から昼食を挟んで約1時間で「徳天跨国大瀑布風景区」のツーリストセンターに到着します。ここからさらに専用バスに乗り換えてアクセスします。

ローカルバスで来た方は帰りのバスの時間を聞いておきましょう。一日一本しかないので、逃すとアウトですから。

いざ、徳天跨国大瀑布風景区へ

写真:Yuma A.

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園内で専用バスを降りると、次は筏に乗り換えます。この筏の料金(30元)のみツアー料金に含まれていないので、自身で払う必要があります。乗らなくても風景区内は周遊できますが、滝にすごく近寄れますので絶対に乗っておきたいところ。

なお、この川を境に左岸はすでにベトナム側で、ベトナム人が自身の筏に乗って商売にやってきます。商魂たくましいですよね〜

動画:Yuma A.

筏はサービス精神旺盛でものすご〜く滝に近づいてくれます。大瀑布を目の前で水しぶきを浴びながら見られるというのも貴重な体験ですよね。水量は夏場にピークを迎えますが、これだけ近づけば季節や水量は関係ないような気がします。

全景を見るために上部の散策路へ

全景を見るために上部の散策路へ

写真:Yuma A.

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風景区内は周遊路が整備され、川岸を歩いたのち(または筏に乗ったのち)滝の横から上部の散策路に登り、入り口に戻ってくる約2時間の行程です。ツアーでも周遊するのに十分な時間をとってくれます。それにしても先ほどの滝のすぐ真横に階段が設けられているので、大迫力ですね。

全景を見るために上部の散策路へ

写真:Yuma A.

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そして上部の散策路には多くの展望台が設けられ、大瀑布の全景を望むことができます。右が先ほど近づいた徳天瀑布で左がベトナム側の板約瀑布です。

徳天瀑布の幅は約100m。三段になって落ちる落差を合わせると70mにもなる大滝を存分に眺めましょう。落差はともかくこれだけの幅の滝は日本では見られませんからね。

全景を見るために上部の散策路へ

写真:Yuma A.

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帰路は専用バスに乗らずに徒歩でツーリストセンターまで戻りますが、途中に「中越美食街」があり、ベトナム国境ならではの買い物もできます。

例えば、コーヒー豆などは代表的なみやげ物の一つ。写真のサイゴンカフェでは、ジャコウネコの糞から採れる貴重なルアクコーヒーも販売しています。また暑いエリアですので、ゴムサンダルも豊富に取り揃えて販売されており、南寧に戻るまでの時間を過ごすのに退屈はしません。

帰りは南寧までバスで約4時間の道程です。途中サービスエリアにも寄りますのでトイレの心配は不要です。

<徳天跨国大瀑布風景区の基本情報>
住所:広西チワン族自治区崇左市大新県碩龍鎮徳天村
電話:+86-771-3690199
アクセス:南寧からバスで約4時間

徳天跨国大瀑布の観光を楽しむヒント

ツアーは中国人向けですので基本的に中国語以外通じません。案内役のガイドとコミュニケーションをスムーズに取るため、スマートフォンの翻訳アプリなどはとても役に立ちます。

といっても気を付けるのは集合時間と昼食時のグループ分け(グループに分かれて中華テーブルを囲むスタイルですので)ぐらい。ガイドが常に引率するスタイルではなく、各スポットについたら自由に動けますので、個人旅行客にとってもツアーの利用価値は高いと思います。

それでは気を付けていってらっしゃいませ〜


2019年5月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2019/04/30 訪問

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