スリル満点!中国、張家界の名山「天門山」は断崖絶壁にガラス道!?

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Yuma A.のプロフィール写真 Yuma A. 観光学修士、インバウンド観光推進施設代表

一度は見たことがある、山にぽっかりと穴の開いた風景。中国の湖南省にある張家界市の名山「天門山」は市内からのアクセスの良さも相まって、今や人気の観光スポットとなっています。しかし実はこの天門山は登ってからが本番なのです。グランドキャニオンやギニア高地のように上部は平らな台地になっており、断崖絶壁ギリギリのところに散策路があるため(一部はガラスの床!?)スリリングなハイキングが楽しめるのです。

アクセスは超かんたん

アクセスは超かんたん

写真:Yuma A.

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天門山自体は町はずれの山中にあるものの、アクセスはらくちんです。市内中心部にある張家界の鉄道駅から歩いて12分程度の町中にある「天門山ロープウェイ」に行けばそれでOK。ここで無料のマップも入手できます。

ただし、注意が必要なのはここでチケットを購入する際に決まる順路について。当日の混雑状況を配慮して、以下のどれかを指示されます。これにより周遊の順路が変わりますので、カウンターできちんと確認しておきましょう。

A線:往路にロープウェイで復路はバス
B線:往路がバスで復路がロープウェイ
C線:往路も復路もバス

今回はB線でご紹介していきます。なお料金はどのコースでも同じで261元です。

アクセスは超かんたん

写真:Yuma A.

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まずバスであの穴(天門洞)のある中腹部まで行きますが、その道がまたとんでもない!つづら折りの「通天大道」を30分以上かけて登っていきます。すごいところに道を通してますよね。

アクセスは超かんたん

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バスで到着した中腹部の「天門洞前広場」では、ぽっかりと開いた天門洞を間近に望めます。そこに向かう階段がとんでもなく急に見えるのですが、実際に石段ひとつ(踏面)が足の幅より狭い急な階段です。気合を入れて登りましょう。この階段の名前は「上天橋」。天国への階段ですが、登っているときは地獄です(笑)

なお登る体力に不安がある人は別料金の「登天門エスカレーター」で天門洞までいけるので、それを利用しましょう。

登ってからさらに上る

登ってからさらに上る

写真:Yuma A.

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なんとか、上天橋を登り終わると天門洞を抜けてその裏側に廻っていくよう道が続いています。このさらっと通り抜けられるところがもうひとつの穴の開いた山「月亮山(広西チワン族自治区の陽朔にあります)」との違いですね。

近くでみると穴は巨大で、なんと高さ130m以上、幅も50m以上あり、ウイングスーツで飛んで抜けられる(そういった催しにも寛容な場所です)のも納得のサイズです。

登ってからさらに上る

写真:Yuma A.

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そして天門洞の上部の台地にどうやって向かうか、というと「穿山エスカレーター」で上がります。岩山をくり貫いて長いエスカレーターを数回乗り継いで上がっていく強引な登攀です(笑)。自然は保全するものではなく開発するもの、という中国的発想に驚かされますね。なお、上から来ている人は反対路線のA線で周遊している人たちですね。

登ってからさらに上る

写真:Yuma A.

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ようやく上の台地に到着!天門洞前広場で天門洞を見上げた時の右手側(場所の名前は「天門翻水」といいます)に上がってきたことになり、左手側の「玉壺峰」が良く見えます。そしてその間の切れ落ちている崖の真下に天門洞があるわけですね。

早速「玉壺峰」を目指してハイキングを開始しましょう。道は比較的平たんで道迷いもないためスニーカーで十分です。ただ高地にあるので長袖や雨具はあったほうが良いでしょう。

東線を時計回りに散策開始

東線を時計回りに散策開始

写真:Yuma A.

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玉壺峰までは片道10〜15分程度のハイキング。そこから来た道を振り返ると奥の山頂に建物が見えます(左下の白い屋根がエスカレーターで上がってきた「天門翻水」)。あれが標高1,518mに立つ「雲夢仙頂」で、あそこからこちら側(東側)の周遊ルートを「東線」、向こう側(西側)のルートを「西線」と呼んでおり、B線で来た人は東線から、A線で来た人は西線から散策を開始することになります。

ただ重要なのは効率的に台地上の見どころを巡るための方向です。A線の人は半時計回りで、B線の人は時計回りに巡るのが無駄がなく効率的な周遊の仕方になります。

東線を時計回りに散策開始

写真:Yuma A.

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玉壺峰から時計回りに進み「仙源」付近に来ると中国お得意の断崖絶壁(落差400m以上!)に造った桟道が見えてきます。あえて崖の上ではなく、崖の脇にせり出して造るこのセンスに脱帽です。

東線を時計回りに散策開始

写真:Yuma A.

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そして5元と払うとガラス道の「東線玻璃桟道」を通過できます。断崖絶壁に道を造るだけは飽き足らず足元をガラスにしてスリルを増していくスタイルです。天門山にはここを含めて3か所のガラス道が用意されており、いずれも迂回路が用意されていますので高所が苦手な人でもハイキングを楽しめるようになっています。

西線も絶叫スポット満載

西線も絶叫スポット満載

写真:Yuma A.

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崖際の桟道を進むと唐代に建立されたという「天門山寺」に着きます。この付近にはレストランもあり一息つくのにはもってこいです。そしてこの天門山寺からさらに進んでいくと「西線」に入っていきます。

西線も絶叫スポット満載

写真:Yuma A.

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西線に入るといきなり崖を繋ぐ巨大なつり橋があり、これを渡って「鬼谷桟道」に入っていきます。迂回をするという発想がないのも中国的ですね。

西線も絶叫スポット満載

写真:Yuma A.

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「鬼谷桟道」も東線と同じように絶壁沿いに道が造られており、それだけでもスリル満点ですが、悪ノリ!?で変な展望台が設けられていたりとやりたい放題です。

帰りは混雑に気を付けて

帰りは混雑に気を付けて

写真:Yuma A.

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西線にもガラス道は設けられていて、同じように5元払って「西線玻璃桟道」を歩くことができます。眺めが素晴らしいので苦手じゃない人はこちらのガラス道もおススメです。なお、どのガラス道でも滑り止め(というかガラスを保護するため)靴の上から履物をします。

帰りは混雑に気を付けて

写真:Yuma A.

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山頂にはさらに西線を進み、帰りのロープウェイの駅からエレベーターで上がってアクセスします。山頂とは前述の玉壺峰から眺めたあの「雲夢仙頂」のことで、歩いてきた断崖絶壁と雄大な風景を一望できます。なお時間の都合で近道をしたい人は天門山寺とケーブルリフトでつながっていますので利用しましょう。

ここからすぐにロープウェイで下らずに再び東線に入って少し歩くと3つ目のガラス道「盤龍崖玻璃桟道」があります。ただこちらの桟道はロープウェイと穿山エスカレーターの間に位置するためA線の人もB線の人もアクセスしやすいことから常に混雑していますので、留意してください。

帰りは混雑に気を付けて

写真:Yuma A.

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そして帰りのロープウェイは1〜3時間待ちとさらに混雑を極めます!天門山自体が巨大なアトラクション施設と化しているいることを思えば不思議ではない待ち時間ですが、これを考慮すると全体の行程は8〜9時間前後必要になります。張家界から別の都市に移動する人はバスや電車の時間に注意しましょう。(張家界と中国南部の要衝「広州」には夜行列車が走っており一晩で着くので便利です。)

なお帰りのロープウェイは前述の市内まで一気に高度1,279mを下っていきますので、晴れていても先が見えない、すさまじい眺めを経験できます。

全てにおいてスケールとスリル!?が日本とは違いますね。

それでは気を付けていってらっしゃいませ〜

天門山の基本情報

住所:湖南省張家界市永定区官黎坪索道下站
電話:+86-744-8369999
アクセス:張家界駅または張家界中心バスターミナルから徒歩12分

2019年5月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2019/04/25 訪問

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