京都「穴観音」の穴に入って願いを叶えよう!

| 京都府

| 旅の専門家がお届けする観光情報

bowのプロフィール写真 bow トラベルライター

京都府北部の舞鶴市。由良川河口のほど近くに「穴観世音大菩薩(穴観音)」と呼ばれる小さな祠があります。諸病平癒や子宝など様々な願いが叶うとされ、かつては行列ができるほど参拝者で溢れていたのだとか。そして今再び注目を集めている「穴観音」をご紹介します。

由良川の流れとその河口に広がる神崎の浜

由良川の流れとその河口に広がる神崎の浜

写真:bow

地図を見る

京都府北部を流れる代表的な河川「由良川」は豊かな水量を誇り、アユの漁場としても有名。綾部や福知山など、京都府北部の代表的な町を流れ、若狭湾に注いでいます。

由良川の流れとその河口に広がる神崎の浜

写真:bow

地図を見る

その河口の西側に広がる神崎海水浴場は、夏は多くの海水浴客が訪れる約2kmにも及ぶ遠浅のロングビーチ。まさに白砂青松という表現がピッタリな風光明媚な海岸です。

由良川の流れとその河口に広がる神崎の浜

写真:bow

地図を見る

神崎は細川藤考(幽斎)が治めた丹後田辺藩にあり、かつては塩浜(塩田)だったとされるこのあたりからは多数の製塩土器が出土しています。また北前船の母港としても栄えた地でもあるのです。

穴観音とその逸話とは

穴観音とその逸話とは

写真:bow

地図を見る

そんな神崎海水浴場の東端に近い山ぎわにポツンとあるのが「穴観世音大菩薩」、通称「穴観音」です。その特徴的な名前の由来は、大きな岩が重なるようにしてできた天然の洞窟の中に霊験あらたかな観音様がいることから。

穴観音とその逸話とは

写真:bow

地図を見る

『その昔、丹波の国に住むとある家族が病の為に目が見えなくなった母親を救いたいという一心で、神仏に祈ったり目に効くとされる薬を探したりと奔走していました。

そんなある夜、母親の枕元に観音様が立ちこう告げます。「丹後は由良川河口に霊験あらたかな観世音大菩薩様がいらっしゃる。そこへ出向きお願いすれば目が見えるようになるだろう」

母親と話を聞いた三人の娘たちは由良川河口であるこの神崎の地にまで足を運び、地元の者すら知らなかったという祠を探し出し、見事観音様を見つけだしたのです。そして祈願のためにお籠りをし、満願の日に母親の目が見えるようになった。』

そんな伝承がある穴観音は、一つのお願いを聞いてくれる観音様として遠方からも多くの人々が訪れるようになったのです。病気の平癒や子宝、安産などの女性に因んだものや、受験など学問に関するお願いごとにもご利益があるとされています。

穴観音とその逸話とは

写真:bow

地図を見る

狭い入口から身をかがめるようにして岩の隙間から洞窟へ入れば、そこには観音様や地蔵様が祀られています。

優しい表情の観音様は1300年以上も昔のものと言われており、穴の中という神秘的なロケーションも手伝って確かに願いを叶えてくれそうな雰囲気が漂っています。なお参拝の際には生卵を1つお供えするのがいいのだとか。

「穴観音」を復興させるべく立ち上がった地元

「穴観音」を復興させるべく立ち上がった地元

写真:bow

地図を見る

かつては隣接の丹後神崎駅から電車が到着するたびに参拝者が列をなして目指したという穴観音。しかし近年は神崎海水浴場の利用客減少に合わせ、参拝者も減少。

そんな状況に危機感をもった地元自治会の力により、穴観音に参拝客を呼び込むべく周辺は再整備されました。そのお蔭もあり、TVの旅番組でも放映されるなど徐々に話題を集め参拝者が急増!

「穴観音」を復興させるべく立ち上がった地元

写真:bow

地図を見る

毎月14日には穴観音の例祭が、4月14日と9月14日には大祭が行われ地元産品を販売する売店も並び賑わいを見せます。

神崎の地はその名の通り神が寄り付いて開かれたといわれる地。そこに伝わる穴観音は願いを叶えてくれるパワースポットとして今再び注目を集めています。穴の中で静かに参拝者を待ち続ける、神秘的な観音様を訪ねてみてはいかがでしょうか?

穴観音の基本情報

住所:京都府舞鶴市東神崎417
アクセス:京都丹後鉄道宮舞線「丹後神崎駅」下車徒歩約20分、京都縦貫自動車道「舞鶴大江IC」下車約20分

2019年5月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2019/05/11 訪問

- PR -

条件を指定して検索

LINEトラベルjpで一緒に働きませんか?

- PR -

旅行ナビゲーター(在宅ライター)募集中!
この記事に関するお問い合わせ

- PR -