写真：古都の U助
地図を見るJR東海道本線や養老鉄道の大垣駅から南へのびる駅通りを5分ほど歩いた地に「masu cafe」はあります。
大垣市は東部に揖斐川が流れ、地下水も豊富で多くの自噴水が湧くことから水の都と言われています。また、俳人・松尾芭蕉が『奥の細道』の旅の終着点とした文学にもゆかりの深い町。「masu cafe」の店舗のすぐそばには水門川の流れがあり、それに沿ったミニ奥の細道もあって、美しい水辺の光景が楽しめるなど大垣では町歩きも楽しめます。
写真：古都の U助
地図を見る大垣駅の周辺には良質な水を使用した水まんじゅうや柿羊羹、おせんべい等全国にファンを持つ有名菓子店が点在し、食べ歩きが楽しめる町としても人気があります。さらに、店舗前の駅通りを5分ほど歩けば戦火で焼失したものの、昭和34年(1959年)に再建された大垣城へと行くことも。
写真：古都の U助
地図を見る店内では枡を利用したアートも見ることができます。
かつて大垣の町は揖斐川、水門川、杭瀬川などの河川を利用した舟運が盛んであった土地。江戸時代には川舟が行き交い奥美濃や飛騨地方から多くの木材も運ばれ、町のあちこちに船問屋や倉庫が立ち並んでいました。大垣の町は昭和20年7月の空襲などで多くの被害を受けましたが、戦後はいち早く木材産業が復興。特に一時は10社以上もあった枡の生産で知られるようになり、今も全国1位の生産量を誇っています。
写真：古都の U助
地図を見るご紹介する「masu cafe」は1950年創業の枡専門メーカー、大橋器量がオープンしたカフェです。
人気メニューの１つ、マスマスプレート（810円）はお盆やお皿なども様々なサイズや形状の枡が色々と使用されている楽しくてバラエティー豊かなメニュー。メインはホットサンド4種、ピラフとドライカレー計6種から選ぶことができ、サラダやプチデザート、スープにドリンクまで付いてきます。
スープ用の枡は持ち手が付いていてユニーク！
写真：古都の U助
地図を見るこちらは塗りの枡が上品な枡アイス（486円）。バニラ、抹茶、チョコの3種があり、写真は抹茶味。枡はいかにも日本的な美しさと温もりが感じられると海外からの旅行者からも人気が高い品物の１つ。近年は枡を利用した飲食メニューが各地で一世を風靡しているのも周知のとおりです。
写真：古都の U助
地図を見る上段は赤、青、緑といったポップな色彩を取り入れたカラー枡と、奥は電気を使わないエコ加湿器。
下の段はパッケージをはがして枡ごとお風呂に入れるマスソルト。マスソルトには枡の材料であるヒノキの香りと相性の良いゆずや緑茶、さくらやローズといったドライハーブの香りが楽しめ、ソルトが溶ければ枡の底には お疲れさま などの文字があらわれます。
写真：古都の U助
地図を見るもともと枡は計量器具としても重宝されてきました。
ここでは収納やインテリア用にと、用途も多岐にわたる商品が取り扱われています。今ではコーヒーカップ型の枡やビールジョッキ型の枡もあってユニーク。
写真：古都の U助
地図を見る極小サイズの枡はなんとアクセサリーにも変身！ピアスやイヤリングがあります。
住所：岐阜県大垣市東外側町2－9 広瀬第二ビル1Ｆ
電話番号：090-9898-5468
アクセス：JRまたは養老鉄道 大垣駅から徒歩約5分
定休日：水、第2・4日曜
営業時間：10:00～18:00（金・土のみ19:00まで）
駐車場：なし（近くの有料駐車場をご利用ください。）
2019年5月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/4/20更新)
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