写真:渡辺 裕希子
地図を見るオーロラ を見る最も手軽な方法は、宿泊ホテル発のオーロラ鑑賞ツアーに参加すること。8月下旬〜4月上旬のシーズン中にはほぼ毎日ツアーが開催されています。
現地にツアー会社は複数ありますが、どこも22時〜深夜0時頃にバスで出発してオーロラ鑑賞スポットであるテントやロッジに行き、深夜3時頃にホテルに戻る、というスケジュール(時間は季節によって異なる)。観測スポットには2〜4時間ほど滞在し、室内で暖を取りつつオーロラの出現を待ちます。
ツアーを利用するメリットは、人工光が少ない場所で効率的に観測できること。暖かな室内でコーヒーを飲んだり焚き火を囲んでマシュマロを炙ったりと、待つ時間も楽しみのひとつ。経験豊富なガイドが写真撮影のコツを教えてくれるたり、三脚を貸してくれる(一部有料)のも、ツアーならではの魅力です。
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地図を見るテントやロッジ内では、セルフサービスでコーヒーや紅茶、クッキーなどのお菓子が用意されています。オーロラが出たらスタッフが教えてくれるので、安心して待機できます。
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地図を見るオーロラを待ちながら、メープルシロップ飴作りの体験。煮詰めたシロップを棒に巻き付け、雪をまぶすと出来上がり! 退屈しないように、ツアーガイドが楽しい企画を用意してくれます。
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地図を見るホワイトホースの中心地から車で30〜40分の郊外には、内装や料理にこだわったお洒落なロッジが点在。一歩外に出るだけでオーロラを堪能できます。
こちらは料理の美味しさで定評のある「Boreale Ranch」。広々としたリビングには地元アーティストの絵が飾られ、洗練された雰囲気。セルフサービスでコーヒーや紅茶を無料で楽しめるほか、地ビールやワイン(有料)も用意されています。
写真:渡辺 裕希子
地図を見るオーロラの出現情報をアプリで調べつつ、部屋で仮眠をとったりラウンジでお茶を飲んだり。ツアーに比べて体力を温存できるので、寒さが苦手な人や家族連れにもおすすめです。
写真:渡辺 裕希子
地図を見る敷地内に用意されたオーロラ観測スペース。部屋から歩いて1分と、気軽に足を運べる距離です。すぐ近くには露天風呂もあり、オーロラや満天の星を眺めながらお風呂を楽しむ、という夢のような体験も!
憧れの犬ぞり体験も、ホワイトホースなら本格的。アラスカンハスキーが引く犬ぞりを、たっぷり1時間以上も操縦できるんです。
走ることが大好きな犬たちがグングン引っ張ってくれるので、初めてでも安心。静寂に包まれた大雪原を突っ切る爽快感は、“一生に一度”の宝物となるはず。2人組なら1人が前に座り、もう1人がソリを操縦するのもおすすめです。
写真:渡辺 裕希子
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地図を見る賢くて人懐っこいアラスカンハスキーたち。ゲストの姿を見つけると、「自分を連れて行って!」と吠えながらアピールしてきます。
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地図を見る犬ぞりをたっぷりと楽しんだ後には、暖かな室内でドリンク&お菓子のサービスが用意されています。手作りのランチが付いたプランもあり、時間に余裕がある人にはこちらがおすすめ。
犬ぞり体験プランは、雪が豊富な11〜3月末に実施。市内ホテルからの送迎付きなので、気軽に参加できます。
写真:渡辺 裕希子
地図を見るアクティビティが豊富なホワイトホースでは、「昼間にやることがなくて暇」という悩みとは無縁。とくにおすすめのアクティビティをご紹介しましょう。
ホワイトホースから約30kmのところにある「ユーコン野生動物保護区」は、野生動物の楽園。トナカイやムース、ヘラジカ、バイソン、マウンテンゴートなど、日本ではなかなか見られない動物たちがのびのびと暮らす姿を間近に見ることができます。近くにある「タキーニ温泉」とセットで訪れるツアーが多く、雪見風呂で旅の疲れを癒せるのもうれしいポイントです。
写真:渡辺 裕希子
地図を見る極北のグレートネーチャーを短時間で体感できるのが、世界遺産「クルアニ国立公園」の上空を飛ぶセスナ遊覧飛行。巨大な氷河や5000m級の山々を見下ろすフライトは迫力満点で、運がよければ野生動物の群れが見えることも! 自然を熟知したベテランのパイロットが、未知の世界へと連れて行ってくれます。
写真:渡辺 裕希子
地図を見るビール党ならぜひ足を運びたいのが、ユーコン地ビール工場「Yukon Brewing」。常時5〜6種類の地ビールを無料で試飲できるほか、有料で生ビールも提供されています。ユーコンの清らかな水で作られた地ビールは、国内外で高評価。ユーコンの自然や文化をデザインしたラベルもお洒落で、お土産にもぴったりです。
写真:渡辺 裕希子
地図を見るグルメは旅の満足度を左右する大切なエッセンス。移民が多く暮らすホワイトホースには、イタリアンやカリビアン、和食、ベトナム料理など美味しいお店が揃っています。インテリアもお洒落で、 SNS映えも抜群です。
写真のバイソン肉を使ったハンバーガーは、「Dirty Northern」の人気メニュー。ホワイトホース近郊でとれたバイソンは柔らかく、肉の旨みがぎっしりと詰まっています。
写真:渡辺 裕希子
地図を見るこちらは、タキーニ温泉の近くにある「Bean North Coffee」。雪景色を眺めがなら、オーガニック・フェアトレードの美味しいコーヒーが味わえます。トナカイのロゴマークが入ったマグカップや帽子などのグッズも可愛らしく、お土産におすすめです。
写真:渡辺 裕希子
地図を見るホワイトホースのメインストリートは、端から端まで歩いて10分ほど。数は多くはありませんが、メープルシロップなどの定番から地元アーティストの作品、アウトドアファッションまで、特色あるお店が点在。じっくり見て回ると、半日あっても足りないほどです。
メイド・イン・ユーコンのお土産を探すなら、写真の「Aroma Borealis Herb Shop」がおすすめ。地元産のハーブを使った石けんやハンドクリーム、リップクリーム、ハーブティーなど質の良い商品ばかり。観光客はもちろん、地元の人々もふだん使いに利用している人気のお店です。
ホワイトホースでは、3日間滞在するとほぼオーロラが見られると言われていますが、実際に見えるかどうかは運次第。それでも、“ビフォー&アフター”オーロラが充実しているホワイトホースなら、満足度の高い旅になるはず。
ユーコン川の川下りやクルアニ国立公園の紅葉や黄葉が楽しめる9月、犬ぞりやウィンタースポーツが体験できる11月〜3月と、季節によって違う楽しみがあります。
一生に一度の思い出を作る旅へ、出かけてみませんか?
取材協力:ユーコン準州観光局
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