独・ロマンティック街道終点地の博物館「フュッセン市博物館」

| ドイツ

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Hiroko Ojiのプロフィール写真 Hiroko Oji ヨーロッパ一人旅愛好家

ドイツの名城「ノイシュバンシュタイン城」があるのは、ロマンティック街道最終地のフュッセンの町。フュッセンは、お城だけでなく町中にも観光スポットをいくつも抱える人気の観光地です。

その観光スポットの一つ「フュッセン市博物館」は、旧修道院の建物を利用した川沿いの施設。建物自体にも見応えある装飾が施され、見事な図書室や広間はじめ、町の歴史と共に古楽器の展示に窓からの素晴らしい眺望などが楽しめます。

だまし絵や壁画が見逃せないフュッセン市博物館

だまし絵や壁画が見逃せないフュッセン市博物館

写真:Hiroko Oji

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ドイツ・ロマンチック街道の終点として名を知られるフュッセンは、シンデレラ城として人気を誇るノイシュバンシュタイン城を観光する拠点となる町。しかし、お城観光の拠点となるばかりでなく町自体に観光スポットをいくつもかかえ、フュッセン市博物館もそのうちの一つです。

フュッセン市博物館は市内を流れるレヒ川のほとりに建つベネディクト修道会の聖マング修道院が母体になっています。748年に聖者マングが宣教師として礼拝堂を築いた後修道院として発展し、18世紀に今の姿になりました。

だまし絵や壁画が見逃せないフュッセン市博物館

写真:Hiroko Oji

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通りに面した入り口の建物を抜けて中庭に入ると、奥に続く建物にも目が惹かれます。窓や入り口の扉周辺に施されているのがだまし絵になっているのです。まるで凹凸のあるように柱で支えられたバルコニーが本物そっくりに壁に描かれているのです。

内部は教会はじめ修道僧の生活スペースと各種資料の展示があり、北東部分の一角は市役所として使われています。

だまし絵や壁画が見逃せないフュッセン市博物館

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中でも見逃せないのは、バイエルン州で一番古いアンナ礼拝堂の「死の舞踏」という壁画。中世の回廊の奥に礼拝堂があります。

「死の舞踏」は1602年に描かれた作品で、皇帝や司教、農民など、様々な社会階層の人たちが、骸骨に擬人化された「死」とともにダンスをする場面が描かれています。

優雅な図書室

優雅な図書室

写真:Hiroko Oji

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館内に入ると優雅なホールが出迎えてくれます。天井中央には吹き抜けがあり、白い球体が浮かんだようにぶら下がっている奥に図書室が見上げられます。階段を上って2階に行き、入り口上部の天使が左右に控える時計の下をくぐると図書室に入れます。

優雅な図書室

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図書室中央の吹き抜けになっている円形手摺を取り囲むように、二階建てになった書棚には、床から天井近くまで蔵書がビッシリ。蔵書数もさることながら、ギャラリーの手摺も美しい贅沢な内装です。

優雅な図書室

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美しい装飾の壁面や出窓だけでなく頭上の優雅なフレスコ画も見逃さないでくださいね。

今も利用されている豪華な皇帝の間

今も利用されている豪華な皇帝の間

写真:Hiroko Oji

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また、皇帝の間には神殿風の柱頭装飾のある列柱が並び、壁面には金色がアクセントになった漆喰装飾が施され豪華な空間になっています。部屋の四隅の天井に描かれた壁絵も素晴らしいもので、この部屋では今でも催し物が行われています。

今も利用されている豪華な皇帝の間

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列柱の間の壁面には優雅な漆喰装飾に金色がアクセントとして使われており、うっとりするばかりの美しさ。

今も利用されている豪華な皇帝の間

写真:Hiroko Oji

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天井にも優美なフレスコ画が!よく見ると、ここにもだまし絵の手法が使われており、円柱に支えられた円板がより高いところにあるように描かれています。

古楽器の展示や歴史も学べます

古楽器の展示や歴史も学べます

写真:Hiroko Oji

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フュッセンは、ルネッサンス時代にヴァイオリンやリュート(※)の製造の中心地だったこともあり、製造過程や様々な古典楽器が展示されています。

※共鳴胴と棹(ネック)からできている弦楽器で、指ではじいて演奏する。中世からバロック期にかけてヨーロッパで流行。

古楽器の展示や歴史も学べます

写真:Hiroko Oji

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その他にもパイプオルガンやハープなども展示されています。

古楽器の展示や歴史も学べます

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また中世の生活を垣間見られる展示もあり、昔の織物の機械や糸車、陶器製の暖炉、台所の様子なども見て回れます。

館内からの眺望も

館内からの眺望も

写真:Hiroko Oji

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この博物館から眺める風景も素晴らしい。窓からは可愛らしい家並みと風情ある石畳の通りが見下ろせます。

館内からの眺望も

写真:Hiroko Oji

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バイエルンアルプスの山並みを背後に、緑溢れるレヒ川沿いの風景にも心癒される瞬間です。

フュッセン郊外には、シンデレラ城として有名なノイシュバンシュタイン城やホーエンシュバンガウ城があります。多くはお城見学に数時間かけただけでさっさとこの地を後にするパターンが多いようですが、町自体にも見どころが満載!また四季によって自然の素晴らしい風景が繰り広げられるところでもありますので、ぜひ時間に余裕をもってフュッセンをご訪問くださいね。

フュッセン市博物館の基本情報

住所:Lechhalde 3, 87629 Fussen
電話番号:+49-8362-903-146
開館時間:
4〜10月 11:00〜17:00(火〜日曜)
11〜3月 13:00〜16:00(金〜日曜)
アクセス:鉄道のフュッセン(FUESSEN)駅から550メートル

2019年5月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2012/07/30 訪問

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