写真:高橋 しゅう
地図を見る長野のグルメの代表格と言えば、まずは蕎麦を思い浮かべるのではないでしょうか。長野市内にも蕎麦店はたくさんありますが、美味しいけれども値段が高めであったり、観光地にあって観光客向けと思える価格となっているお店もあります。
そこでお勧めのお店は、長野駅の近くにあり、リーズナブルな価格で本格的な戸隠蕎麦が味わえる、そば処「ぼっち」です。ランチタイムには地元のサラリーマンや、駅にも近いこともあり観光客で賑わう人気のお店です。
基本の蕎麦は冷たいざる蕎麦に温かい蕎麦、より本格的に味わいたい方には十割蕎麦もあり、他にもお得なセットメニューや、一品料理、地酒等のメニューも充実していて気軽なランチから、ゆったり蕎麦とお酒を楽しむにもお勧めのお店です。
写真は戸隠蕎麦のざる蕎麦(普通盛り)550円(2014年4月現在)で、手軽な値段で味わうことができます。そして写真にある蕎麦の盛り付け方を「ぼっち盛り」と言い、店名にもなっているように戸隠蕎麦の特徴でもあります。普通盛りの場合は、満腹となる量ではありませんが、この後紹介します「おやき」等の食べ歩きにはちょうど良い量かもしれません。もっとも、蕎麦をお腹いっぱい食べたい方には大盛りや、セットメニューがありますのでそちらを注文されると良いと思います。
お店は新幹線の長野駅から近いこともあり、長野に着たら「まずは蕎麦!」と言う方や、鉄道を利用されて長野市に来られる方には特にお勧めです。
写真:高橋 しゅう
地図を見る次に紹介しますのは、こちらも長野を代表するグルメの一つおやきです。蕎麦同様に長野市にもおやきの販売店はたくさんあり、種類も蒸かして作るものや、焼いて作るものがあり、中身の具材も様々で、それぞれがお店の特徴ともなっています。
その中で私のお勧めは、いろは堂のおやきです。本店は長野市中心部から車で1時間程離れた山間の鬼無里地区にありますが、長野駅近くの東急デパート内にも店舗があり、そこでおやきを買い求めることができます。
いろは堂のおやきの特徴は、一度揚げてから焼き目を付ける、揚げ焼き製法で、蒸かして作ったものに比べて特に皮が香ばしくて美味しくいただけます。他店のおやきに比べて値段が多少割高(写真のおやきは1個194円 ※2014年4月現在)ですが、サイズも大きめで具材もたっぷりなので満足できるおやきです。
お店には小さな飲食スペースもありますので、買ったおやきを休憩がてら食べることもできますし、町の散策の途中で休憩スペースを見つけて食べるのも良いのではないでしょうか。
写真:高橋 しゅう
地図を見る蕎麦やおやきは広く知られた長野グルメですが、長野市内ではあんかけ焼きそばも、郷土食という訳ではありませんが、地元では親しまれている食べ物の一つです。長野市内では、メニューに焼きそばとあると、あんかけ焼きそばを指す店も多く、複数のお店で食べることができます。パリパリに揚げた麺に野菜の入った餡は、他の地域で食べるものより餡に甘さが強く感じられるのが特徴で、アクセントとして地元では酢からしをかけて食べています。
写真は市内の店舗の一つ「いむらや」の焼きそば(570円※2014年4月現在)で、特に甘みを感じる餡の味付けになっています。結構ボリュームがありますので、初めて注文される方は普通盛りにしておいた方が良いと思います。お店は長野駅と善光寺の中間に位置する繁華街の権堂地区にあり、観光の途中で寄ることもできる便利な場所にあります。
尚、ここの他にも長野市内の「寿楽」というお店のあんかけ焼きそばは、「さらにボリュームがすごい」と地元で評判になっています。
写真:高橋 しゅう
地図を見る長野の名物の一つに鯉料理がありますが、今回はその鯉がモチーフとなった、ありそうで無かったスイーツ、鯉焼きを紹介します。
写真の通り鯉の型で作った、いわゆる鯛焼きの鯉バージョンですが、一般的な鯛焼きのように平面的ではなく、小ぶりなサイズですが、躍動感のある立体的な形になっているのも特徴です。そして素材にもこだわっていて皮の小麦は信州産、中の餡は小豆でなく信州の特産の花豆となっていて、普通の鯛焼きとは一味違った美味しさです。
この鯉焼きには、写真の基本の鯉焼きと皮に竹炭を練りこんだ黒い佐久鯉(各190円 ※2014年4月現在)、そして写真にはありませんが予約制の錦鯉あり、他にも季節の材料を使った限定の鯉焼きもあり、なかなか面白いラインナップになっています。
その鯉焼きを販売しているお店は、善光寺近くの「藤田九衛門商店」で「垂水(たるみ)」という商品名で販売しています。店名も店構えも老舗のような風格なのですが、実は平成24年5月オープンした新しいお店で、最近地元で話題の人気店です。
尚、店内には小さな飲食スペースもありますので、テイクアウトまたは店内で食べることもできます。
旅先で長野の美味しいものを食べる楽しみもありますが、親戚や友人等への美味しいお土産として、前段で紹介しました鯉焼き(垂水)をお土産にしてはいかがですか。長野市内では、県内各地の名物や様々なお土産品がたくさん売られていますが、他ではあまり知られていない、地元長野県民でも話題になっている鯉焼きは、きっとお土産として喜ばれると思います。
写真のように、鯉の図柄の味わいのあるパッケージには「信州特産」とも入っていて、長野(信州)のお土産としてもわかり易いですし、素材も主に地元産です。但し、賞味期限が夏場は当日、その他は翌日までとなりますので、お帰りの日に買うことをお勧めします。
尚、店舗はなんと朝6時30分からの営業していますが、売切れ次第終了となりますので、午前中早めに行かれることや、不定休となっていますのでホームページや電話等で確認してから行かれると確実です。
ここまで紹介した以外にも、長野市内には長野駅から善光寺にかけての市の中心部の観光エリアに、地元信州味噌を使った美味しい味噌ラーメンのお店、2010年に新たに誕生した長野市の新B級グルメ長野ヤキメンを提供するお店、信州牛のすきやき丼や、ちょっと贅沢して信州牛すきやきが食べられるお店等もあります。
そして市街地からは離れますが、長野市郊外の信州新町エリアには、ジンギスカン料理店が並ぶジンギスカン街道等もあり、長野市では全国的に知られているものから、地元ならではのグルメ等、様々なものが味わえますので、観光とあわせていろいろ楽しんでみて下さい。
※長野市のグルメや名物の概要は、下記[MEMO]の「ながの観光net」のサイト内にて参照下さい。
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(2024/12/13更新)
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