写真:かもた のぞみ
地図を見るロットネスト島へ向かうにはパースからフェリーに乗らなくてはなりませんが、乗り場はパース市内に数箇所あります。パースの中心地からゆっくりとフェリーに乗っていくこともできますが、ここでは最も一般的でお手頃なアクセスをご紹介します。
フェリー乗り場の最寄り駅となるのが「フリーマントル駅」。パース駅からブルーラインの電車に乗り、終点の「フリーマントル駅」までは約30分ほどで到着することができます。
写真:かもた のぞみ
地図を見るフリーマントル駅を出て右手に進み、小さな踏切を越えて駐車場を歩くと、約5分ほどで大きな倉庫のような建物が見えてきます。「FERRY TERMINAL B」という黄色い看板が目印で、正面玄関にフェリー会社のカウンターが設けられています。
赤い看板の「ROTTNEST EXPRESS(ロットネスト・エクスプレス)」と、青い看板の「SEA LINK(シーリンク)」の2社が運行していますが、お値段と時間はさほど変わりません。その場でチケットを購入することももちろん可能ですが、混雑日にはチケットが売り切れることもあるので、事前にインターネットで予約しておくことをお勧めします。
写真:かもた のぞみ
地図を見る出発時刻が近づくと、建物のすぐ脇にフェリーが到着します。約30分ほどの行程ですが、天候が悪いときなどは揺れることもあるので、不安な方は酔い止めを持っておくと安心でしょう。
写真:かもた のぞみ
地図を見る横に長いロットネスト島は東端から西端まで約11キロもあり、自分の足だけで観光しようとすると相当行動範囲が絞られてきてしまいます。そこでお勧めなのが、青い車体が目印の「Island Explorer」。島内をぐるっと回るように19箇所のバス停があり、好きなところで乗り降りすることが可能です。バスも30分おきに運行していますので、次のバス停までゆっくりと歩いて次のバスに乗ると、非常に効率よく観光することができますよ。
写真:かもた のぞみ
地図を見るあまり歩いたりせずのんびりと観光したいという方は、「Island Discovery」というバスに乗ると島内を一周することができます。ただし途中での乗り降りはできませんので、あくまで車窓観光限定だと思ってくださいね。
同様に「Oliver Hill Railway」と呼ばれる観光列車に乗るのもよいでしょう。こちらも出発駅と終着駅が決まっているのであちこち行けるというわけではありませんが、終点のオリバーヒルからは島を一望することができます。
写真:かもた のぞみ
地図を見るバス・電車ともに、チケットはフェリーターミナルにあるインフォメーションセンターで購入することができます。フェリー到着後の時間帯はカウンターが混雑しますので、こちらも可能であれば事前に予約しておくのが良いでしょう。
また、レンタサイクルをして島内を自転車で移動することもできます。インフォメーションセンターで借りることもできますし、フェリーのチケットとセットで予約することもできますが、ロットネスト島は非常に高低差があり道も険しいので、こちらは体力に自信のある方向けです。
写真:かもた のぞみ
地図を見る交通手段を確保したら、いよいよロットネスト島観光のはじまり!フェリーターミナル周辺を抜けると緑の木々が一面に広がり、大自然の中にやってきたことを実感します。道もくねくねと蛇行しており高低差もあるので、歩くだけでもなかなかの運動になりますよ。
写真:かもた のぞみ
地図を見るロットネスト島で見逃せないのが、何と言っても透明度抜群の海!特に日差しが差し込むと海の色も一気にエメラルドグリーン色へと変化し、運がよければイルカやアシカといった野生動物も目にすることができます。
写真:かもた のぞみ
地図を見る島内にはたくさんのビーチがありますが、中には幅約10メートルくらいの隠れ家的ビーチも見られます。海に入って泳ぐのももちろんですが、休憩がてら海を眺めながらピクニックするのも最高の贅沢ですね。
写真:かもた のぞみ
地図を見るロットネスト島を散策するにあたって、ぜひとも見つけたいのが小動物「クオッカ」。カンガルー科に属する西オーストラリアの固有種で、「クオッカワラビー」と呼ばれることもあります。このロットネスト島では至る所で野生の「クオッカ」に遭遇することができますが、ここでは探し方のちょっとしたコツをご紹介します。
「クオッカ」の大好物は葉っぱや木の実。そのため木の下で過ごすことが多く、特にお気に入りの木の下には数匹の「クオッカ」が集まって見られることもあります。
写真:かもた のぞみ
地図を見るロットネスト島の中央部・西部には大きな木があまりなく、「クオッカ」を見つけることはなかなか困難です。特に自転車やバスに乗っていると見逃してしまうことが多いですが、歩いているときはぜひ木の下に注目して歩いてみましょう。
運が良ければ木の下にひっそりと佇んでいる「クオッカ」を見つけることができます。でもこうした「クオッカ」はとっても臆病者。人が近づくとびっくりして逃げてしまうこともあります。見つけるのは困難ですが、その分より「野生」の「クオッカ」を見ることができるのは中央部・西部ならではでしょう。
動画:かもた のぞみ
地図を見るもっと簡単にたくさん「クオッカ」を見ることができるのがロットネスト島の東部。特にフェリーターミナルから半径1キロ以内にはたくさんの「クオッカ」が生息しています。こちらの「クオッカ」は観光客慣れしているのかとても人懐っこく、こちらが立ち止まるとすぐに近寄ってきます。中にはレストランのテーブルの下で観光客におねだりをする「クオッカ」も。
ただし「クオッカ」に餌をあげたり触ったりするのは厳禁です。「クオッカ」は体に合わない物を口に入れると死んでしまうこともあり、観光客のマナーが大きな問題にもなっています。餌やりをしたり触った際には150ドル以上の罰金が科されますので、とっても可愛い「クオッカ」を保護するためにも、しっかりとルールを守って観光しましょう。
写真:かもた のぞみ
地図を見る「クオッカ」の最大の魅力は、何と言ってもスマイル!口角が上がっているため、常に笑っているように見えるのがとっても可愛らしく、そのため「世界一幸せな動物」と呼ばれることもあります。
写真:かもた のぞみ
地図を見る「クオッカ」は動きがとても早い動物なので、可愛いショットを撮るのは一苦労。綺麗に撮りたい方はなるべく手ブレしないカメラや撮影モードを使用すると良いでしょう。
写真:かもた のぞみ
地図を見る撮影のコツは下から見上げるような形で撮影すること。そうすると口角がもっと上がって、さらに笑っているように見えますよ。とっても人懐っこい「クオッカ」ですが、自撮りをする際にもしっかりルールとマナーを守ってくださいね!
いかがでしたでしょうか?とっても可愛らしい「クオッカ」にエメラルドグリーンに輝くビーチ。パースから日帰りで訪れるのが一般的ですが、もっとじっくり観光したいという方は島内に一泊してゆっくり過ごすのも素敵でしょう。
あなたもぜひロットネスト島で、とっても可愛い小動物「クオッカ」に癒されてみませんか?
2019年5月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2025/1/22更新)
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