ナポリ近郊、カゼルタで究極の寛ぎカフェ「イル・ジャルディーノ・ディ・ジネヴラ」

| イタリア

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Etsuko Ciaoのプロフィール写真 Etsuko Ciao 美食イタリア旅ライター

人気の観光地、南イタリアは太陽のような明るさと人懐っこさが魅力。ナポリから電車で45分のカゼルタへ行ってみませんか?かつてのナポリ王国の繁栄を放つ世界遺産カゼルタ王宮の近くに、誰もがリピートしたくなる究極の寛ぎカフェ「イル・ジャルディーノ・ディ・ジネヴラ」があります。
菓子職人の母とソムリエの息子が織りなすコラボレーションは、心身が生まれ変わる癒しの空間。イタリア食材を味わいつつゆっくり寛いで!

二つの町、カゼルタとカゼルタ・ヴェッキア

二つの町、カゼルタとカゼルタ・ヴェッキア

写真:Etsuko Ciao

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カゼルタは南イタリアのナポリから北北東に位置した町で、18世紀ナポリ王国時代に建設されたカゼルタ王宮が有名です。トレニタリアのローカル電車でナポリから約45分、ローマから新幹線フレッチャロッサで約1時間で到着します。電車のアクセスが良いので、ナポリ、ローマからの日帰り観光も可能です。駅目前にはカゼルタ王宮が構え、圧倒的な存在感を放っています。一方で、カゼルタにはもう一つの町があります。標高400メートルの山の上にかつて栄えたカゼルタ・ヴェッキアの町です。

二つの町、カゼルタとカゼルタ・ヴェッキア

写真:Etsuko Ciao

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9世紀には存在していたカゼルタ・ヴェッキアには、現在も約200人の住民が石畳の中世の町に住み続けています。遺跡となった古城跡の他、教会、レストラン、お土産屋があり観光客が続々と訪れています。カゼルタの町からは車で15-20分程です。

わざわざ訪ねたくなる寛ぎと出逢いのカフェ

わざわざ訪ねたくなる寛ぎと出逢いのカフェ

写真:Etsuko Ciao

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世界遺産のカゼルタ王宮から、徒歩数分の距離に「イル・ジャルディーノ・ディ・ジネヴラ・カフェソファ」があります。白い外壁と入口が少し階段になっているテラスが目印です。可愛らしく洗練されたその外観から、立ち止まって中を見る人も!

イタリアではお店に入る時、挨拶をして入ります。午前中から昼過ぎ、午後の早い時間までなら「ボンジョルノ(Buongiorno)」、夕方なら「ボナセーラ(Buonasera)」それ以外の時間帯なら「サルヴェ(Salve)」と言って入りましょう。

イタリア語でボンジョルノは「おはようございます」、ボナセーラは「こんばんは」、サルヴェは「こんにちは」にあたる言葉です。

わざわざ訪ねたくなる寛ぎと出逢いのカフェ

写真:Etsuko Ciao

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カフェに入店すると右側にバーカウンターがあり、立ちながらのイタリアンバールスタイルでエスプレッソやワインがいただけます。

1階は白を基調とした壁で、その一番奥の部屋はお店と言うより友達の家に招かれたよう。紫色の壁とベージュ色のソファが安らぎを与えてくれ、旅の疲れも癒されます。

ソファに深く腰掛けてゆっくりコーヒーを飲む人、椅子に座り本を読む人、それぞれが時間に追われることなく、耳に心地よいサウンドの中で過ごしています。

わざわざ訪ねたくなる寛ぎと出逢いのカフェ

写真:Etsuko Ciao

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カフェは2階もあるので、ぜひ上の部屋もご覧下さいね。ちょっとした探検気分を味わえます。吹き抜けを囲む秘密部屋のようなコーナー、ガラス越しに1階の部屋が見える場所、2階の奥はシンプルで広々とした部屋で開放感に溢れています。

2階は明るさを落とした照明で静寂な空間です。あまりの心地よさに2時間あっという間に過ぎてしまいます。

親子コラボレーション、ソムリエの息子と菓子職人の母

親子コラボレーション、ソムリエの息子と菓子職人の母

写真:Etsuko Ciao

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カフェは2018年12月にオープンしました。オーナーのアントネッロさんは、学生時代から飲食関連サービスの専門学校へ5年通い、カメリエレ(ウエィター)として12年、ソムリエとして8年実績を積んだスペシャリスト。お母様のアンナさんはカゼルタでは有名なお菓子職人でご自身のお店を経営されています。そんなお母様とコラボレーションをしたいとずっと思い続け、念願のカフェオープンとなりました。

親子コラボレーション、ソムリエの息子と菓子職人の母

写真:Etsuko Ciao

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カフェのお菓子はもちろんアンナさんが作られたもの。一番人気は写真のトルタ・ディ・カプレーゼ(torta di caprese)で、元々はシチリアからで材料はピスタチオ、アーモンド、ヘーゼルナッツそしてチョコレートです。ワンカット5ユーロで、店内でいただけます。

親子コラボレーション、ソムリエの息子と菓子職人の母

写真:Etsuko Ciao

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その他にはイタリアで人気の甘酸っぱいジャムのクロスタータ(crostata)、ティラミス(tiramisu)、可愛らしいケーキ達がショーケースにいっぱい!迷ったらアントネッロさんに相談しましょう。

他とは違うカゼルタの「パネトーネ」

他とは違うカゼルタの「パネトーネ」

写真:Etsuko Ciao

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今ではパネトーネはイタリアのほぼ全域で食べられていますが、カゼルタのパネトーネはちょっと違うんです。南イタリアのカンパーニャ州といえばブーファラ(水牛)が有名。そのブーファラの濃厚ミルクを使って、パネトーネを作っているのです。もう一つは、バターを一切使わずに仕上げていること。パーネ・ディ・ブーファラ(pane di bufala)という名で呼ばれています。地元の人達からの人気も高く、カフェでは25ユーロで販売されています。

ここ数年は日本でもクリスマスにパネトーネが売られるようになりましたが、イタリアではクリスマス以外の期間も販売しています。

他とは違うカゼルタの「パネトーネ」

写真:Etsuko Ciao

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店内の棚にはアンナさんの写真や、アンナさんのお店で作られたお菓子、ジャム、チョコレート等がディスプレイされています。

他とは違うカゼルタの「パネトーネ」

写真:Etsuko Ciao

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プレゼント用のリボン付きクッキーは、6ユーロで販売されています。お友達へのお土産に可愛いラッピングでぴったりですね。

夕食前にイタリアのアペリティーヴォを楽しもう

夕食前にイタリアのアペリティーヴォを楽しもう

写真:Etsuko Ciao

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カフェは夜も営業しており、夜はアペリティーヴォを楽しむことができます。アペリティーヴォはディナー前に軽くお酒や軽食を楽しむ文化。ミラノ発祥ですが今はイタリア全土に広まっています。

飲み物はワイン以外に、写真のスプリッツ(spritz)もオーダーできます。スプリッツはイタリア生まれのイタリアを代表するカクテルです。旅先で本場のカクテルを飲んでみてはいかがでしょう?

夕食前にイタリアのアペリティーヴォを楽しもう

写真:Etsuko Ciao

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アペリティーヴォのおつまみは、イタリア食材をふんだんに散りばめたプレート。チーズはカチョカヴァッロ、ゴルゴンゾーラ・ディ・カプラ(ヤギの青カビチーズ)、生ハムはモルタデッラ、プロシュート・ディ・ブーファラ(水牛の生ハム)、パンはタラリーニ(リング型の固焼きパン)、グリッシーニ(棒状)と、北から南までのイタリアの味を楽しめます。

用意して下さるのはソムリエでイタリアンフードのプロのアントネッロさん。ドリンク付きでお一人10ユーロです。

夕食前にイタリアのアペリティーヴォを楽しもう

写真:Etsuko Ciao

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見知らぬ人と人とが出逢う場所、お店にいらしてくれた方が何より寛いで安らげる空間にしたかったと、その想いが見事に叶えられたカフェ。

実際にカフェで偶然居合わせた人達が友達となって、人の輪が広がっているのです。イタリア旅の途中に軽くワンドリンク、又は夜のアペリティーヴォに訪れてみませんか?

イル・ジャルディーノ・ディ・ジネヴラ・カフェソファの基本情報

「Il Giardino di Ginevra, Cafe Sofa」
住所:Largo Sant’Elena 2 – 81100 Caserta (CE)
電話:+39-0823778934
営業日:火曜日-木曜日8:00〜20:30、金曜日-日曜日8:00〜22:30
定休日:月曜日

2019年5月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。

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