写真:藤田 聡
地図を見る北海道安平町(あびらちょう)の菜の花は観光用ではなく、農産物として栽培されている畑です。よって畑への立ち入りは厳禁で、付近の道路上から鑑賞させて頂きましょう。
菜の花畑に隣接した道路は、センターラインがある舗装された立派な道ですが、市街地から離れている為、交通量は殆どありません。道路上からでも、安全に菜の花を鑑賞出来る場所が大半です。
写真:藤田 聡
地図を見る安平町の菜の花畑には番号が振られており、菜の花マップを毎年ホームページ上で公開。観光協会のホームページでは、最盛期の6月上旬から中旬に向けて情報を掲載予定ですが、見頃は5月下旬から始まります。5月中に行く場合には、「北のなのはな会」という生産者団体のホームページが参考になります。(記事最後の「関連MEMO」内にリンクあり)
菜の花畑には、道路側に写真のような番号の看板も設置されており、菜の花マップと照合しながら訪問出来ます。農産物の直売所が併設されている場合もあり、自慢の農産物や特産品が格安で入手出来るので、お土産に最適。是非利用しましょう!
写真:藤田 聡
地図を見る安平町の菜の花畑は、毎年場所を変えて作付けされます。連作により菌核病、根こぶ病等の病害が多発して2年目以降の生育が悪くなる為、イネ科作物などと4〜5年の輪作をします。毎年新しい畑で育てられた菜の花は、本来の元気な姿で咲いており圧倒的な見応えを楽しめます!
しかし、毎年場所が変わるので、菜の花の絶景も事実上の一期一会。同じ場所に行っても、翌年には菜の花はありません。とはいえ安平町の地形自体は変化しないので、地形の特徴とともに2018年の様子を紹介します。
写真:藤田 聡
地図を見る安平町の菜の花畑は、町北部のJR室蘭本線追分駅周辺に集中しています。2019年には鶴の湯温泉がある南部の遠浅地区にも拡大されましたが、今回は2018年の様子を紹介します。
最初に紹介するのは、安平町北東部の菜の花畑。2019年の菜の花マップでは、(5)(6)の番号が振られている付近です。この付近の菜の花畑は広大で、周囲の道路が畑よりも高台を走っている場合が多く、黄色の絨毯を見下ろして楽しめます。
冒頭で紹介した農産物直売所があるのも、ここです。2019年も(6)番の畑に直売所を併設。最も東側にあるので、道北や道東の観光地からも一番近く目指しやすい菜の花畑です。
写真:藤田 聡
地図を見る安平町の菜の花畑は観光用ではないので、トイレ等が一切ありません。以前はコンビニのトイレを利用するしかありませんでしたが、2019年春には「道の駅 あびらD51ステーション」がオープン。気軽にトイレを使用出来るようになりました。よって、菜の花畑めぐりも、道の駅から放射状に計画するのがおすすめです。
写真:藤田 聡
地図を見る安平町の菜の花畑は、JR室蘭本線の西側にも広がっています。千歳市との境界線に近く、山々を背景にしたのどかな光景を楽しめます。
一枚目の写真のように道路上から普通に撮影すると、道路沿い(手前)の菜の花が少ないのが気になる場合があります。この写真は少しズームアップして撮影したもので、気になる部分が見事にカットされました。このようにズームアップを活用すれば、道路上からでもインスタ映えを十分に狙えます!
写真:藤田 聡
地図を見る安平町の菜の花畑は同じ場所では連続して栽培しないので、事実上の一期一会の光景になります。どの畑も、次回いつ菜の花畑にされるのか、誰にも分かりません。
しかし、このように絶景の菜の花畑が、人知れず存在したのは事実です。また2019年以降も安平町の他の場所で、もっと凄い絶景を見られる可能性も否定出来ません。まだ見ぬ絶景を求めて、マップ片手に極力多くの畑を見て回るのがおすすめです!
写真:藤田 聡
地図を見るこの菜の花畑は横が非常にワイドで畑の境界線が見えず、北海道らしい雄大さをダイレクトに感じます。最近のスマホにはレンズが複数搭載され、超広角レンズでワイドな写真を撮影出来る機種が増えています。菜の花の雄大な景色は、超広角レンズやパノラマモードを利用して撮影してみましょう!
写真:藤田 聡
地図を見る横にワイドな菜の花畑でも、敢えてズームアップして撮影するのも一法です。左右の菜の花は切り捨てられますが、菜の花が何処までも続く北海道らしい光景になり、むしろインスタ映えする場合もあります。
菜の花の咲き具合には場所により濃淡がありますが、それも黄色一色の平面的な写真にならずに、奥行きを感じる効果があります。
住所:北海道勇払郡安平町追分ほか町内各所
電話番号:0145-29-7733(あびら観光協会)
例年の菜の花見頃時期:5月下旬〜6月中旬
ライトアップ:なし
アクセス:新千歳空港から車で約30分
JR室蘭本線追分駅から車で約5分
2019年5月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/3/19更新)
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