2019年瀬戸芸は小豆島「三都半島」がアツい!アート&自然満喫の旅

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土庄 雄平のプロフィール写真 土庄 雄平 アウトドアライター、小豆島サイクリングガイド、自転車旅フォトグラファー

3年に1回、瀬戸内の島々で開催される現代アートの祭典「瀬戸内国際芸術祭」の会期である2019年、最も注目を集めているエリアがあります。それは小豆島南部の「三都半島」。美しい海に囲まれ、小豆島に根付く豊かな自然を堪能できるこの半島に、島ならではの風景から着想を得た数々の独創的なアートが11作品も登場し、新たな展開を迎えています。小豆島の魅力が凝縮された三都半島へ、アートと自然を感じに出掛けましょう!

透き通った瀬戸内の海が広がる三都半島

透き通った瀬戸内の海が広がる三都半島

写真:土庄 雄平

小豆島のなかで,最も島の自然を感じられる場所を選定したときに、まず挙がってくるのが「三都半島」でしょう。周囲30kmほどのこの半島には、海沿いに半島を一周するように道路が通っており、その道から驚くほど透き通った美しい瀬戸内海の海を堪能することができますよ。

透き通った瀬戸内の海が広がる三都半島

写真:土庄 雄平

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半島の東側は、海に近いシーサイドロードといった雰囲気で爽快な景色を見せ、一方西側は、アップダウンが多く林道区間と海沿い区間で目まぐるしく景色が変化します。特に、東側の花寿波島(はなすわじま)付近の海の開放感は素晴らしく必見ですよ!

透き通った瀬戸内の海が広がる三都半島

写真:土庄 雄平

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また半島の至る所には、綺麗なビーチがいくつも点在しています。名称は付けられていないため、人もほとんどおらず穴場ばかりです。特に、半島西側の神浦地区の砂浜は本当に美しく、島らしい穏やかな時間を味わうことができますよ。気温が上がる夏に、波打ち際を歩いてみれば気分爽快です!

よりシンボリックに!生まれ変わった「境界線の庭」

よりシンボリックに!生まれ変わった「境界線の庭」

写真:土庄 雄平

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三都半島には、これまでに「潮耳荘」や「花寿波島の秘密」など、これまで展示されてきた作品がいくつか残っているのですが、今回新たにリニューアルされたのが「境界線の庭」です。山から人の営み、そして海へ、緩やかに移動軸(境界線)を示しているこの作品は、作品を設置する場所の性質や、周囲の風景に注目して製作されました。

よりシンボリックに!生まれ変わった「境界線の庭」

写真:土庄 雄平

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2016年の前会期のものと比べると、鳥居の上の彫刻の数、そして周囲に増設されたピラミッド状や列状の構造物など、幾分造形が増えていることに気づくでしょう。以前よりもさらにシンボリックな作品に仕上がっています。いろいろな解釈ができると思うので、ぜひ作品を見て、自分なりの解釈を着想してみて下さいね!

<境界線の庭の基本情報>
作家:土井満治
住所:香川県小豆郡小豆島町蒲野3227
アクセス:草壁港・池田港から車で10分

あの潮耳荘の新作!海の音と対比する「山声洞」

あの潮耳荘の新作!海の音と対比する「山声洞」

写真:土庄 雄平

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2016年の瀬戸内国際芸術祭で、伊東敏光氏や康夏奈氏そして広島市立大学の有志によって製作された「潮耳荘」は、今や三都半島の顔になっています。そして、それ以後も「三都半島アートプロジェクト」として瀬戸芸会期外でも、自主的な作品制作や展示が行われ、広島市立大学の大学院生も多数のアートを手掛けています。

<潮耳荘の基本情報>
作家:伊東敏光、康夏奈、広島市立大学芸術学部有志
住所:香川県小豆島町神浦
アクセス:草壁港・池田港から車で20分

あの潮耳荘の新作!海の音と対比する「山声洞」

写真:土庄 雄平

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そんな学生×アート発信の場としての顔を持つ「三都半島」に、今回「潮耳荘」の後続として製作されたのが「山声洞」です。海の声を体感する前者とは対照的に、山の声ひいてはそこから見えてくる神浦地区の歴史を体感しようとした作品です。アートを媒介として小豆島の音から見えてくる世界を体感してみてはいかがでしょうか?

<山声洞の基本情報>
作家:伊東敏光、広島市立大学芸術学部有志
住所:香川県小豆郡小豆島町神浦
アクセス:草壁港・池田港から車で20分〜30分

ナウマンゾウに犬!伝承と歴史から構築された意表を突くアート

ナウマンゾウに犬!伝承と歴史から構築された意表を突くアート

写真:土庄 雄平

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三都半島の先端付近には、かつて大蛇と戦い、海に飛び込んで飼い主を救ったとされる犬を祀る祠、通称「犬の墓」があります。現地の人でもあまり知られていない民間伝承ですが、実は、そんなマニアックな歴史もアートという形で生まれ変わりました。それが「”Stand Up” Series /駆け出した犬、浮遊す…」です。

<犬の墓の基本情報>
住所:香川県小豆郡小豆島町神浦
アクセス:草壁港・池田港から車で20分〜30分

ナウマンゾウに犬!伝承と歴史から構築された意表を突くアート

写真:土庄 雄平

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古民家の中へ入ると大勢の犬が立って一つの方向を向いています。その先にある巨大な影の形から、とある動物を連想し、その影が示す動物と、小豆島との関わりが見えてくれば、このアートが示しているものが分かるでしょう。実は、小豆島南海地域はとある化石の産地なのです。小豆島の歴史伝承を組み合わせて、見事に表現したアートと言えるでしょう。

<”Stand Up” Series /駆け出した犬、浮遊する象の基本情報>
作家:瑞
住所:香川県小豆郡小豆島町神浦683
アクセス:草壁港・池田港から車で20分〜30分

「小豆島ならでは」がより磨かれている三都半島というエリア

小豆島南部の三都半島は、島の中でも有数の自然が美しいエリアですが、現在は自然のみならず、これまであまり注目されていなかった歴史にも焦点を当て、アートというフィルターを通じて、この地の文化に直接触れることができるような仕掛け作りがなされています。島とアートが最も結びついた小豆島の「三都半島」!ぜひ瀬戸芸会期の2019年にお越しください。きっと島の新たな側面に触れて、旅がより充実したものになることでしょう。

2019年5月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2019/05/11 訪問

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