写真:藪内 成基
地図を見る瀬戸内海に面した高松城は、「玉藻(たまも)」城という、ほっこりさせられる別名をもっています。お城全体に瀬戸内海の海水を引いたため、まるで海に浮かぶ島の中に、お城が立っていたのでした。
現在、お城の建物は残っていませんが、殿様が見ていた場所から、瀬戸内海の海と多島美を楽しむことができます。とにかくまずは、お城が立っていた場所、天守台(てんしゅだい)を目指しましょう。
写真:藪内 成基
地図を見る天守台から瀬戸内海や高松の町並みを見渡していると、豊かな水とともに、もうひとつ気付くことがあります。立派な松の木がたくさん生えているのです。「高松」の由来は、一説によると海の近くに松の林があったからだとか。お城全体に広がる松のグリーンが目をたのしませてくれます。
写真:藪内 成基
地図を見る石垣が積まれた天守台は、少し段差がありますが、高松城の入口から天守台まで上り道はほとんどありませんので、無理せずにたどり着けます。
写真:藪内 成基
地図を見る天守台とともにぜひゆっくり景色を楽しみたいのが、鞘橋(さやばし)です。天守にたどり着くために通らないとならない橋になっており、もしも敵に攻められた場合は、この鞘橋を落とせば天守を守ることができます。
1640年代半ばの絵図では屋根のない橋だったのですが、江戸時代後期の文政6年(1823)の絵図では屋根がついています。
写真:藪内 成基
地図を見る鞘橋の中からは、石垣や水堀、松の木々が見え、まるで庭園にいるような気持ちが味わえます。鞘橋は天守台からも一目瞭然です。
ちなみに、高松城は全体に水堀を設けた珍しいデザインを採用し、中津城(大分県中津市)や今治城(愛媛県今治市)とともに「日本三大水城」に数えられています。
写真:藪内 成基
地図を見る水辺に目を向けると、水堀にはボラやチヌなど海の魚に混じって、タイも泳いでいます。瀬戸内海に向けて開く水門付近には、満ち潮時に魚が集まりやすく、魚のエサやり場にもなっています。
浮きエサを与えて、鯛の願いを叶えた人の願いも叶うという「鯛願城就」という縁起の良い体験もできます。さらに船に乗って水堀から高松城を愛でる「城舟(じょうせん)体験」もできるのです。
写真:藪内 成基
地図を見る高松城には2つの出入口があり、現在はJR高松駅側の西口が主要な入口ですが、本来の高松城の正門(大手門)は東口です。東口付近には、艮櫓(うしとらやぐら)とよばれる、三階三層、入母屋造り、本瓦葺の建物が立っています。昭和25年に重要文化財に指定された貴重な建物です。
建物に見入っていると、艮櫓の背後を鉄道が走り抜けていくではありませんか。高松市内を走る高松琴平電気鉄道(通称「ことでん」)の走る姿と高松城の組合せも、高松ならではの景色です。
写真:藪内 成基
地図を見る高松城の水堀に沿って、ことでんの線路は延びているので、鉄道越しに高松城を撮影することも可能です。
写真:藪内 成基
地図を見る日の出に合わせて開園する高松城は、日が沈む頃に閉まります。もちろん夜は高松城に入れませんが、瀬戸内海に向かって立つ月見櫓など、ライトアップが楽しめます。瀬戸内海から吹く夜風を感じながらの散策も気持ちいいですよ。
写真:藪内 成基
地図を見る高松城や高松港など、高松観光の起点となるJR高松駅は、夜になると少し近未来的な雰囲気が漂います。
写真:藪内 成基
地図を見る高松城があった時代と変わらず、高松は瀬戸内海への玄関口です。アートが楽しめる島として人気の、直島(なおしま)や小豆島(しょうどしま)など、瀬戸内海の島々への起点となります。
ちょうど2019年は、瀬戸内の島々を舞台にした現代アートの祭典「瀬戸内国際芸術祭」の開催年。すでに始まっており、春4/26(金)〜5/26(日)、夏7/19(金)〜8/25(日)、秋9/28(土)〜11/4(月)に分けて開催されます。3年に一度の開催ですから、ぜひ訪ねてみたいですね。
高松城で瀬戸内海の美しい眺望を楽しんだ後は、瀬戸内海の島々へ渡って、アートの旅に出かけてみてはいかがでしょうか。
住所:香川県高松市玉藻町2−1
営業:日の出から日没までが目安
※例4〜5月は5時30分〜18時30分(西門)、7〜18時(東門)
定休日:なし
料金:200円
電話番号:087-851-1521(玉藻公園管理事務所)
アクセス:JR予讃線・高徳線「高松」駅から徒歩約3分
高松城の詳細については、下記の関連MEMOもご参照ください。
2019年5月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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