新登場!沖縄「ハンターバンの森」でパワースポットを冒険

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新登場!沖縄「ハンターバンの森」でパワースポットを冒険

新登場!沖縄「ハンターバンの森」でパワースポットを冒険

更新日:2019/05/28 10:03

Belle Churakoのプロフィール写真 Belle Churako 禁煙旅行推進ライター、素敵カフェ・レストラン発掘人

「ハンターバン」とは地元の言葉で「危険な崖」という意味。那覇から30分の場所にある八重瀬町(やえせちょう)の城跡をトレッキングするエコツアー「熱帯カルストツアー」が、2019年5月に刷新して登場しました。

今では深い緑に覆われた、かつての城跡に残された拝所。ため息の出るような美しい海や、ガジュマルや鍾乳洞、沖縄のむき出しの大自然に感動すること間違いなしのトレッキングツアーをぜひご覧ください。

国道沿いの「みなみの駅やえせ」が集合場所!

国道沿いの「みなみの駅やえせ」が集合場所!

写真:Belle Churako

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NPO法人沖縄鍾乳洞協会が主催する「ハンターバンの森」ツアー。専用ツアー以外で森に入ることはできませんので、事前に予約が必要です。集合場所は、国道331号線沿いにある「みなみの駅八重瀬」。「みなみの駅八重瀬」は、国道331号線の具志頭(ぐしかみ・ぐしちゃん)交差点すぐの場所にあります。

地元の名産品を取り扱う店舗と飲食店、八重瀬町観光協会がある「みなみの駅八重瀬」は、ツアー前後の腹ごしらえにもピッタリ。集合場所は建物の中なので、冷房も効いていて快適です。店内で買ったものを食べることができるイートインスペースもあるので、座って待つこともできます。

国道沿いの「みなみの駅やえせ」が集合場所!

写真:Belle Churako

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コースの説明と共に、ヘッドライト付きのヘルメット、カーズテール(命綱)、軍手の3点セットが渡されます。

ツアーの服装ですが、洞窟内を通ったりするので、汚れても良い服装が大原則。草が生い茂る熱帯雨林の中を歩くので、暑くても長袖・長ズボンがおすすめです。靴もトレッキングシューズもしくはスニーカーが必須。サンダルや島ぞうりといった靴では歩けません。

また、トータルコースで90〜120分程度かかる行程の途中にトイレはありません。自然保護区域を通るので、コース内は禁煙です。

国道沿いの「みなみの駅やえせ」が集合場所!

写真:Belle Churako

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「みなみの駅やえせ」から、「ハンターバンの森」の冒険の始まる場所までは歩いて約10分ほど。
ここはかつて花城(はなぐすく)と呼ばれた場所で、当地を治めていた按司(あじ・身分の高い人の敬称)が建てた「多々名城(たたなぐすく)」というお城がありました。
多々名城の築城は13〜14世紀ごろと言われており、日本では一番古いお城の石垣が見られることから、当時の繁栄ぶりがうかがえます。

ガイドの方が指し示しているのは、琉球王国に仕えるノロ(神女)が祈りの場へ向かうために歩いた道です。草木が生い茂っていますが、よーく見ると、踏み固めた跡がみられます。
しかし、道が険しすぎたせいもあってか、本来の拝所まで行く道はいつしか廃れ、山の入口に出先として、祈りの場が設けられるようになりました。

かつての「花城」という名は、今ではこのあたりの「玻名城(はなぐすく・はなしろ)」という地名で残されています。

斎場御嶽と久高島を望む絶景ポイントへ

斎場御嶽と久高島を望む絶景ポイントへ

写真:Belle Churako

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熱帯雨林がうっそうと茂る中、カーズテール(命綱)を使いながら、ガイドの方の指示に従って、ポイントに足をかけながら登っていきます。岩場が多く足元が濡れて滑ることもあり、サンダルで登るのは絶対無理です。

両手を使って登るため、バッグはリュックかショルダー、ウェストポーチなどがおすすめです。カメラもなるべくコンパクトなものが良いでしょう。

斎場御嶽と久高島を望む絶景ポイントへ

写真:Belle Churako

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10分ほど山を登ると、目の前が開けた場所に出ます。ここは「天空の絶景」と呼ばれており、太平洋をパノラマで見渡すことができる絶景ポイント。それまで狭い岩場を登ってくるので、目の前を遮るものがない風景には圧倒されます。

斎場御嶽と久高島を望む絶景ポイントへ

写真:Belle Churako

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左手奥に広がる杜は、世界遺産・斎場御嶽(せーふぁうたき)。コンディションが良い日には、リーフの奥に浮かぶ、神様の島と呼ばれる久高島(くだかじま)までくっきりと見通すことができる場所です。

かつての祈りの場・パワースポットを巡る

かつての祈りの場・パワースポットを巡る

写真:Belle Churako

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沖縄には、首里城や今帰仁城といった、世界遺産の有名なお城以外にも、数百ものお城(グスク)が存在していました。
それぞれの城は琉球の信仰に基づいて建てられており、必ず城内には祭祀を行う場所が設けられているのが特徴です。

そして、この山にも神が宿るとされる、多くの祈りの場が設けられています。この祠は、目印のために作られたもので、実態は上の穴。「龍穴」と呼ばれる、神が通るとされる穴です。

かつての祈りの場・パワースポットを巡る

写真:Belle Churako

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見過ごしてしまいそうな木のうろに、シャコ貝が置かれています。昔ここが海だった・・・・・・・というわけではなく、シャコ貝が象徴する、子孫繁栄をここで願った証。

琉球の信仰では、祈りの場所というのは驚くほど簡素で、何もないことが多いので、目印がないと普通の人は見つけられません。

かつての祈りの場・パワースポットを巡る

写真:Belle Churako

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かつてノロたちが、祈りをささげた場所。まっすぐに首里城と久高島を見通せる場所に穴を開けており、ここから聖地に向かって遥拝を行ったことがわかります。

他にも多くのパワースポットが見られる城跡を歩いていると、自然の強い力を感じて、とても厳かな気持ちになりますよ。

切り立ったフィッシャー(崖)を降りて洞窟探検!

切り立ったフィッシャー(崖)を降りて洞窟探検!

写真:Belle Churako

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山を登ったら今度は、崖を降ります。ヘルメットのヘッドライトを付け、岩場に足をかけながら降りていくのです。こうした岩の裂け目は、沖縄の言葉で「フィッシャー」と呼ばれています。

「ハンターバンの森」のように、大小無数のフィッシャーが連なる地形は、全国でも大変珍しい地形なのです。

この辺りは、洞窟が多いことから、戦時中には、旧日本軍の陣地壕として使用されたこともあり、当時の靴や食器などの遺品といった、戦争の爪痕も見ることができます。

切り立ったフィッシャー(崖)を降りて洞窟探検!

写真:Belle Churako

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晴れた日には、岩の裂け目から木漏れ日が差し込み、独特の色合いが美しい場所があちこちに。

洞窟内には、人類が産まれるはるか昔、約28億年前に生まれた「シアノバクテリア」という藻が生息している場所もあります。太古の地球から続く生命活動を目の当たりにすることもできるのです。

切り立ったフィッシャー(崖)を降りて洞窟探検!

写真:Belle Churako

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フィッシャーの岩をはうガジュマルの根。岩場の上に生えるガジュマルが、その姿をさらに大きくしようと、根を伸ばしています。

神秘的なガジュマルに包まれて

神秘的なガジュマルに包まれて

写真:Belle Churako

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斎場御嶽の「三庫理(さんぐーい)」を思わせる巨大な岩。人と対比してみるとどれだけ巨大な岩なのかがわかりますね。

「ハンターバンの森」はとかくスケールが大きなものが多いので、広角レンズを持っていくと、より撮影が楽しめますよ。

神秘的なガジュマルに包まれて

写真:Belle Churako

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巨大なガジュマルが群生する「キジムナーの森」。ガジュマルの根が自由にあちこちに伸びるその様は、本当にキジムナーが影からひょこっと現れても不思議ではない空間です。

神秘的なガジュマルに包まれて

写真:Belle Churako

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洞窟の穴に、ガジュマルの根がカーテンのように垂れ下がった場所。ガジュマルの根の中に入ってみるという貴重な体験ができます。木漏れ日を浴びて光る様子は、まるでオーブのよう。精霊が宿る木というのも納得の光景です。

「ハンターバンの森」の全行程は2時間程度。まさに山あり谷あり、さらに洞窟あり崖ありといった見どころ満載のトレッキングです。沖縄の大自然の力をその身に受けるスペシャルツアー、新しい沖縄を体感しに、ぜひ出かけてみませんか?

ハンターバンの森の基本情報

住所:沖縄県島尻郡八重瀬町字具志頭659番地(みなみの駅やえせ集合)
電話番号:098-998-8983(担当:山内)
アクセス:那覇から車で30分程度
駐車場:無料
料金:大人3000円 小学生2000円(10歳以上のみ)
ツアー催行時間:11:00・13:00・15:00(土日祝)※平日は予約のみ催行
ツアー時間:90〜120分程度
帯同人数:最大7名まで
服装:長袖・長ズボン推奨。スカート・サンダル、島ぞうり不可
(ヘルメット・キャップランプ・軍手・カーズデールは料金に含まれます)
持ち物:カメラ・飲み物。大きい荷物はもたないようにお願いします。
注意事項:禁煙・動植物採集不可・トイレなし

2019年5月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2019/05/13 訪問

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