2017年11月に登場した「新江戸ルーム」があるのは、本館ザ・メインの上層フロア。
フロアに降り立つと、お部屋に備え付けられたヒノキ風呂の香りがほんのりと漂ってきます。
「新江戸ルーム」は、2017年に「新江戸シングル」としてお目見え。大好評を博し、2018年には「新江戸デラックス」および「新江戸スタンダード」が新たに加わりました。今回ご紹介するのは「新江戸デラックス」のお部屋です。
「新江戸デラックス」のお部屋の広さは45平米。黒を基調とした、モダンジャパニーズのインテリアです。お部屋に入ると、ヒノキの香りがより一層強まります。
写真:美里 茉奈
地図を見る「新江戸デラックス」のお部屋のベッドはダブルかツインを選ぶことができます。写真はダブルルームのものですが、ベッド幅はなんと200cm。広いベッドで快適な睡眠をとることができますよ。
「新江戸ルーム」では、江戸の紋様を施したインテリアやベッドカバー、クッション、絨毯などのファブリックを作成。「新江戸ルーム」のために、京都のデザイナーが江戸の文様を図案化したテキスタイルを、オリジナルでしつらえたものです。
墨絵を思わせるシックなデザインで、行燈をイメージした照明や、電化製品なども小物も、お部屋の雰囲気に合わせて、特別に選定したものを使用しています。
写真:美里 茉奈
地図を見るベッドサイドに設けられた窓からは、ホテルニューオータニの名物でもある日本庭園を見渡すことができ、庭園越しには、赤坂の高層ビル群や東宮御所までも見通せます。
そして良く見ると、空気清浄機のカラーリングまでもこの部屋に合わせて特別にしつらえているのです。細部に至るまでの配慮はさすがですね。
写真:美里 茉奈
地図を見るベッドの向かいには、くつろげるソファスペース。55インチの最新4Kテレビが備え付けられており、ホームシアター並みの映像が楽しめます。日本の最新テクノロジーを感じられるエリアです。
テレビの前に置いてある器に盛りつけてあるのは、本物のレモン。このお部屋の最大の特徴である「ヒノキ風呂」を満喫するためのアイテムの一つで、お風呂に浮かべて楽しむことができます。
写真:美里 茉奈
地図を見る室内に設置されたタブレット端末は、もちろん多言語対応。テレビリモコン機能だけでなく、スマートフォンの画面をテレビに映し出すことができる、ミラーリング機能も備わっています。
タブレット操作でお好みの写真や動画をテレビに映したり、ホテルの情報や周辺観光情報などをチェックすることができますよ。
写真:美里 茉奈
地図を見るビジネスユースにも充分対応可能な、窓際の大きなデスク。ガラスの天板なので、足元まである窓から見える光景は、まるで宙に浮いているよう。
このお部屋からは日本庭園のほか、真下に位置している夏の人気スポット・ガーデンプールが見られます。
せっかくですから、ホテルニューオータニが誇る日本庭園を散策してみましょう。高低差があり、川の流れと滝までを備えた広大な日本庭園は、加藤清正公の下屋敷や井伊家の庭園、伏見宮邸という変遷を経た由緒ある場所。
散策していると、ここが都心だということを忘れてしまいそう。四季折々の景観と日本情緒を感じられる名園です。
写真:美里 茉奈
地図を見る日本庭園は夜は美しくライトアップされ、また違う表情を見せてくれます。こちらはザ・メインの前にある、枯山水の石庭。宿泊者ならではの夜のお散歩を、ぜひ楽しんでみてくださいね。
写真:美里 茉奈
地図を見る新江戸ルームオリジナルの洗面所も、モダンでシックな作り。ボール状になったダブルシンクの洗面台は、身支度にとっても便利です。
写真:美里 茉奈
地図を見るお風呂セットとして用意されたアメニティは、重箱のように重ねられた箱の中にまとめられています。アメニティ一つ一つが、新江戸ルーム専用の麻の葉柄のパッケージ。さらに、ホテルニューオータニのマークをあしらった手ぬぐいもセットされていますよ。
写真:美里 茉奈
地図を見るシャンプー、コンディショナー、シャワージェル、ボディローションは、フランスのスパブランド「オムニサンス・パリ」の日本支社としてスタートしたラヴォア社が開発した、和の高級アメニティシリーズ「マリ・テ」。
フランスの関連会社ながら、そのプロダクツは、日本の伝統的な材料であるシソ、柚子、緑茶、胡麻、黒豆、米ぬかなどを厳撰して配合したMADE IN JAPAN製品。もちろんシリコンやパラベンは無添加の髪やお肌に優しい仕様です。ヒノキの香りと相まって、くつろぎのバスタイムにピッタリの香りがブレンドされています。
また、固形石鹸は日本の無添加石鹸メーカーとして60年以上の歴史を持つ「桶谷石鹸」。昔ながらの釜炊き製法で作られる高品質な石鹸は、これ一つで頭から足の先まで全身を洗うことができます。
「新江戸ルーム」ならではの、こだわりのアメニティセットですね。
写真:美里 茉奈
地図を見るお風呂場は洗面・トイレとは別の洗い場のある作り。ヒノキの乾燥を防ぐために、あらかじめ少量の水が張られています。
お風呂のお湯をためる際は、ぜひ、テレビ前のレモンも一緒に入れて、香りを楽しみましょう。
ヒノキ風呂はビューバスになっていて、ベッド越しに外の風景が見えるようになっています。都心の真ん中で、ヒノキの香りに包まれてのお風呂タイムは、この上ない贅沢な心地になれますよ。この景観を楽しむために、昼や朝にもぜひお風呂に入ってみてくださいね。
写真:美里 茉奈
地図を見るお風呂上りには、冷蔵庫を開けてみましょう。「風呂上りの一杯」として、ホテルのエグゼクティブシェフソムリエが、全国の蔵元から厳撰した日本酒およびソフトドリンクと、おかきを無料で楽しめる嬉しいサービスがあります。
お酒は「特製ゴールド賀茂鶴」。国賓をもてなすために作られたお酒で、中に桜の花びらの金箔が入っています。ぜひ備え付けのお猪口に注いでからいただきたいですね。
お酒がダメな方にはあまおうのビネガーサイダー。あまおうで作られたイチゴ酢をサイダーにしたもので、甘酸っぱい風味が爽やかです。
「新江戸ルーム」ならではの「おもてなし」ですね。
都心にありながら、約1万坪という広大な日本庭園を有するホテルニューオータニ。窓から見える日本庭園と高層ビルという景観と、お部屋の中に広がる、江戸をイメージしつつも便利なテクノロジーに囲まれた空間は、まさに「江戸文化」と「現代日本」の融合といえますね。
ホテルニューオータニは、1964年の東京オリンピック時に、当時の最先端ビルとして建てられました。きたる2020年の東京オリンピックを前に、伝統を重んじつつも新しく生まれ変わろうとしている象徴のひとつが「新江戸ルーム」といえるでしょう。
この特色あるお部屋に、ぜひ宿泊してみてくださいね!
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(2024/4/20更新)
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