幸福行き切符もゲット!熊本「くま川鉄道」でローカル鉄道の旅

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かのえ かなのプロフィール写真 かのえ かな 全国鉄道旅ただいま実行中、駅舎愛好家、マンホール愛好家

人吉温泉〜湯前駅間の24.8kmを結ぶ熊本県のローカル鉄道、「くま川鉄道」。現役の鉄道駅では日本で唯一、名前に“幸福”が入るおかどめ幸福駅では、幸福行きの切符がゲットできることで有名です。

ほかにも登録有形文化財になっている駅があるほか、豪華なデザインの田園シンフォニー車両も必見!1日乗車券を買って、くま川鉄道の魅力をじっくり・のんびり楽しみましょう。

木のぬくもりを感じるデザイン!田園シンフォニー車両

木のぬくもりを感じるデザイン!田園シンフォニー車両

写真:かのえ かな

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くま川鉄道の田園シンフォニー車両は、“ななつ星 in 九州”をはじめとした豪華列車を手掛けた水戸岡鋭治氏によってデザインされています。

車両の色は季節によって変わり、春は写真の黄、夏は青、秋は白と赤、冬は茶です。

木のぬくもりを感じるデザイン!田園シンフォニー車両

写真:かのえ かな

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車両の中は、木のぬくもりを感じる優しいデザイン。春の田園シンフォニー車両は、内装に地元のヒノキを使用しています。

座席はソファー席、カウンター展望席、対面シート席、子ども展望席と種類豊富。さらに、伝統工芸品などを飾っているショーケースもあって車両内を探索するだけでも楽しめます。

木のぬくもりを感じるデザイン!田園シンフォニー車両

写真:かのえ かな

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くま川鉄道の田園シンフォニー車両は、季節ごとに内装が違うのも魅力的。座席の配置や座面のデザインなどが異なるので、新しい車両に乗るたびに新たな発見を楽しめます。

こちらのオレンジを主体とした華やかなソファ席に座れるのは、春の車両だけ。背もたれがゆるやかなカーブを描く独特のデザインで、電車の座席とは思えない豪華さですね。

では、素敵な車両に乗って途中下車の旅に出かけましょう!

幸福行き切符をゲット!おかどめ幸福駅

幸福行き切符をゲット!おかどめ幸福駅

写真:かのえ かな

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くま川鉄道には全部で14の鉄道駅がありますが、中でもおすすめしたいのが「おかどめ幸福駅」です。

おかどめ幸福駅は、現役で使われている鉄道駅では日本で唯一、名前に“幸福”という言葉が入っていることで有名な駅。駅出入口には“幸福祈願鈴鳴らし”があるほか、駅前には黄色い“幸せの幸福ポスト”があります。

そんなおかどめ幸福駅の名物といえば、幸福行き切符です。駅は無人なので、切符は隣にある売店で販売されています。台紙は人気のくまモンのほか、干支やハートなどもありますよ。

幸福行き切符をゲット!おかどめ幸福駅

写真:かのえ かな

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おかどめ幸福駅の隠れた楽しみが“ハートの切符切り”です。ハート型に穴が開くパンチで切符に穴をあけて記念にしましょう。パンチで空けてできたハート型の紙は、“幸せの種”として駅内の箱におさめます。

幸福行き切符をゲット!おかどめ幸福駅

写真:かのえ かな

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次の電車まで時間があるという人は、駅から徒歩5分の場所にある岡留熊野座神社へ。こちらは、おかどめ幸福駅の由来となっている神社です。

岡留熊野座神社は別名・幸福神社と呼ばれている大変縁起の良い神社。この地方の相良藩第3代藩主・頼俊公が蒙古襲来時にこの神社へ善男善女を集めて勝利を祈願したところ、神風が吹いて勝利と幸福をもたらしたことが由来と言い伝えられています。

<おかどめ幸福駅の基本情報>
住所:熊本県球磨郡あさぎり町黒田
アクセス:人吉温泉駅から約22分

くま川鉄道最古の駅舎がある終着駅!湯前駅

くま川鉄道最古の駅舎がある終着駅!湯前駅

写真:かのえ かな

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くま川鉄道でもうひとつ外せないのが、終着駅の「湯前駅」。改札前には縁結びや夫婦円満のご利益があるという賽(さい)の鐘があります。このほか、子宝祈願や夫婦円満の絵馬掛所もありますよ。

くま川鉄道最古の駅舎がある終着駅!湯前駅

写真:かのえ かな

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湯前駅の駅舎は大正13年築で、くま川鉄道では最古のもの。趣深い木造駅舎は登録有形文化財です。

くま川鉄道最古の駅舎がある終着駅!湯前駅

写真:かのえ かな

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電車と駅舎のツーショットを撮りたい人は、駅そばにある湯前レールウイングへ。周辺には湯前まんが美術館やカフェなどもあるので、周辺散策をしながら折り返しの電車を待つのも良いでしょう。

<湯前駅の基本情報>
住所:熊本県球磨郡湯前町字上牧原1760-3
営業時間:平日のみ6:00〜9:00
アクセス:人吉温泉駅から約45分

ブルートレインたらぎへも行こう!多良木駅

ブルートレインたらぎへも行こう!多良木駅

写真:かのえ かな

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「多良木駅」は、駅そばに鉄道ファン必見のスポットがあるおすすめ駅。雲のような個性的な屋根が特徴の駅舎です。

ブルートレインたらぎへも行こう!多良木駅

写真:かのえ かな

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多良木駅がある多良木町は、明治36年に金刀比羅神社から遷座された恵比寿神社があり、町のいたるところにえびす像が祀られています。そして、多良木駅のプラットホームにもえびす像が…。

こちらは駅えびすと呼ばれ、観光客の旅の安全や健康を願って建立されました。おみくじもあるので、運試しをしてみるのも良いですね。

ブルートレインたらぎへも行こう!多良木駅

写真:かのえ かな

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駅をじっくり楽しんだら、徒歩2分の場所にあるブルートレインたらぎへ行きましょう!

ブルートレインたらぎは東京〜熊本間を走り、ブルートレインという名で親しまれていた寝台特急「はやぶさ」を簡易宿泊所にリニューアルした施設です。全部で3つの車両があり、ヘッドマークも健在です。

真ん中の2号車は共有スペースとなっており、宿泊客以外も見学が可能。国鉄からJR九州に変わった当時のポスターが飾られているなど、鉄道ファンなら楽しめるポイントが満載ですよ。

見学したい場合は、必ず2号車の受付に一声かけましょう。

<多良木駅の基本情報>
住所:熊本県球磨郡多良木町多良木1555-2
営業時間:平日のみ6:00〜9:00
アクセス:人吉温泉駅から約35分

1日乗降人数16人‥でも登録有形文化財!木上駅

1日乗降人数16人‥でも登録有形文化財!木上駅

写真:かのえ かな

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最後は少しマニアックな駅を紹介しましょう。それがこちら、「木上駅(きのええき)」です。

木上駅はご覧の通り、駅舎がない無人駅です。周囲は田畑に囲まれ、1日乗降人数は16人(2015年時点)と秘境感にあふれているのですが、なんとこちら、待合所とプラットホームが登録有形文化財となっています。

1日乗降人数16人‥でも登録有形文化財!木上駅

写真:かのえ かな

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盛土とコンクリートによって作られたプラットホームが、木上駅の特徴。幅がわずか50センチというコンパクトな鉄骨造の待合所には、歴史を感じさせる古びた板がはられています。

1日乗降人数16人‥でも登録有形文化財!木上駅

写真:かのえ かな

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のどかな田園風景にちょこんと佇む様子は、くま川鉄道でも木上駅ならではの魅力。ローカル鉄道の醍醐味を堪能するためにも、ぜひ立ち寄ってみましょう。

<木上駅の基本情報>
住所:熊本県球磨郡錦町木上南
アクセス:人吉温泉駅から約20分

1日乗車券でくま川鉄道の魅力を満喫しよう!

くま川鉄道には、まだまだ魅力的な駅があります。1日乗車券(大人1,200円/12歳未満600円)を買えば、お得に途中下車の旅を楽しめるのでおすすめです。

豪華な車両にレトロな駅舎、そして人吉・球磨ならではの田園風景と、くま川鉄道の魅力を満喫しに出かけてみませんか?

2019年5月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2019/03/18 訪問

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