いよいよ世界遺産へ!堺市の仁徳天皇陵古墳を一周しよう!

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菊池 模糊のプロフィール写真 菊池 模糊 旅ライター、旅ブロガー、写真家、古墳ナビゲーター

このたび世界遺産に登録されることがほぼ決まったのが百舌鳥・古市古墳群です。これは大阪府で最初の世界遺産となります。その古墳群の中でも世界一の面積の墳墓として傑出した価値を指摘されているのが仁徳天皇陵古墳。まずはこの巨大古墳の大きさを実感するために、御陵を一周してみてはいかがでしょうか? 周遊路がしっかり整備されていますので、老若男女楽しめる絶好のハイキングコースです。ぜひチャレンジしてください!

仁徳天皇陵の南側を散策する!

仁徳天皇陵の南側を散策する!

写真:菊池 模糊

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ユネスコ諮問機関(イコモス)の世界遺産への登録勧告が出て、2019年7月に世界遺産になるとみられているのが大阪府堺市に44基もある百舌鳥(もず)古墳群。その中心の盟主墓が仁徳天皇陵です。面積では世界一の規模ですので、その大きさを実感するために、その周囲を一周してみましょう。約3km弱のコースですが、周遊道路が整備されており、起伏が少ないので、楽に回ることができます。途中に陪塚(陪冢・ばいちょう)と呼ばれる小型の付属古墳が多くありますので、それらも見学しながら、古代の古墳時代に思いを馳せてください。

JR阪和線百舌鳥駅を降りると西側に小型古墳と広場があります。ここがスタート地点の収塚(おさめづか)古墳で、失われた前方部がカラー舗装で形取られており、陪塚の典型を見ることができます。また、広場の前には、お土産ショップもず庵がありますので、帰りには記念の古墳グッズを買い求められてはいかがでしょうか。

仁徳天皇陵の南側を散策する!

写真:菊池 模糊

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お土産ショップの西には大仙公園の駐車場があり、その北側から仁徳天皇陵(大山古墳・大仙陵古墳)の濠を間近に見学できます(写真参照)。この濠は、仁徳天皇陵の古墳本体を取り巻く三重の濠の最も外側のものです。この外濠に沿って散策できる遊歩道がありますので、今回は時計回りに一周します。

仁徳天皇陵の南側を散策する!

写真:菊池 模糊

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仁徳天皇陵の南側を、外濠に沿って西へ歩くとすぐに、正面である拝所に至ります。厳かな雰囲気で、拝所奥には、樹木に覆われた小山のような古墳本体が見えます。拝所では、熱心に祈っておられる方も見受けられます。

仁徳天皇陵は、5世紀中ごろ築造された日本最大の前方後円墳。クフ王ピラミッド、秦始皇帝陵と並ぶ世界3大墳墓のひとつとされていますので、その大きさを実感するためには、ぐるりと一周するのが一番。起伏の少ない適度なハイキングコースとしてもおすすめです。

また、自動車道路を挟んだ南側は、広大な大仙公園になっており、緑地が多く市民の憩いの場所であるとともに、堺市博物館、堺市中央図書館、茶室、日本庭園、堺市緑化センターなどの文化施設がありますので、余裕のある方は訪問してください(下段の関連MEMO参照)。

仁徳天皇陵の西側を巡る!

仁徳天皇陵の西側を巡る!

写真:菊池 模糊

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拝所を西へ下り仁徳陵の角を北へ曲がると、左に方墳の銅亀山古墳があります。これは、百舌鳥古墳群としては珍しい方墳で、仁徳天皇陵の陪塚のひとつです。

仁徳天皇陵の西側を巡る!

写真:菊池 模糊

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遊歩道を北へ歩くと、大阪女子大学大仙学舎跡の碑が立っています。大阪女子大は、2005年に大阪府立大学に統合されるまで、女性学の講義や研究などが行われたことで有名な大阪府立の女子大学でした。現在は、この跡地一部に、堺市が百舌鳥古墳群のガイダンス施設を建設する予定で工事を進めています。

仁徳天皇陵の西側を巡る!

写真:菊池 模糊

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さらに北へ歩を進めると、濠の水を調整して排水する施設があり「樋の谷」と呼ばれています。ここは古墳造成以前から天然の開析谷があった場所で、古墳がつくられる際は、海側の低地への排水のための場所であったと考えられます。西側(海側)に排水するため、南北に長い古墳がつくられたとする説もあり、百舌鳥古墳群形成の謎を解くための貴重な遺構です。

仁徳天皇陵の北側を歩く!

仁徳天皇陵の北側を歩く!

写真:菊池 模糊

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仁徳天皇の西北部に、陪塚としては割と大きな前方後円墳である丸保山古墳があります。墳丘長87mもあり、大王の近親者あるいは政権有力者が葬られていると想像されます。少し古墳一周の道からはずれますが、せっかくなので見学してください。

仁徳天皇陵の北側を歩く!

写真:菊池 模糊

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周遊路に戻って仁徳天皇陵の北側後円部に沿って歩くと、道標があり、時計回りで正面まで1,450m、反時計回りで正面まで1,400mとありますので、ほぼ半周したことが分かります。

仁徳天皇陵の北側を歩く!

写真:菊池 模糊

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上記の道標のすぐ東側に茶山古墳があります。この古墳は、仁徳天皇陵の中堤と一体につくられた円墳です。濠に挟まれた堤の上にあるわけで、仁徳天皇陵と強い結びつきを指摘する説があります。

仁徳天皇陵の東側をたどる!

仁徳天皇陵の東側をたどる!

写真:菊池 模糊

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仁徳天皇陵の北東端にあるのが、大安寺山古墳です。この古墳は、茶山古墳と同じく 仁徳天皇陵古墳の中堤が広がった部分につくられた円墳で、重要な陪塚であるとされます。

仁徳天皇陵の東側をたどる!

写真:菊池 模糊

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大安寺山古墳からは、仁徳天皇陵古墳東側の道をほぼまっすぐ進みます。途中、源右衛門山古墳と塚廻古墳(写真参照)を左に見て歩けば、スタートの収塚古墳に至り、仁徳天皇陵一周したことになります。

仁徳天皇陵の東側をたどる!

写真:菊池 模糊

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周遊路には、写真のようにルート案内看板がありますので、現地で確かめながら散策してください。なお、仁徳天皇陵だけでなく、各小型の陪塚についても古墳カードが無料でもらえますので、大仙公園観光案内所または堺市博物館で、撮影した写真を提示してカードをゲットしてください(下段の関連MEMO参照)。

仁徳天皇陵古墳の基本情報

住所:堺市堺区大仙町
アクセス:JR阪和線百舌鳥駅徒歩10分
観光案内所および有料駐車場あり

大仙公園観光案内所(観光ボランティアガイド常駐)
住所:大阪府堺市堺区百舌鳥夕雲町2-160
電話番号:072-245-6207

百舌鳥古墳群全般
ワンストップ窓口電話番号:0120-099-771

2019年5月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2019/04/17 訪問

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