写真:SAORI GRAPH
地図を見るノーザンテリトリー準州にある人口350人ほどの小さな町、マタランカ。
同じノーザンテリトリーにあるウルル(エアーズロック)からは約1,500kmの距離があり、同じ州の中とはいえ全く異なる景色が広がります。ウルルは砂漠気候で乾燥した赤土の荒野が広がるのに対し、マタランカは熱帯雨林気候に属し背の高い木々が生い茂り、多くの川や湿原が出現します。
マタランカ温泉があるのは、町の中心から7kmほど東側にあるエルジー国立公園の中。無料駐車場が完備されているので、レンタカー旅行でも安心です。
写真:SAORI GRAPH
地図を見るマタランカ温泉の利用料は無料!温泉へは遊歩道入口から案内板に沿って、鬱蒼と木々が茂るジャングルの中を歩いて行きます。
遊歩道を歩いていると、時折「ワニ注意」の看板が。国立公園内のため、この辺りには淡水のワニが生息している可能性があります。万が一ワニを見かけても、近づいたり刺激したりしないようにしてくださいね。
写真:SAORI GRAPH
地図を見るジャングルの中を5分ほど歩くと、マタランカ温泉に到着。
海外の温泉は日本と違い水着着用での入浴が多いのですが、ここマタランカ温泉も水着を着用して入ります。訪れる際は水着とタオルをお忘れなく!
温泉に更衣室はありませんので、遊歩道前のキャンプ場付近にある更衣室で着替えるか、水着をあらかじめ服の下に着てくることをオススメします。貴重品ロッカーもありませんので、荷物は目の届く範囲に置くか、貴重品は持ってこないようにしましょう。
写真:SAORI GRAPH
地図を見る水着になったらいざ、温泉へ。ご覧ください!この青く澄んだ美しい温泉を!マタランカ温泉は水底までハッキリ見えるほど透明度が高く、木々の間から差し込む光で水面はキラキラと輝いています。
そして実際に入ってみると、日本人の想像する体を温める温泉とは異なり、水温は34℃前後と「少し温かめの温水プール」のような入り心地。年間を通して気温が高めのマタランカでは、この34℃前後の水温がリフレッシュするのに絶妙な水温なのです。温泉と名がついてはいますが、オアシスのような感覚ですね。
写真:SAORI GRAPH
地図を見る一見浅そうに見えるマタランカ温泉ですが、実際に入ってみると足が底に届かないくらい深くてびっくり!温泉の上流は大人であれば立って入れるのですが、温泉の下流は大人でも足が届きません。
そこでオススメの入り方は、水に体を浮かべてプカプカと漂うというもの。木々の葉の間からキラキラと日の光が降り注ぎ、聞こえるのは水の流れる音だけ。体も心も自然に溶け込み、最高にリラックスできること間違いなし!お子さんと一緒に訪れる際は、浮き輪を持って行くと安心です。
動画:SAORI GRAPH
地図を見るマタランカ温泉は非常に透明度が高く、水中での視界もクリアなのでゴーグルを持って行くと水中の様子も楽しめます。差し込んだ日の光が水底で宝石のようにキラキラと輝く様子は、時間を忘れてずっと眺めていたくなる美しさ!こちらは動画をご覧下さい。
写真:SAORI GRAPH
地図を見るさらにはこんな遊び方も!
上空の木の葉が生い茂っていない場所では、日の光が水面の広い範囲に当たります。そこで体を水に浮かべると、体の影が水底にうつり、まるで体が浮かんでいるような写真を撮ることができます。これは水の透明感が非常に高いからこそ出来るもの。水面を揺らさないように静かに浮かぶのがポイントです。
写真:SAORI GRAPH
地図を見るマタランカ温泉のあるエルジー国立公園では他にも釣りやボート、トレッキングといったアクティビティを楽しむことが出来ます。
また北西に100km程の距離にあるキャサリンという町は、マタランカを訪れる際の拠点となる町。キャサリンにはニトミルク国立公園があり、大きな渓谷をボートクルーズしたりトレッキングしたりと、こちらもアクティビティが豊富。キャサリンからマタランカへは車で1時間程で行けるので、1日のアクティビティの最後にマタランカを訪れ、温泉で1日の疲れを癒すのもオススメです!
住所:642 Homestead Rd, Mataranka NT
電話番号:+61-8-8975-4560
アクセス:キャサリンから南へ約100km。エルジー国立公園内
定休日:無休
営業時間:24時間
2019年5月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/3/29更新)
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