岐阜「旧名鉄美濃駅」へ懐かしい路面電車に会いに行こう!

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岐阜「旧名鉄美濃駅」へ懐かしい路面電車に会いに行こう!

岐阜「旧名鉄美濃駅」へ懐かしい路面電車に会いに行こう!

更新日:2019/05/24 15:05

モノホシ ダンのプロフィール写真 モノホシ ダン 総合旅行業務取扱管理者、総合旅程管理主任者
岐阜県美濃市にある「旧名鉄美濃駅」は、1923年(大正12年)に開設され、1999年(平成11年)に名鉄美濃町線新関駅〜美濃駅間が廃止されるまで、地域住民や観光客などに親しまれてきた木造駅舎です。そして当時の駅舎は記念館として昔懐かしい路面電車とともに大切に保存されています。大正期の貴重な近代遺産で、国の登録有形文化財にもなっている「旧名鉄美濃駅」へ懐かしい路面電車に会いに行ってみませんか?
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「旧名鉄美濃駅」は歌手の野口五郎さんゆかりの駅

「旧名鉄美濃駅」は歌手の野口五郎さんゆかりの駅

写真:モノホシ ダン

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「旧名鉄美濃駅」への最寄駅は、長良川鉄道の美濃市駅です。美濃市駅は、旧国鉄越美南線の美濃町駅として1923年(大正12年)開業という古い歴史を持ち、旧名鉄美濃駅と同様に国の登録有形文化財となっています。

駅名は、1954年(昭和29年)美濃町が市制を敷いたのにともない、美濃市駅に変更され、現在は第3セクター長良川鉄道株式会社に引き継がれています。

<美濃市駅の基本情報>
住所:岐阜県美濃市広岡町2966-2
電話番号:0575-33-1862
アクセス:長良川鉄道 美濃太田駅から約30分

「旧名鉄美濃駅」は歌手の野口五郎さんゆかりの駅

写真:モノホシ ダン

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美濃市駅から有名な「うだつの上がる町並み」方面へ歩いて約5分、整然と並んでいる路面電車の光景が見えてきます。旧名鉄美濃駅です。展示車両は全部で4両で、うち1両は車両前部だけのカットモデルです。

「旧名鉄美濃駅」は歌手の野口五郎さんゆかりの駅

写真:モノホシ ダン

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「旧名鉄美濃駅」は、歌手の野口五郎さんゆかりの駅でもあります。野口五郎さんは、同じ美濃市出身で、野口五郎という芸名は、北アルプスにある野口五郎岳に由来します。「上京の際にこの駅から出発したことを今でも懐かしく思い出す」と語っています。

さらに、2020年5月にデビュー50周年を迎えるにあたり、2019年5月、野口五郎さんの歌碑が、旧名鉄美濃駅の構内に設置されました。歌碑は御影石製で、野口さんの兄、佐藤寛さん作曲の『私鉄沿線』の歌詞や野口さん愛用のギターが彫られています。旧名鉄美濃駅を訪れた際にはこちらも必見です。

流線型のフロントマスクがカッコいい「モ512号車」

流線型のフロントマスクがカッコいい「モ512号車」

写真:モノホシ ダン

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駅舎に入ると、段ボールで作られた路面電車の模型が。乗降ドアは引き戸になっていて、とても精巧な作りです。床にはプラレールも。

流線型のフロントマスクがカッコいい「モ512号車」

写真:モノホシ ダン

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旧名鉄美濃駅は終着駅でしたので、行き止まりの頭端式ホームで、2面2線となっています。ホームに静態保存されている路面電車は洗車や清掃が行き届いていて、現役時代と変わらない雰囲気を醸し出しています。

流線型のフロントマスクがカッコいい「モ512号車」

写真:モノホシ ダン

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展示車両のひとつ「モ512号車」は、美濃町線の前身である美濃電鉄が1926年(大正15年)に製造した車両。最大の特徴は正面5枚窓の流線型と楕円型の戸袋窓で、白熱灯を用いた大きなグローブ付き車内灯やヨロイ戸式の日よけとあわせて、大正時代の雰囲気を今に伝えています。

まるで乗客を待っているような「モ593号車」のたたずまい

まるで乗客を待っているような「モ593号車」のたたずまい

写真:モノホシ ダン

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「モ593号車」は、1957年(昭和32年) 製で、塗装は名鉄カラーの赤ではなく、旧塗装を施されています。

まるで乗客を待っているような「モ593号車」のたたずまい

写真:モノホシ ダン

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「モ593号車」の車内にはシートが残されていて(ほかの車両は撤去)、乗り込んでくる乗客を待っているようです。

まるで乗客を待っているような「モ593号車」のたたずまい

写真:モノホシ ダン

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運転席にも座ることができます。マスコンは「直接制御」という旧タイプのものなので、非常に大きいのが特徴です。

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“馬面電車”と呼ばれた「モ601号車」

“馬面電車”と呼ばれた「モ601号車」

写真:モノホシ ダン

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「モ601号車」は、1970年(昭和45年)製。別名「馬面電車」と呼ばれる面長のフロントマスクが特徴です。運転席正面は貫通扉となっています。

“馬面電車”と呼ばれた「モ601号車」

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面白いのは、貫通扉にマスコンやスピードメーターが取り付けられていること。貫通扉から車内へ乗降する際には、取り付けられている機器類ごと扉が開閉することになります。

“馬面電車”と呼ばれた「モ601号車」

写真:モノホシ ダン

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展示車両の中でカットモデルになっているのは札幌市交通局からやってきた「モ875号車」。モ870形電車の特徴は「連接車」ということです。連接車とは、鉄道車両において車体間に台車を設置して、2つの車体を支える台車を用いている車両のことをいいます。

よく知られた例では、すでに引退しましたが、小田急電鉄で特急型であるロマンスカー3000形は連接台車を使用した車両でした。

連接車は、高速域の安定性が高く乗り心地も良いという長所がありますが、個々の車両を必要に応じて増解結するということが困難で、編成の自由度が下がり使い勝手が不便という短所があり、日本の鉄道での採用例としては少数派です。

このように「旧名鉄美濃駅」は、大正ロマン漂う駅舎の風情もさることながら、懐かしい路面電車たちに出会えたり、歌手の野口五郎さんを身近に感じられる聖地でもあります。美濃市の代表的観光地「うだつの上がる町並み」を訪れた際には、ぜひ、合わせて訪れたい観光スポットといえるでしょう。

旧名鉄美濃駅の基本情報

住所:岐阜県美濃市広岡町2926−4
電話番号:0575-33-1122(美濃市産業振興部美濃和紙推進課)
定休日:火曜日、年末年始
営業時間:4月〜9月 9:00〜17:00 10月〜3月 9:00〜16:30
見学料:無料
アクセス:長良川鉄道 美濃市駅から徒歩約5分

2019年5月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2019/01/13 訪問

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