ミュージアム?謎の廃墟?奈良で訪れたい2つの昭和レトロの館

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ミュージアム?謎の廃墟?奈良で訪れたい2つの昭和レトロの館

ミュージアム?謎の廃墟?奈良で訪れたい2つの昭和レトロの館

更新日:2019/06/14 15:42

小々石 曲允子のプロフィール写真 小々石 曲允子 レトロ旅ライター、パワスポ・ナビゲーター

奈良には、おすすめしたい昭和レトロスポットが2箇所あります。
販売も行われていますが、どちらの施設も展示・収集されているレトロアイテムの量が膨大で、お店というよりもはや博物館あるいはちょっとしたテーマパークの域。その分、非常に見応えがあり、また古民家ならではのノスタルジックな空気感も味わえます。

明日香村の「アトンおもちゃ館」と、香芝市の「Minca465」をご紹介します!

玩具・雑貨が4万点!昭和の子供の夢の館「アトンおもちゃ館」

玩具・雑貨が4万点!昭和の子供の夢の館「アトンおもちゃ館」

写真:小々石 曲允子

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「アトンおもちゃ館」は、奈良県明日香村に2002(平成14)年に開設された、昭和の玩具・雑貨などを集めた展示館です。

昭和の時代から長年に渡って収集されたレトロアイテムはなんと約4万点にも上り、古民家の1階と2階を開放して展示された膨大な量のコレクションは、そのわずか一部。
放っておいたら世の中から消えていく運命にある玩具たちを保存しなければならないという「使命感」から館長が集め続けたというコレクションは、今や昭和文化、特に昭和の子供文化を知る上での非常に貴重な時代資料ともなっています。

昭和のものが中心ですが、90年代前半の平成初期のものも、よく見ると意外に多く混じっていますよ。

玩具・雑貨が4万点!昭和の子供の夢の館「アトンおもちゃ館」

写真:小々石 曲允子

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おもちゃ館の1階には、ソフビ人形や超合金を始めとした大量のフィギュアやブリキ製の玩具、プラモデルや当時の人気アイドルやアニメキャラを起用した駄玩具類などが展示されています。

ディスプレイケースはもちろん、壁や天井にまでぎっしりと展示されたボリュームたるや、まさに圧巻の一言。
マニアやコレクター垂涎の希少なフィギュアなどもいくつかありそうですので、ご興味がある方は是非念入りにチェックしていただければと思います。
子供の頃に欲しかったけど買ってもらえなかった、憧れのあの一品にここで再会できるかも?!

また1階には、展示スペースとは別に、レトロなアイテムを購入できるショップコーナーが設けられています。
買うことができるのはこのコーナーで販売されているもののみで、展示品の購入はできませんのでお気をつけ下さい。

玩具・雑貨が4万点!昭和の子供の夢の館「アトンおもちゃ館」

写真:小々石 曲允子

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2階にも多彩なコレクション!企画展も要チェック

2階にも多彩なコレクション!企画展も要チェック

写真:小々石 曲允子

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階段を上がった2階の和室には、ソフビを中心とするフィギュアのほか、古い漫画絵本や、クレパス、鉛筆といった子供用文具、トランプやままごとセットなど、様々なジャンルのコレクションが展示されています。

2階にも多彩なコレクション!企画展も要チェック

写真:小々石 曲允子

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中には、昭和40年代頃のガムの包装紙のように、すぐに捨ててしまわれるものであるがゆえに残存数が非常に少ないマニアックかつ貴重なコレクションも。

その他にも、昭和らしいゆるさ全開のアイテムや味わい深いデザインのアイテムがたくさん潜んでいますので、時間が許す限りゆっくり見ていただけたらと思います。

そして、2階も1階同様、天井にまでぎっしりと展示されていますので、その物量に圧倒されてみて下さい!

2階にも多彩なコレクション!企画展も要チェック

写真:小々石 曲允子

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またその多岐に渡る豊富なコレクションを活かして、特定のテーマにフィーチャーした企画展も都度開催されています。

2019年6月現在では「ドラゴンボールZ30周年展」の展示が行われており、過去には「週刊少年ジャンプ創刊50周年展」、「大阪万博開催40周年記念EXPOグッズ展」や「セーラームーン20周年展」「ピンクレディー展」等々、これまでに数々の人気企画展が催されました。 

普段は展示されていないコレクションを見ることができる良い機会でもありますので、興味のある企画展の開催期間を狙って訪れると、なお一層密度の高い時間を過ごせるかと思いますよ!

<基本情報>
住所:奈良県高市郡明日香村小山336
電話番号:0744-54-3263
開館時間:10:00〜18:00 (ショップは20時まで) 月曜休(祝日は営業) 正月・盆は不定休
入館料 : 大人(中学生以上)300円 小人(4才〜小学生)100円
アクセス : 近鉄「橿原神宮前」駅より明日香周遊バス「赤かめ」で「明日香小山」バス停下車。集落方向、北に進み2つ目の路地を左へ徒歩3分
または同バスで「飛鳥」バス停下車。歩道沿いを北に向かって直進し、明日香小山バス停を経て小山の集落へ北に進み、2つ目の路地を左へ。徒歩約15分

廃墟に見えた家は、レトロの楽園だった!「Minca465」

廃墟に見えた家は、レトロの楽園だった!「Minca465」

写真:小々石 曲允子

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近鉄二上山駅から、国道を西にしばらく歩くと、一見廃墟にも見える古い家屋が右手に現れます。

「入口」と示された箇所から恐る恐る入っていくと、外からは想像できないほどの広い中庭と古民家の母屋が。
その敷地全てが、これからご紹介する「Minca465」のお店スペースです。

廃墟に見えた家は、レトロの楽園だった!「Minca465」

写真:小々石 曲允子

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「Minca465」は、2014(平成26)年にオープンした、レトロな雑貨や玩具などを中心に扱う古民家ストア。
ひとつの大きなお店に見えますが、実は個々の小さなショップが集合した複合施設で、庭や家屋内の割り当てられたスペースや部屋、離れなどに様々なオーナーさんがお店を開いているというユニークな形態です。

中庭には、昔のタバコ屋さんの雰囲気が再現された一角や、味わい深いホーロー看板が密集した一角、レトロポップなキッチン雑貨がディスプレイされた一角などが建ち並んでおり、まるで、昭和のテーマパークに迷い込んだような気分に!

廃墟に見えた家は、レトロの楽園だった!「Minca465」

写真:小々石 曲允子

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展示だけかと思いきや、中庭にある品々もその多くが購入可能な商品でもありますので、マニアにとっては掘り出し物発見にも繋がる嬉しい場でもあります。
もしも気に入ったものに値札などが見当たらず、購入できるかどうかわからない時は、お店の方に訊いてみると良いでしょう。

屋外ですから緑もあり、開放的で気持ち良い空間でもあります。

アットホームな雰囲気が◎!古民家カフェも楽しめる

アットホームな雰囲気が◎!古民家カフェも楽しめる

写真:小々石 曲允子

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それではいよいよ、靴を脱いでお家の中にお邪魔しましょう。
屋内にももちろん、レトロ雑貨や玩具の類が非常に数多く展示されており、その多くが購入可能です。

また、1階の居間と和室、縁側にはカフェスペースが設けられており、ノスタルジックな空間の中でゆっくりとお茶やランチが楽しめます。
冬には和室に昭和のこたつが置かれ、ホッコリと過ごせますよ。

階段を昇った2階の和室にも、レトロなインテリア雑貨などがたくさん展示されています。

アットホームな雰囲気が◎!古民家カフェも楽しめる

写真:小々石 曲允子

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そしてさらに、古民家の母屋の裏手には、ウッドデッキを備えた屋内外の展示広場があり、古いバイクや自転車、店舗什器などの大型品のほか、アメリカンレトロのコレクションが展示販売されています。
カッコ良いレトロアイテムが盛り沢山なこちらのスペースは、男性の方にも喜ばれそう!

中庭の方にもジャンクなガーデン雑貨が置かれたスペースがあるのですが、このように昭和レトロ以外の雑貨も実は所々にありますので、あまりこだわらずザックリとレトロなものがお好きという方、レトロ初心者の方でも意外と馴染みやすい、間口の広いお店だと思います。

アットホームな雰囲気が◎!古民家カフェも楽しめる

写真:小々石 曲允子

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各店の店主さん同士が皆仲良しで、アットホームな雰囲気であるところもとても素敵! 
田舎の祖父母や古い友達の家を訪れた時のような感覚で、居心地良く楽しめるタイムスリップスポットです。

<基本情報>
住所:奈良県香芝市畑465
電話番号:0745-27-8541
営業時間:11:30〜17:00 水・木曜休
アクセス:近鉄「二上山」駅より徒歩約4〜5分

飛鳥・万葉の歴史散歩の寄り道に!

いかがでしたか?
「アトンおもちゃ館」と「Minca465」は、どちらも古民家ならではのノスタルジックな空気感の中で、レトロな玩具や雑貨を楽しめるスポット。
施設としての在り方はそれぞれに異なりますが、広い古民家を存分に活用し、1度の訪問では全て見ることができないほどの圧倒的な量のアイテムが展示されている点では共通しています。
レトロがお好きな方なら、2度3度と足を運びたくなるかも。

「アトンおもちゃ館」は、天香具山や飛鳥寺、石舞台古墳など飛鳥時代の有名な史跡・歴史遺産が集中する明日香村に、また「Minca465」も聖徳太子ゆかりの地である大阪府の太子町と電車で一駅の場所にあります。
飛鳥・万葉の歴史散策のついでに、昭和の時代にトリップするプランはいかが?

2019年6月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2018/12/13−2018/12/14 訪問

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