熊鍋やどぶろくも!マタギ資料館で秋田県のマタギ文化を知ろう

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すがた もえ子のプロフィール写真 すがた もえ子 妖怪伝承収集家、フリーライター

「マタギ」とは北海道から関東甲信越までの広い地域で、山に分け入り熊などを狩猟する人々のことです。その歴史は古く平安時代からともいわれています。近代では環境の変化など様々な理由で少なくなったマタギ。秋田県阿仁地方はマタギ発祥の地といわれ、マタギに関する資料をマタギ資料館で展示しています。

今回はマタギに関する展示資料を見るだけでなく、マタギの食文化も体験できる秋田県マタギ資料館をご紹介いたします。

国指定重要有形民俗文化財にもなったマタギ文化

国指定重要有形民俗文化財にもなったマタギ文化

写真:すがた もえ子

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マタギ資料館には、秋田県北秋田市阿仁地域に居住したマタギとよばれる人々が実際に使用していた刃物や罠、衣装、山小屋での生活用具や行商関係の用具、狩猟に関連する資料などが展示されています。

マタギの獲物は熊やカモシカなどの大型獣から野ウサギ、ムササビなどの小型獣まで様々でした。マタギの中には自分の住んでいる地域だけでなく、福島や新潟まで足を延ばす旅マタギという人々もいて、熊の胆(きも)などを薬として行商して歩いていたといいます。

こうしたマタギの資料は全国的に見ても貴重で、2013年3月には「阿仁マタギの狩猟用具」として国の重要有形民俗文化財へ指定されました。

国指定重要有形民俗文化財にもなったマタギ文化

写真:すがた もえ子

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館内にはマタギの祖とされる『万事万三郎ものがたり』や獲物の各部位の処理方法、マタギが使う言語「ヤマコトバ」や「マタギの秘伝書」をはじめとしたマタギに関する資料がパネルで貼り出されて、マタギの文化について深く知ることができます。

国指定重要有形民俗文化財にもなったマタギ文化

写真:すがた もえ子

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資料館の中にはマタギ小屋を再現した部屋があり、マタギの生活をのぞき見ることができます。

レストランでは熊鍋をいただこう

レストランでは熊鍋をいただこう

写真:すがた もえ子

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レストランでは熊肉を使ったメニューをいただくことができます。マタギ文化を体験するなら熊鍋がおすすめです。

レストランでは熊鍋をいただこう

写真:すがた もえ子

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独自の下処理をしているため、熊肉に臭みはいっさいありません。味噌味のスープに溶け出した熊肉の風味は旨みが強く、特に脂身の部分は熊肉ならではの甘みと風味を楽しむことができます。最近では熊肉ラーメンも人気メニューになっています。

売り切れ御免のどぶろく「マタギの夢」

売り切れ御免のどぶろく「マタギの夢」

写真:すがた もえ子

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マタギ資料館は打当温泉(うっとうおんせん)マタギの湯の中に併設されています。この打当温泉では、地元で栽培のあきたこまちと森吉山麓の伏流水を使用したどぶろく「マタギの夢」を製造販売をしています。
宿泊客だけでなく、レストラン利用でも注文することができます。また、売店で量り売りもしているので持ち帰ることが可能です。

売り切れ御免のどぶろく「マタギの夢」

写真:すがた もえ子

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量り売りでは容器の用意はないため、あらかじめ瓶やペットボトルなどの持参が必要です。

作り立てのどぶろくは、しゅわしゅわとわずかに発泡していて乳酸飲料のようにとてもさわやか。しゅわしゅわしているのは発酵し続けているためなので、時間を置くと味が変化していきます。その飲みやすさに、どぶろくってこんなにおいしかったのかと驚かされます。

せっかくですので、どぶろくがフレッシュなうちに味わってみてください。ただし一度に作られる数は限られているため、売り切れになってしまうことも。電話で問い合わせれば、どぶろくの在庫状況を教えてもらうことができます。

「マタギ資料館」は打当温泉マタギの湯に併設

「マタギ資料館」は打当温泉マタギの湯に併設

提供元:秋田犬ツーリズム

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打当温泉(うっとうおんせん)には宿泊客でなくても日帰り入浴することが可能です。泉質はナトリウム・カルシウム塩化物泉で、体の芯まで温まり、保温効果も高い温泉です。

「マタギ資料館」は打当温泉マタギの湯に併設

写真:すがた もえ子

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「マタギ資料館」は数多くのマタギに関する資料が展示され、マタギの食文化「熊鍋」や「どぶろく」も味わうことができる見学施設になっています。外国人からはマウンテン・サムライとも呼ばれるマタギ文化を見に、足を運んでみてはいかがでしょうか。

マタギ資料館の基本情報

住所:秋田県北秋田市阿仁打当字仙北渡道上ミ67
電話番号:0186-84-2612(マタギの湯フロント)
アクセス:秋田内陸鉄道 阿仁マタギ駅下車徒歩15分

2019年5月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2019/03/14 訪問

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