福島の超絶景!ここは火星か?アンデスか?浄土平『吾妻小富士』のお釜!

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福島の超絶景!ここは火星か?アンデスか?浄土平『吾妻小富士』のお釜!

福島の超絶景!ここは火星か?アンデスか?浄土平『吾妻小富士』のお釜!

更新日:2014/06/18 11:02

いずみ ゆかのプロフィール写真 いずみ ゆか ライター

皆様は福島市に、口コミで密かに「火星っぽい」と言われている超絶景がある事をご存じですか?
JR福島駅を降りると最初に目に飛び込んで来る壮大な吾妻連峰(あづまれんぽう)の中に、まるで富士山頂の如くポッカリと美しい火口(お釜)がある事から『吾妻小富士』と呼ばれる山があります。この山に「雪うさぎ」が姿を現すと本格的な福島市の観光シーズンが到来!火星の様に?独特な超絶景を堪能しに行く事が出来るのです。

スカイラインの絶景ドライブで目指せ!福島に春を告げる雪うさぎの頂上へ

スカイラインの絶景ドライブで目指せ!福島に春を告げる雪うさぎの頂上へ

写真:いずみ ゆか

福島県福島市にある『吾妻小富士』は標高1707メートル。火山群である吾妻火山に属しています。

この吾妻小富士の北東斜面に早春(3月下旬〜4月下旬頃)、地元福島の方々に「雪うさぎ」と呼ばれ親しまれている残雪の雪形が姿を現します。
写真では山裾右側に横向きの白い「雪うさぎ」が写っているのがお分かりでしょうか?
地元の方の話では、「雪うさぎ」が姿を現した頃に種まきを始めるため、別名「種まきうさぎ」とも呼ばれているとの事。「桃の花」と共に福島に春を告げるシンボルでもあります!

雪うさぎが楽しめる頃、吾妻小富士に向かうための「磐梯吾妻スカイライン」が冬季休業を終え開通します。(平成26年度は4月8日から)
この通称「スカイライン」は「日本の道100選」にも選ばれ、道中に作家井上靖が「吾妻八景」と名付けた絶景ポイントや絶景ドライブが楽しめる事で大変有名です。
吾妻小富士登山で火星っぽい絶景を楽しめるのですが、道中もまた火山性ガスが発生し、荒涼とした砂礫の山肌が続く景色から「火星っぽい」と言われています。
また期間が限定されますが、早春から残雪があるシーズンまではさながら「アンデス山脈か?!」と思える、残雪と火山帯風景がコラボレーションした絶景を車窓から楽しめますよ!
では、更に本格的に火星?それともアンデス?の様な気分が味わえる超絶景をご紹介しましょう!

※「磐梯吾妻スカイライン」は震災後から恒久的に無料で通行出来るようになりました。現在は福島県県北建設事務所 吾妻土湯道路管理所が道路管理を行っているため、詳しい情報は【TEL:0242-64-3478 】にお問い合わせ下さい。

『吾妻小富士』登山前の注意点!

『吾妻小富士』登山前の注意点!

写真:いずみ ゆか

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スカイラインの絶景ドライブを約1時間半くらい楽しむと中間地点、標高1600メートルの『浄土平』という湿地帯に辿り着きます。浄土平には大規模な駐車場、ビジターセンター、売店や飲食店が入ったレストハウスなどがあります。
「吾妻小富士」や現在も噴煙を上げている「一切経山」等の散策ルートは全てここからの出発です。吾妻小富士にはお手洗いはないので事前にここで済ませておきましょう。

「吾妻小富士散策コース」という気軽な名称ですが、実はちょっとした登山やトレッキングなのでご注意を。必ず下記の注意点をご参考にして下さい。

■歩き慣れたスニーカーもしくはトレッキングシューズ(※ヒール靴では不可能)

■小さなお子様(特に1歳〜3歳くらいの未就学幼児)は火口付近が柵も無くかなり危険なため、浄土平からおんぶ紐でおんぶして登りましょう。(前抱っこは転倒時に危険なため、避けた方がいいでしょう。)
足腰に自信の無い方、ご高齢の方、おんぶが出来ない未就学幼児の方は危険な場所もあるので、登山を諦める勇気も必要です。

■両手が空くバック(リュックや斜め掛けバック)

■トレッキングに相応しい服、季節によってはウィンドブレーカー(頂上は風が強いため)

つい絶景ドライブの途中で気軽に散策しようと考えがちな方が多く、ヒール・サンダル・スカート等で訪れてしまって、現地で泣く泣く諦める方が結構多いのでご注意下さいね。
では、いよいよ超絶景へ!

火星のクレーター?!っぽい『お釜』は超絶景!

火星のクレーター?!っぽい『お釜』は超絶景!

写真:いずみ ゆか

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浄土平の駐車場脇から登山を開始!かなり急な木製の階段を上る事、約15分で「吾妻小富士」の火口に辿り着きます。

火口は地元の方々から『お釜』と呼ばれ親しまれており、直径は約500メートル。火口底までの高低差は約70メートルあります。
この『お釜』には柵などは一切なく、勇気を振り絞りギリギリまで近付いて底を覗いてみると・・・本当に迫力満点です!!

写真からも分かる様に、火山帯の砂礫で形成された『お釜』は酷く荒涼として、なんだか火星の火山「オリンポス山」のカルデラや火星のクレーターにも見えませんか?
実際に現地で頂上の強風に吹かれながら(火星は強風が吹いている事で有名ですよね。笑)『お釜』を覗き込むと、なるほど〜!と思えますよ!
まさに超絶景に相応しいので是非、現地で体感を!

『お釜』を一周!まるでアンデスの様な超絶景を歩く!

『お釜』を一周!まるでアンデスの様な超絶景を歩く!

写真:いずみ ゆか

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『お釜』の周囲(火口壁)は一周出来ます。浄土平ビジターセンターでは時計回りをお勧めしているので、お勧め通り歩くと危険も少ないです。(一周に約1時間半)

『お釜』の縁は道幅が本当に狭く、左右は崖になっている上、砂礫がとても滑りやすく、スリル満点!!

残雪が美しい山並みと噴煙の上がる「一切経山」を含む火山荒原、修験道の信仰が残る山、雲は近く・・そして足元に続く砂礫と岩の細い道。
この「雪の山脈・砂礫の道・火山・信仰の山」というキーワードの風景から、まるでアンデス「インカの道」を彷彿とさせませんか?
もちろん、その他の有名な山脈や景色をイメージする方もいる事でしょう。それくらい素晴らしい超絶景なのです!!

この超絶景を楽しむポイントは2つあります。
【1】残雪のシーズンがお勧め
【2】吾妻小富士や吾妻連峰に雲や霞がかっていない、晴天の日を狙う

火星?時期によってはアンデス?と言った様に、訪れる人によって様々な気分が味わえる超絶景は心からお勧めです!

福島盆地を一望!

福島盆地を一望!

写真:いずみ ゆか

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『お釜』を一周している道中は様々な角度からの超絶景を楽しむ事が出来ます。
「浄土平湿原」はもちろん、オオシラビソ中心の針葉樹林の原生林、スカイラインの美しい曲線とブナや白樺の樹海・・・そして何といっても「福島盆地」を一望出来る超絶景は本当にため息が出るほどです。
中には強者もおり、『お釜』の頂上付近にある岩から下った崖に腰掛けて福島盆地を眺める方も!
お天気が良ければ、遠く福島市内にポッカリと島の様に浮かぶ信仰の山『信夫山』も見る事が出来ますよ。

最後に

いかがでしたでしょうか?
なぜ吾妻小富士がお勧めなのかと言うと、本物の富士山よりも気軽な登山でもの凄い超絶景に出会えるからです!

アクセスは「吾妻スカイライン観光路線バス」等の運行がありますが、断然レンタカーや自家用車が便利です。
詳しいアクセス方法や浄土平のその他の散策コースは、MEMO欄の浄土平ビジターセンターホームページでご確認下さい。
登山の後に再びスカイラインを走れば、鷲倉温泉・赤湯温泉・新野地温泉という秘湯がありますので、温泉で登山後の疲れを癒すのもお勧めです。

訪れた人を火星の様にも、時にはアンデスの様にも感じさせる吾妻小富士の超絶景を是非、体感しに来て下さい。必ずあなたの福島のイメージを覆すほどの感動が待っています!

掲載内容は執筆時点のものです。 2014/04/19 訪問

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