毎日がお祭気分!「星野リゾート 青森屋」でねぶた三昧

毎日がお祭気分!「星野リゾート 青森屋」でねぶた三昧

更新日:2022/05/25 14:59

大谷 修一のプロフィール写真 大谷 修一 北の風水師、北海道のグルメ・温泉・パワースポットの達人
青森県三沢市の古牧温泉にある「星野リゾート 青森屋」。面積二十二万坪を誇る広大なエリアにはゴージャスな宿泊棟や庭園に加えて古民家レストラン「南部曲屋」や池に浮かぶ露天風呂など見所、食べ処がいっぱい。中でも2022年4月にリニューアルした「みちのく祭りや」では迫力ある青森四大祭りのショーが行われ、一年中いつでもねぶた祭りを体験できます。ここではそんな青森屋の魅力を動画も交えながら紹介します。

毎日がねぶた祭り!?「みちのく祭りや」でラッセラー

毎日がねぶた祭り!?「みちのく祭りや」でラッセラー

写真:大谷 修一

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「星野リゾート 青森屋」と言えば、ゴージャスなお部屋やお肌つるつるの泉質を誇る温泉に加え、宿泊客を乗せた馬車が運行する広い公園、お花見やりんごなど四季をテーマにしたイベントが行われる広場など見所いっぱいの温泉宿ですが、その中でも絶対にハズせないのが「みちのく祭りや」で繰り広げられる青森四大祭りのショーです。

ステージはスタッフの「ストーリーテリング」と津軽三味線の演奏ではじまります。続いて熱気溢れるお囃子や背後のスクリーンに投影されるプロジェクションマッピング映像と音楽を交えながら、弘前ねぷた、五所川原立佞武多(ごしょがわら・たちねぷた)、八戸三社大祭が次々に紹介されていきます。

毎日がねぶた祭り!?「みちのく祭りや」でラッセラー

写真:大谷 修一

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会場の熱気が最高潮に達するころ、メインの青森ねぶた祭りが登場。

ラッセラー、ラッセラーというねぶたの掛け声とともにステージで踊る「跳人(はねと)」の躍動、そして笛と太鼓の音色に合わせてステージを練り歩くねぶたの山車のその迫力!スタッフたちが作り出す「ねぶた祭り空間」に飲み込まれてしまい、あっという間に時間が過ぎていきます。

毎日がねぶた祭り!?「みちのく祭りや」でラッセラー

写真:大谷 修一

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ショーが終わっても「祭り」はまだまだ終わりません。続いては観客によるねぶた祭りの体験タイム。スタッフの指導で「跳人(はねと)ステップ」を踏みながら一緒に踊ります。

右に2回、左に2回、さあしっかり跳んで、ラッセラー、ラッセラー!ある人はねぶた団扇を手にまたある人は花笠をかぶり、お囃子にあわせてテンションは上がりっぱなし…。かくして会場では毎晩のように「みちのく祭りや」の観客たちの為だけの「贅沢なねぶた祭り」が繰り広げられるのでした。

なお、こちらの「みちのく祭りや」のショーは大人気で満席となることも多いとのこと。希望の方は青森屋を手配するとき一緒に予約しておく事をおすすめします。

寝かせない客室?「青森ねぶたの間」

寝かせない客室?「青森ねぶたの間」

写真:大谷 修一

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ねぶた祭りの興奮がお部屋でも継続!?…という事で次にご紹介するのが、ホテルではただ一室というレアなスイートルーム「青森ねぶたの間」です。

とにかく徹底的にねぶた祭りにこだわったこちらのお部屋、3階にありながら部屋の番号はねぶた祭りの開催日(8月2日から8月7日)にちなんだ「8287」号。ドアベルの「ピンポ〜ン、ラッセラー・ラッセラー」という音とともに室内に入ると、玄関正面のねぶた絵から奥の居間に続く廊下には「跳人ステップ」を踏める足跡がついており、まだその元気があるならば「踊りながらの入室」も可能です。

寝かせない客室?「青森ねぶたの間」

写真:大谷 修一

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居間はお部屋というより「ねぶたのミニ・ショールーム」。壁や障子にはねぶた絵が、また天井からは蝦夷(えみし)の雄・アテルイをモチーフにしたねぶた人形が室内を睥睨しています。

寝かせない客室?「青森ねぶたの間」

写真:大谷 修一

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お風呂場やトイレにもねぶた絵が。また、寝室の天井は見る角度によってねぶた絵が変わる仕掛けが施されています。他にもテレビ隠しのパネルやティッシュボックス、さらにはお部屋のキーホルダーに至るまでねぶた絵一色。そしてテーブルの上にはねぶた祭りの跳人用浴衣に花笠までもが準備されているではありませんか!

「青森ねぶたの間」での過ごし方は様々。遊び疲れて爆睡するか、ねぶた人形を鑑賞しながら一杯やるか、はたまた跳人衣装に着替えて同室者の抗議をものともせずお部屋で「ラッセラーラッセラー」と踊り明かすか、すべてはあなたのお好みと体力次第ですよ。

「ねぶたテンション」を動画で体感!

とにもかくにも、ステージからお部屋まで「ねぶたテンション」が上がるその雰囲気。これをライブで味わっていただけるよう動画を作成しましたので、あわせてご覧ください。

動画:大谷 修一

祭りのあとは露天風呂「浮湯」で元気回復

祭りのあとは露天風呂「浮湯」で元気回復

写真:大谷 修一

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さて踊り疲れ、遊び疲れたら、温泉で明日に備えて元気を回復しましょう。「アルカリ性単純温泉」であるここのお湯は、そのまったりした優しい湯ざわりが特徴で、特にお肌スベスベ効果があると女性には大人気。

青森ひばの香りも豊かな内湯もさることながら、こちらで特筆されるのが露天風呂の「浮湯」です。

祭りのあとは露天風呂「浮湯」で元気回復

提供元:星野リゾート 青森屋

https://noresoreaomoriya.jp/地図を見る

「浮湯」というその名の通り、池の中に浮かぶように作られた風情溢れるこの露天風呂。お湯に身をゆだね、昼は水面にゆらめきうつる木々の深緑を、そして夜はライトアップされた幻想的な風景を眺めていると、そのまま時の流れが止まったような感覚に陥ってしまいます。

なお、こちらの「浮湯」では春の期間はねぶたの技法で作られた桜と津軽びいどろの浮き球が幻想的に浮かび上がる「桜灯りの湯」が、また冬は「ねぶり流し灯篭」を見ながら入浴できる「雪見露天風呂」を楽しむことができます。詳しくは下記関連記事「『星野リゾート 青森屋』で至福の『美肌入浴』を体感!」に掲載しておりますので、あわせてご覧ください。

「南部曲屋(なんぶまがりや)」の古民家でみちのくグルメを堪能

「南部曲屋(なんぶまがりや)」の古民家でみちのくグルメを堪能

写真:大谷 修一

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「ラッセラーもいいけど、お食事はゆっくりと味わいたい」という方には、古民家レストラン「南部曲屋」がおすすめです。

曲屋とは、馬と人間が一緒に生活できるように母屋と厩をL字型に一体化した江戸期南部藩(青森県から岩手県南部地方)特有の民家のこと。こちらの建物は、実際の曲屋を移設・改築したもので、藁ぶきの屋根と梁が見える高い天井、そしてその下で赤々と炭を燃やす囲炉裏が独特の「みちのく風情」を醸し出しています。

「南部曲屋(なんぶまがりや)」の古民家でみちのくグルメを堪能

写真:大谷 修一

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「南部曲屋」でいただく夕食は、三方を海に囲まれた青森ならではの海の幸・七子八珍(コノコ、タコノコ、ホタテノコ、スジコ、マシラコ、ブリコ、タラコの七子とクリガニ、シャコ、ナマコ、ウニ、フジツボ、シラウオ、サメ、ホヤの八珍、あわせて15種)の味覚を取り入れた「七子八珍会席」。

小鉢ものに焼き物、揚げ物とキラ星のごとく「美食家垂涎のご当地グルメ」が次々と登場し、それに合わせた地ビール、地酒も進みます。

「南部曲屋(なんぶまがりや)」の古民家でみちのくグルメを堪能

写真:大谷 修一

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さて、ここで「お祭り気分」を盛り上げるスペシャルなスイーツをもう一品。ホテル地下の「ヨッテマレ酒場」では、夏の期間限定ながら金魚ねぷたをイメージした「金魚ねぷたアイス」が登場します。

カシスシャーベットをベースにりんご、飴細工を使って「桶の中で泳ぐ金魚ねぷた」を表現したこのアイスは、そのお値段が税込900円。ウルウル瞳が愛らしいSNS映え必至のスイーツですが、早く食べないと溶けてしまいますよ!

ねぶた祭りをもっと知る

ねぶた祭りをもっと知りたいという方は、JR青森駅と隣接する下記施設を訪ねてみましょう。

1.ねぶたの家 ワラッセ
館内ではねぶたの歴史や製作工程を学べる他、ホールでは実際に祭りに使われた大型ねぶたが展示されています。
入場料:税込600円

2.アスパム「青い森ホール」
2019年3月にオープンした新しい施設で、直径18m、全周56.5mのスクリーンは日本最大。八戸三社大祭、弘前ねぷた祭り、むつ市田名部まつり、五所川原立佞武多祭り、青森ねぶた祭と、5つの祭りを360度の巨大スクリーンに投影される3D映画でバ−チャル体験できます。
入場料:税込600円

2館両方観覧する場合は、共通観覧券(税込1000円)がお得です。こちらを購入する場合は、入り口の自動券売機ではなく直接窓口でお求めください。

2022年5月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2022/05/17−2022/05/18 訪問

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