300万本の花と古代ロマンを堪能!宮城「多賀城跡あやめ園」

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やた 香歩里のプロフィール写真 やた 香歩里 鈍足の旅人、地域の魅力発掘人、花火鑑賞士

初夏になると、涼やかな青や紫の花を咲かせるあやめ。宮城県多賀城市には、東北地方随一のあやめ園があります。約800種・300万本のあやめが咲き誇る「多賀城跡あやめ園」では、季節になると美しい花を鑑賞できるだけでなく、「あやめまつり」が開催され、多彩なイベントも楽しめます。また多賀城は、古代日本において東北の重要拠点であった場所。古代ロマン漂う多賀城跡や多賀城碑なども必見です!

東北随一のあやめ園で約800種のあやめが咲き誇る

東北随一のあやめ園で約800種のあやめが咲き誇る

写真:やた 香歩里

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宮城県多賀城市は仙台市の北東に位置し、JRの国府多賀城駅や多賀城駅は仙台駅から普通列車で15〜20分ほど。8世紀に設置されたといわれる城柵「多賀城」のあったところです。多賀城跡にはあやめ園があり、開花の季節になると「あやめまつり」が開催されます。

東北随一のあやめ園で約800種のあやめが咲き誇る

写真:やた 香歩里

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約2.1万ヘクタールのあやめ園には約800種・300万本のアヤメ・ハナショウブ・カキツバタが植えられており、その品種数は東北随一。園内はいくつかの区画に分かれていて、ゆっくり散策しながら花を楽しめます。

梅雨どきに見頃になるあやめですが、すっきりしないお天気の日でも大輪の花は色鮮やか。雨に濡れるとさらに艶やかな色味を増すようで、少しくらいの雨なら十分楽しめます。

東北随一のあやめ園で約800種のあやめが咲き誇る

写真:やた 香歩里

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あやめ園の東側には木道が設置されているところもあり、人気エリアになっています。あやめの花に囲まれながら、ぜひ優雅な気分で散策してみてください。

さまざまな色や形で見飽きない!

さまざまな色や形で見飽きない!

写真:やた 香歩里

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典型的な紫の花から、黄色いもの、白いもの、ピンクがかったものなど、800種もあるだけに形も色合いも様々。

なお、「あやめ」とざっくり呼ばれることが多いのですが、厳密には「アヤメ」「ハナショウブ」「カキツバタ」などの種類があり、それぞれに異なった特徴があります。アヤメは畑などの乾いたところに咲き、背は低め、花も小ぶりです。ハナショウブは水辺などの湿地に咲き、花は大輪で高さも1m近くにもなります。色の種類が多いのも特徴。カキツバタも湿地に咲きますが、ハナショウブよりやや花も背丈も小さめ。ほかにも、葉の形や花弁の模様など、じっくり見ると違いがあるのですが、いずれもアヤメ科アヤメ属の植物です。

さまざまな色や形で見飽きない!

写真:やた 香歩里

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花の根元に名札が置かれているところもあります。あやめは「葦の浮舟」や「稚児化粧」など、文学的な名前を付けられているものが多いので、ぜひ名札と花を見比べて、その由来を想像してみてください。

さまざまな色や形で見飽きない!

写真:やた 香歩里

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広い園内を花を楽しみながら歩いていると、あら…? なんだかちょっと変わった格好の方が歩いていますね。

万葉衣装体験やライトアップも!イベントも盛りだくさん

万葉衣装体験やライトアップも!イベントも盛りだくさん

提供元:多賀城市

https://www.city.tagajo.miyagi.jp/地図を見る

「あやめまつり」期間中、古代の貴族風衣装「万葉衣装」の着付体験ができるコーナーが設置されます(無料)。子供用のこの衣装、めちゃくちゃ可愛くて、良い記念になること間違いなし! もちろん子供用だけでなく大人用もあります。男性用・女性用がありますので、カップルで着付けをして歩くこともできますよ。ぜひ万葉衣装を着て、あやめをバックに素敵な写真を撮ってください。

「万葉衣装」の着付体験は、「あやめまつり」期間中の土・日曜日に開催されています。2019年の実施予定日は以下の通りです。

6月15日(土)・16日(日)・22日(土)・23日(日)・29日(土)

万葉衣装体験やライトアップも!イベントも盛りだくさん

提供元:多賀城市

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さらに、一部の日程で夜間のライトアップも行われます。LEDの灯りが、夜のアヤメ園や多賀城碑を幻想的に演出します。2019年のライトアップの実施予定は以下の通りです。

6月20日(木)〜22日(土)19:00〜21:00

また、21日・22日は19:15〜20:00まで、あやめ園内八ツ橋にて、観覧無料のステージがあります。
<出演等>
日本舞踊:中川雅寛、花柳優和沙
古代笛:高橋竹仙
ステージ装飾:浅野友理子

万葉衣装体験やライトアップも!イベントも盛りだくさん

写真:やた 香歩里

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そのほかにも、期間中はさまざまイベントが開催されます。屋台がたくさん並ぶ「お祭バザール」や、野点やステージパフォーマンスも行われます。地元産品の販売のほか、友好都市の名産品の販売があり、消防車や自衛隊車両に乗っての写真撮影などは子供にも大人気。

日にちが限定されているイベントも多いので、詳細は下の関連MEMOの公式サイトでご確認ください。

松尾芭蕉が感動した「壺碑」もここに

松尾芭蕉が感動した「壺碑」もここに

写真:やた 香歩里

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多賀城跡は国の特別史跡にもなっている、貴重なところ。せっかくだからあやめだけでなく、多賀城の歴史にも触れてみてください。

あやめ園西側の小さな丘の上にあるこちらの建物は、「多賀城碑(壺碑:つぼのいしぶみ)」の覆屋です。「多賀城碑」とは、日本三古碑に数えられている古い石碑。奈良時代のもので、国の重要文化財に指定されています。

松尾芭蕉が感動した「壺碑」もここに

写真:やた 香歩里

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石碑には、京や蝦夷国(えみしのくに)の界(さかい)などからの距離、城の創建や改修について、そしてこの碑が762年(天平宝字六年)に建てられたことなどが刻まれています。

「壺碑(つぼのいしぶみ)」は平安の頃から詠まれている歌枕で、江戸時代に多賀城碑が発見されたとき、これこそ「壺碑」だといわれました。松尾芭蕉がこの碑を訪れ大変感動したことが『奥の細道』にも記されています。

多賀城跡も必見!古代に思いを馳せてみる

多賀城跡も必見!古代に思いを馳せてみる

写真:やた 香歩里

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あやめ園から県道35号線を越えて北西部にある多賀城跡にも立ち寄って、古代の東北を感じてみましょう。あやめ園から歩いて5分ほどです。

日本史を勉強した方なら記憶にあるであろう「多賀城」。724年に設置された、陸奥国(むつのくに)の国府・鎮守府が置かれたところで、蝦夷征討・東北経営のための重要拠点。現代人がイメージする“城”とはやや異なる、政治や軍事を司るところでした。

多賀城跡も必見!古代に思いを馳せてみる

写真:やた 香歩里

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大変古い史跡ですから当時の建物などは残っていませんが、土台部分などが発掘・復元されています。その敷地の広さ、土台の大きさから、古代東北におけるこの地の重要さ、そのスケールの大きさを体感することができます。

多賀城跡も必見!古代に思いを馳せてみる

写真:やた 香歩里

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あやめ園だけでなく、多賀城碑や多賀城跡などの史跡もあり、JR国府多賀城駅近くには東北歴史博物館もあります。花やイベントを楽しみ歴史に触れる、「多賀城跡あやめ園」でそんな一日を過ごしてみませんか?

多賀城跡あやめ園の基本情報

住所:宮城県多賀城市市川
電話番号:022-368-1141(多賀城跡あやめまつり実行委員会事務局)
アクセス:JR国府多賀城駅北口から徒歩約5分

<多賀城跡あやめまつり>
日程:2019年6月15日(土)〜6月29日(土)
時間:10:00〜16:00(6/20〜22は21:00まで)

2019年6月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2018/06/23 訪問

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