東京を代表的する坂道景観!皇居と桜田濠が一望できる三宅坂めぐり

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東京を代表的する坂道景観!皇居と桜田濠が一望できる三宅坂めぐり

東京を代表的する坂道景観!皇居と桜田濠が一望できる三宅坂めぐり

更新日:2019/05/28 13:13

雲本 らてのプロフィール写真 雲本 らて 散歩ブロガー、坂道探検家

東京メトロ・半蔵門駅(および桜田門駅)から徒歩数分でアクセスできる内堀通りは、皇居と内堀の景色が楽しめることでも有名です。特に半蔵門から桜田門にかけての一帯は皇居周辺でも最も美しい景色が広がっている場所として知られています。今回はそんな場所に位置する三宅坂を中心に界隈の坂道やおすすめスポットなども紹介してみたいと思います。

三宅坂とは?

三宅坂とは?

写真:雲本 らて

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「三宅坂」は、皇居の西側に隣接しており、現在の内堀通りの半蔵門交差点から国会前交差点あたりまでの坂道のことをそう呼んでいます。駅でいえば東京メトロ・半蔵門駅や桜田門駅からすぐの場所にあります。

坂上には、江戸城内郭門のひとつである半蔵門が隣接しており、現在は高麗門だけが残り、皇室の皇居への通用門として使われていることでも知られています。

三宅坂とは?

写真:雲本 らて

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三宅坂の坂名の由来については、現在の最高裁判所のあるあたりに三河田原藩・三宅氏の上屋敷があったことに由来しているという説が有力です。ただ現地には、坂名の由来が書かれた案内板などはなく、坂の途中にある三宅坂交差点の中央分離帯のところに坂名が書かれた道路標識があるのみです。

三宅坂の景観と有名スポット

三宅坂の景観と有名スポット

写真:雲本 らて

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三宅坂は片側4車線(あわせて8車線)の道幅の広い道路で、西側には内堀と皇居が隣接しているため、都内でもなかなかお目にかかれない広々とした雄大な雰囲気があり、車で走っていても気持ちのいい場所です。

三宅坂の景観と有名スポット

写真:雲本 らて

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また坂道沿いには、国立劇場(設計は岩本博行)や最高裁判所(設計は岡田新一)など、日本を代表する施設も隣接しており、これらの施設を訪れるついでに坂道も歩くというのもひとつの楽しみ方といえるでしょう。

三宅坂の景観と有名スポット

写真:雲本 らて

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三宅坂交差点からすぐの場所には憲法記念館もあり、このあたりには太平洋戦争時代に参謀本部が置かれたことでも知られており三宅坂といえば帝国陸軍の中枢地帯と言われるような時代もありました。

さらに三宅坂交差点付近には、三宅坂小公園があります。ここは江戸時代、三宅坂の名前の由来ともなった三河田原藩の屋敷があったところです。そしてこの公園内には、田原藩の家老で蘭学者であり絵師でもあった渡辺崋山がこの地で生まれたことを記す案内看板もあります。

また同公園内には「平和の群像」なる像が建てられています。これは昭和25年に平和への貢献を考慮して日本電報通信社(現在の電通)が建てたものです。

東京を代表的する坂道景観

東京を代表的する坂道景観

写真:雲本 らて

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三宅坂の皇居側の歩道からはお濠の美しい景色を眺めがら歩けることでも知られています。特に坂上の半蔵門から桜田門にかけての一帯は皇居周辺でも最も美しい景色が広がっている場所です。そして坂上から下りながらお濠の景色を眺めると、遠くに霞が関の官庁街のビル群やら日比谷のビル群も見え、そのコントラストは印象的です。

なおこのお濠の雄大な景色は江戸時代から変わらなかったようで、広重の浮世絵「名所江戸百景」でも描かれています。

また現在は、休日ともなるとジョギングをする人たちで賑わうことでも知られています。

東京を代表的する坂道景観

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坂道の途中からは、国会議事堂の象徴的な外観も見ることができます。さらに天気が良ければその奥に東京タワーもすこしばかり確認することもできます。

東京を代表的する坂道景観

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三宅坂の坂上あたりからは、遠くのビル群とあわせて東京タワーも見ることができます。ただ明るい時間帯だとすこしわかりにくいので、夜のライトアップされている時間帯に確認するとその姿はひと目でわかると思います。

<基本情報>
三宅坂
所在地:東京都千代田区永田町1丁目から隼町および麹町1丁目
アクセス:東京メトロ・半蔵門駅および桜田門駅からより徒歩2分

界隈の坂道めぐり

界隈の坂道めぐり

写真:雲本 らて

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国立劇場の北側に東西に走っている坂道を「鍋割坂」と呼んでいます。現在の姿から想像できませんが、江戸時代は鍋を伏せたような台地につくられた切通しだったことから、そう名付けられたという説が有力です。

なお現地には、坂の名が示すような案内板はありませんが、このように現在はなんてことない坂道にも名前がつけられているという意味では興味深いことだと思いますのでぜひあわせて歩いてみてください。

<基本情報>
鍋割坂
所在地:東京都千代田区隼町
アクセス:東京メトロ・半蔵門駅より徒歩2分

界隈の坂道めぐり

写真:雲本 らて

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三宅坂交差点からすぐの場所にある国立国会図書館に隣接して南北に走っている坂道にも名前がつけられています。「梨木坂」と呼ばれており、このあたりは彦根藩井伊家上屋敷の裏門にあたり、梨の木が生えていたことから名付けらたという説が有力です。

なおプチ情報として、国立国会図書館内には、喫茶店や食堂、売店もありますので、三宅坂界隈を散歩したあとのちょっとした休憩場所としても利用することができます。ただ国立国会図書館は誰でも入れるのですが、そのためには身分証(登録利用者カードをつくるのに必要)が必要ですので、そのあたりは注意してください。

<基本情報>
梨木坂
所在地:東京都千代田区永田町1丁目
アクセス:東京メトロ・国会図書館前駅より徒歩3分

ただ景色を眺めるためだけでも訪れる価値のある三宅坂

今回は、東京を代表的するお濠の景色を楽しむことができる三宅坂を中心に界隈の坂道なども紹介してみました。今回紹介した界隈スポットにも興味深いエピソードや歴史があり、それらを丁寧にまわってみるのもひとつの楽しみ方だと思いますが、三宅坂はなんといっても、ふらりとお濠や坂道の景色を見ながら歩いているだけでも楽しい東京でも稀有な場所だと思います。まだ歩いたことがない方がいたらぜひとも一度はこの景色を見に訪れてみることをおすすめします。

2019年5月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。

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