正四尺玉は瞬き厳禁!新潟「片貝まつり」の花火に込められた想い

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正四尺玉は瞬き厳禁!新潟「片貝まつり」の花火に込められた想い

正四尺玉は瞬き厳禁!新潟「片貝まつり」の花火に込められた想い

更新日:2019/08/30 12:52

岡本 大樹のプロフィール写真 岡本 大樹 原付旅人、アマチュア自然フォトグラファー
日本最大の花火と聞くと、どこの花火大会を思い浮かべますか。今回ご紹介する新潟県小千谷市の「片貝まつり」は、実は日本最大の花火である正四尺玉を打ち上げるお祭りなのです。

全国的な知名度はそこまで高くないお祭りですが、その見応えはもちろん日本最大級。さらに見所はそれだけではありません。ぜひ片貝町で大迫力の花火を生で堪能してみてください。
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片貝まつりとは

片貝まつりとは

写真:岡本 大樹

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新潟県で有名な花火大会といえば、日本三大花火大会の一つでもある「長岡まつり大花火大会」の名前が真っ先に挙がることでしょう。

しかしながら、実はその長岡市の隣に位置する小千谷(おぢや)市では日本最大の花火が打ち上げられるお祭りが開催されることをご存知でしょうか。

小千谷市の最北部に位置している片貝町で開催されるそのお祭りは「片貝まつり」。その中で行われる花火大会の正式名称は「浅原神社秋季例大祭奉納大煙火」ではありますが、その全てをまとめて片貝まつりと呼ばれることが多いお祭りです。

片貝まつりとは

写真:岡本 大樹

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毎年真夏のピークを少し過ぎた9月9・10日に2日間行われており、2019年も同じ日程が予定されています。時間は19:30〜22:20とかなり長い間、花火を楽しむことができます。

2日間の総打ち上げ数は1万5千発、例年の来場者数は20万人ほど。全国的に有名な花火大会と比べると、規模自体はそれほど大きくないと感じるかもしれませんが、そもそも片貝町の人口は約4000人。そんな町に20万もの人が訪れるのです。

片貝まつりとは

写真:岡本 大樹

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このお祭りが通常の花火大会と違っている点は、その名前からも察しがつくと思います。「奉納」というキーワードが大会の中に入っているのは珍しいもの。

片貝まつりでの花火は観光用のものでも、競い合うためのものでもありません。個人や企業などが様々な想いを込めて浅原神社に花火を奉納するのです。

その内容は、子供の誕生祝いであったり、社業発展であったりと多岐に渡ります。それだけでも、花火師が観客を楽しませる一般的な花火大会との違いがわかるのではないでしょうか。

そして、その花火は全てが「煙火番付」なるものに載せられます。花火番付は新聞くらいのサイズで作られたものが購入可能で、会場近くに大きく貼り出されてもいます。

どんな花火が上がるのか?

どんな花火が上がるのか?

写真:岡本 大樹

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花火のプロが考えたものでないならそんなに見応えがないのでは、と思われる方もいるかもしれませんが、そんな心配は無用です。

片貝町は花火の町。子供の頃から花火は身近なもので、人によってはいずれは当然自分が上げるものとして認識されているような土地です。つまり、片貝町の人たちはこの町で育つだけで花火に詳しくなる花火のエリート集団。そんな人たちが心を込めて作り出す花火プログラムだからこそ見る人の心を動かすのです。

しかも、一般的な花火大会ではメインの見所としてフィナーレに使われるようなスケールの玉がどんどん打ち上げられるので、単純に迫力ある打ち上げが見られますよ。

どんな花火が上がるのか?

写真:岡本 大樹

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中でも特に見逃してはならないのが、日本最大の正四尺玉。玉自体の大きさは直径120cmで、重さは420kg、上空で開くその大きさはなんと800mにものぼるというとんでもないスケールを誇っています。

特大の打ち上げ筒を使わなければいけないといった理由から、他の花火よりも遠い場所で打ち上げられるのですが、その迫力は段違い。

ちなみに正四尺玉というのは日本最大の花火であり、世界的に見ても最大級。片貝まつりで初めて正四尺玉が上げられた1985年にはギネス登録もされました。(現在は2018年にUAEで上げられたものがギネス登録されています。)

花火が少しずつ開いていく時の感動は、他のものでは決して味わえません。そんな正四尺玉は2日間どちらの日も22時に打ち上がる予定となっているので、どちらか1日だけしか観覧できない方でも見られますよ。

どんな花火が上がるのか?

写真:岡本 大樹

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数字だけを聞いてもその大きさは想像しにくいかもしれません。しかしながら、片貝まつりでは様々な花火に関する展示もされているので、昼の間に現地入りしたなら、先にその展示を見ておくのもいいでしょう。

神社の境内に設置された展示室には、過去の花火大会の番付であったり、原寸大の花火の玉のレプリカであったり、普段は見上げるだけの花火をより近くに感じることができる展示がされていますよ。

最大の見所は花火に込められた想い

最大の見所は花火に込められた想い

写真:岡本 大樹

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しかしながら、その正四尺玉だけが片貝まつりの見所ではないと、実際にお祭りを訪れたなら気づくことができるでしょう。

すでに奉納花火がどういったものかを少しご紹介しましたが、花火は一つ一つに上げ手の想いが込められています。そのため、花火が上がる前には、誰が・どういった主旨で・どんな花火を上げるのか、がアナウンスされ会場にいる全員が知ることとなります。

一般的な花火大会でも花火のプログラムの意図であったり、スターマインやナイヤガラといった花火の種類を簡単に説明することはありますが、ここでは打ち上がる花火一つ一つ、打ち上げる人一人一人のことが全ての花火の打ち上げ前に紹介されるのです。

最大の見所は花火に込められた想い

写真:岡本 大樹

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筆者が考えるこの花火大会の最大の見所はその「花火に込められた想い」の全てです。見応え自体は他の花火大会に劣るタイミングもあるとは思います。しかしながら、一つ一つに想いが込められていて、打ち上げる人も同じ瞬間に同じ花火を見上げている、という事実自体が見ている観客の心を打つのです。

もちろん通常の花火大会であっても、花火師の思いが伝わってくるものもありますが、よりその花火に感情移入して見ることができるというのは間違いないでしょう。

花火というのは、特別な人が上げるものを見学して楽しむというアート観賞のような部分がありますが、片貝の花火はそれとは少し違うのです。

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観覧席や駐車場など

観覧席や駐車場など

写真:岡本 大樹

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特大の花火が上がるため、有料の観覧席に入らずとも見ることはできますが、ぜひゆっくりと見るためにチケットを買って最も近い場所で見ることをオススメします。

有料桟敷席は、数が限定されてはいますが当日券も用意されていますし、写真を撮りたい場合には、三脚を立ててもいい撮影用スペースのチケットもありますよ。

観覧席や駐車場など

写真:岡本 大樹

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もちろん当日の会場周辺はかなり混み合います。できるだけ時間に余裕を持って会場へ行くようにしましょう。

駐車場は10ヶ所ほど臨時に用意され、写真のように道路の脇に一列に並んで停めることができるスペースも存在します。その分、他の道路が一方通行になったりと普段とは交通ルールなども変わっているため、注意が必要です。

訪問の際は、下記リンクの公式サイトに当日の交通規制のマップが載っているので、予め確認しておきましょう。当日の14時以降は1時間ごとに更新される混雑状況を見ることができるので、有効活用してくださいね。

正四尺玉を動画で

正四尺玉を動画で

写真:岡本 大樹

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片貝町には花火を打ち上げる筒のモニュメントが展示されています。大玉としてよく花火大会で耳にする10号(1尺)玉の砲台はなんとこの中ではとても小さく(最も左にあります)、正四尺玉がどれほどのスケール感なのか想像しやすくなることでしょう。

片貝は花火の町、とすでに述べましたが、こういったところからもその片鱗を感じることができますよね。

なお、片貝まつりは花火大会自体に加え、昼には「筒引き」や「玉送り」であったり、手作りの山車が町内を練り歩くという見所もありますので、併せて楽しみましょう。

動画:岡本 大樹

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一般的な花火大会とは少し違った魅力を感じることができる片貝まつりの魅力が少しは伝わったでしょうか。

では、最後に四尺玉の上がる様子を動画でご紹介します。生で見るのとは音も迫力も違うものではありますが、これにピンときたらぜひ現地へいってみてくださいね。

片貝まつり浅原神社秋季例大祭奉納大煙火2019の基本情報

日程:2019年9月9〜10日
時間:19:30〜22:20
打ち上げ場所:片貝町浅原神社裏手
電話番号:0258-84-3900(片貝町煙火協会)

打ち上げ数:2日間で1万5千発
総来場者数:例年18〜20万人ほど

2019年8月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

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この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2018/09/09−2018/09/10 訪問

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