篠山城大書院に街歩き・グルメも楽しい!兵庫・丹波篠山観光

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篠山城大書院に街歩き・グルメも楽しい!兵庫・丹波篠山観光

篠山城大書院に街歩き・グルメも楽しい!兵庫・丹波篠山観光

更新日:2019/07/24 21:19

万葉 りえのプロフィール写真 万葉 りえ アマチュア写真家
兵庫県の中部、古来から京都への交通の要所として栄えてきた歴史があり、2019年5月から名称が新しくなった「丹波篠山市」。ここには徳川家康が築城を命じた篠山城があり、城下町の雰囲気が今も楽しめるようになっています。そして忘れてはいけないのが、盆地特有の気候風土が生み出した「丹波篠山黒豆」など特産品も美味しい町だということ。
ゆったりと篠山の城下町で歴史とグルメを味わう一日を過ごしてみませんか。
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西国をおさえる重要拠点「篠山城」

西国をおさえる重要拠点「篠山城」

写真:万葉 りえ

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1600年に徳川方の勝利で終わった関ヶ原の合戦。しかし合戦は終了したものの大阪城が豊臣家の居城であることには変わりがなく、徳川にとっては豊臣方についた西日本の諸大名をおさえる拠点が必要でした。そこで家康が命じたのが、京都への交通の要所であった篠山に新しい城を築くことでした。

古代から技術者が朝鮮半島から日本に渡ってきていたのですが、その中に土木や石工を得意とする集団がありました。古墳を築く際に大いに活躍したと考えられているその技術は、時代とともに日本の気候風土に合わせてより高度なものになっていきます。その技に目を付けたのが織田信長で、技術者集団「穴太衆(あのうしゅう)」を安土城築城に召し抱えたのです。

西国をおさえる重要拠点「篠山城」

写真:万葉 りえ

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そして技術の高さを知った大名たちも次々と城造りに穴太衆を起用していきます。濠から見上げるように積まれた美しい篠山城の石垣ももちろん滋賀の穴太衆の手によるもの。城の縄張りを行ったのは築城の名手といわれた藤堂高虎で、笹山という小さな山を利用した天下普請でした。

初代城主として家康の実子・松平康重が入ったというのも、ここがいかに重要な城であったかを示す一つでしょう。侵入した敵の動きを封じ込めるために作られた方形の広場(枡形)など、防御に徹した構えがされているのを見ながら書院へと進んでいきましょう。

二条城に匹敵する規模を誇った大書院

二条城に匹敵する規模を誇った大書院

写真:万葉 りえ

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大書院も篠山城の築城と同じ1609(慶長14)年頃に完成しています。京都では1603年に二条城が造られましたが、篠山城の書院の大きさも二条城二の丸御殿大広間書院に匹敵します。一大名の書院としては破格の規模で、ここは約260年にわたって藩の公式行事などに使われました。

二条城に匹敵する規模を誇った大書院

写真:万葉 りえ

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時代は流れ明治時代に廃城令が出ても大書院だけは残されて利用されていました。ところが1944年に起きた火災により焼失してしまいます。

しかし、地元の人々の熱い希望が大書院をよみがえらせます。古絵図、写真、発掘など調査と検証が行われ2000(平成12)年にようやく復元されたのです。

往時の雰囲気を伝える上段の間

往時の雰囲気を伝える上段の間

写真:万葉 りえ

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ご覧いただいている上段の間は、大書院の中でも最も格式が高い部屋です。創建時はちょうど書院造りの形が整っていく時代で、大床や書院など正規の書院造りがされています。また江戸初期の狩野派の絵師が描いた屏風絵を転用しているので、往時の雰囲気をしっかりと感じていただけるでしょう。

往時の雰囲気を伝える上段の間

写真:万葉 りえ

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そして、その奥にある孔雀の間では室内にも入れます。ここで城主や姫君になったつもりで撮った写真はどうぞSNSへ。

歴史的見所は篠山城だけではありません。城の周りは重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。西側に残る「御徒町(おかちまち)武家屋敷群」は藩主の警護にあたった武士たちの屋敷跡。そして東側の河原町妻入商家群は格子や袖壁などが城下町の姿を今に伝えます。

<篠山城の基本情報>
住所:兵庫県丹波篠山市北新町2-3
最寄り駐車場:三の丸西駐車場 普通車350台
アクセス:舞鶴若狭自動車道丹南篠山口インターから10分
休館日:月曜日

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おしゃれな洋風建築だった町役場

おしゃれな洋風建築だった町役場

写真:万葉 りえ

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城の三の丸広場からお濠をこえると見えてくるのがこの建物。明治から大正時代にかけての代表的な洋風建築を伝える「大正ロマン館」です。

おしゃれな洋風建築だった町役場

写真:万葉 りえ

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ここは1923(大正12)年の建築で、旧篠山町の役場だった建物。現在も入り口には役場だった頃の立派な表示が残されており、おしゃれで懐かしい雰囲気でまとめられています。中にはレストランやお土産品売り場などがあり、丹波篠山特産の黒豆を使ったコーヒーやソフトクリームなども楽しめますので、ちょっと休憩するのに便利です。

おしゃれな洋風建築だった町役場

写真:万葉 りえ

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<大正ロマン館の基本情報>
住所:兵庫県丹波篠山市北新町97
定休日:火曜日

丹波篠山名物といえる小西のパン

丹波篠山名物といえる小西のパン

写真:万葉 りえ

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もう少し北側にある本町通り付近に行けば、名物である猪を味わうぼたん鍋の店や丹波栗、土産物店などが並びます。その本町通りにあるのがご覧の「小西のパン」というお店です。創業は、なんと明治26年!

普通、パン屋さんというと店内には何種類ものパンが並んでいる光景が浮かびますよね。しかしここは厳選したパンに特化したお店なのです。永年変わらぬ味のメロンパンも好評ですが、なんといっても有名なのが黒豆パンです。使っているのはもちろん本場である丹波の大粒の黒大豆。それを黒豆本来の味が出るように甘さをおさえてじっくりと煮込み、丁寧に作られた黒豆パン。

丹波篠山名物といえる小西のパン

写真:万葉 りえ

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遠くから買いに来る人もいるというのも納得の美味しさです。早めに売り切れてしまうこともありますが、黒豆の豊かな風合いとパンの柔らかさを堪能していただきたい一品です。

似た商品があるというのは、それだけおいしくて人気が高いということなんですが…。店舗以外で購入される場合は製造元をよくお確かめくださいね。

<小西のパンの基本情報>
住所:兵庫県丹波篠山市魚屋町

プチトリップにおすすめの丹波篠山

城下町篠山がある丹波地区は、兵庫県の中でも京都府や大阪府に隣接しています。JRだと大阪駅から篠山口駅まで約60分、車でも大阪や京都から50〜60分です。

歴史もグルメも楽しめて、思ったより近い丹波篠山。
日帰りで訪れてみませんか。

2019年7月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2019/05/05 訪問

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