写真:土庄 雄平
地図を見る今回紹介する揖斐川町の一番の魅力は、町から近くて、大自然を満喫できるというその手軽さでしょう。町を少し離れるだけで、そこには本当に美しい渓流が現れます。例えば「岐阜のマチュピチュ」に行く道沿いに流れる揖斐川の支流「粕川」もその一つ。
幅が広く穏やかな河川に、宝石のごとく透き通った水が流れます。これは、伊吹山や越美山地などの山々、豪雪地帯という特殊な環境がもたらす自然の恩恵です。
写真:土庄 雄平
地図を見るそんな自然に育まれた揖斐川町を巡っていると、各所でふと立ち止まってしまうような癒しの風景が広がります。特に暑さが厳しくなる6月〜8月には、こぢんまりとした山間集落、美しい渓流、そして周囲の新緑が絶妙にマッチングし「The日本の夏」を象徴するような清涼感が堪らない表情を見せてくれますよ。
写真:土庄 雄平
地図を見るまた湧き水ポイントも欠かせないでしょう!粕川沿いにある「潤いの泉」からは、関ヶ原の戦い直前に、石田三成から逃れた本願寺の教如上人が喉を潤したと言われる由緒あるスポット!コンコンと湧き出る水はまろやかで、夏には最高に清々しいです。目だけでなく口でも揖斐川の自然を体感してみて下さいね!
写真:土庄 雄平
地図を見る揖斐川町らしい自然が展開する粕川から、山手に2km程上ったところにある「上ヶ流茶園」が本記事のメインスポット!ここが実に日本離れした絶景を見せてくれるのです。
まず狭い道を上っていけば、突如広大に展開する茶畑が現れます!木々に囲まれた道から、こうして開けるだけで爽快ですが、マチュピチュと呼ばれるポイントはこの先!茶畑の間を縫うメイン道路を上り切った先に入り口があります。
写真:土庄 雄平
地図を見る茶畑を管理する複数の農家さんが誘導してくださるので、それに従いましょう。また、有難いことに「椅子に座って休憩して行ったら?」と勧めてくれ、お手製マップとともに自家製のお茶を頂けます。暑い日中に、冷えたお茶は本当に美味しいです!農園の方々の温かい人柄がとても伝わってくるサービスですね。
写真:土庄 雄平
地図を見るそこから徒歩20分ほど歩けば、話題となっている絶景スポットに至ります。山の中を歩きますが、道が整備されているので、普段の服装で大丈夫です。最後の階段が少し大変ですが、それを乗り越えると、山々に囲まれて佇む圧巻の茶畑のパノラマが飛び込みます!
写真:土庄 雄平
地図を見る展望所へたどり着くと、そこには目を疑うような絶景が現れます!それは、周囲の山々に抱かれて佇む「天空の茶畑」。このスケールと高度感、そして山の手前に広い丘の斜面が広がるそのロケーションは、確かに「マチュピチュ」を想起させてくれます。
写真:土庄 雄平
地図を見るしかし当たり前ですが、その景観を構成するのは日本文化を代表する「茶畑」。日本離れしている雰囲気なのに、実は日本の原風景とも言える、何とも変わったスポットなのです!
いつまで眺めていても飽きることのない、日本人の心の琴線に触れる緑美しいこの山間風景。一度眺めてみれば、きっとこの景観が後世まで受け継がれて欲しいと切に思うこと間違い無し!
写真:土庄 雄平
地図を見るまた展望スポットを楽しみ終えたら、さっきまで見下ろしていた茶畑の中を進む道を散策してみましょう!そこには、また違った角度で、心洗われる緑の絶景が広がりますよ。
写真:土庄 雄平
地図を見る大自然と湧き水に育まれた「揖斐川町」の山間部に佇む「岐阜のマチュピチュ」こと上ヶ流茶園。そこには日本の伝統的な茶畑と独特の地形が作り上げる唯一無二の絶景が広がっています。まだ全国的に知られるようになって5年程ですが、今後ますます注目されるであろう今ホットなスポット!日本の山間部の原風景として、いつまでも後世に残って欲しい!そう思える癒しの風景なので、ぜひ一度訪れてみてくださいね。
住所:岐阜県揖斐郡揖斐川町春日六合
電話番号:0585-45-3111
アクセス:養老鉄道養老線・揖斐駅より車で20分
2019年6月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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