ベルギー・リエージュの邸宅に宿泊できるB&B「W’allons nous dormir」

ベルギー・リエージュの邸宅に宿泊できるB&B「W’allons nous dormir」

更新日:2019/06/04 12:10

坂元 美鈴のプロフィール写真 坂元 美鈴 フードライター
ワッフルの街として知られるベルギー・リエージュ。南部の中心地として栄える国内第5の都市ながら、観光地化が進んでいないため、地元の人々の素のままの暮らしや飾り気のない街並みが垣間見られるのが魅力です。リエージュのお宅に滞在できる「W’allons nous dormir」は、そんなベルギー人の生活を体感できるB&B。オーナー夫妻の温かなおもてなしのもと、暮らすように旅ができる、おすすめの1軒です。

リエージュ駅からのアクセス

リエージュ駅からのアクセス

写真:坂元 美鈴

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ブリュッセルからIC(高速列車)で約1時間のリエージュ。ICで乗り入れると、リエージュ・ギュマン駅に停車します。スペインの建築家サンティアゴ・カラトラヴァの設計によって2008年に建てられた、ダイナミックで近代的な駅舎は圧巻で、この駅を目的にわざわざ訪れたいほどの美しい建築物です。

リエージュ駅からのアクセス

写真:坂元 美鈴

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ここから「W’allons nous dormir」へは、徒歩20〜30分程ですが、石畳の坂が続くため、駅前からタクシーに乗るのがおすすめ。約20分で15ユーロ程度です。事前に到着時間がわかるようなら、オーナーに連絡しておけば迎えに来てくれますよ。チェックアウトの際には駅まで送り届けてくれます。

ベルギーの邸宅の一室がそのまま客室に

ベルギーの邸宅の一室がそのまま客室に

写真:坂元 美鈴

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石畳の坂道に連なるヨーロッパらしい家屋の数々。その住宅街の一角にあるのが「W’allons nous dormir」です。エントランスに着いてブザーを鳴らすとオーナー夫妻が温かく迎えてくれますよ。彼らが暮らす自宅の一部屋をB&Bとして開放しているので、まさにベルギー人のお宅にホームステイしているような感覚。玄関を入って可愛らしい階段をあがると、3階の客室に到着します。

ベルギーの邸宅の一室がそのまま客室に

提供元:W’allons nous dormir

https://www.wallonsnousdormir.be/地図を見る

天井が高く広々とした客室は、天然木を多用したナチュラルで開放感あふれる雰囲気。ファブリックや壁にパープルを効かせた、センスのいいリラックス空間です。ダブルベッド、ソファ、木製テーブル&チェア、キャビネットなどの調度品も部屋の雰囲気にマッチする、ナチュラルテイストでまとめられています。

ベルギーの邸宅の一室がそのまま客室に

写真:坂元 美鈴

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大きく取った窓からはリエージュの街並みが一望でき、ずっと客室で過ごしたくなるほど、居心地のいい客室。

清掃がしっかり行き届いたクリーンな洗面所には、独立タイプのシャワーブースとトイレが完備。洗面台に並ぶラベンダーのソープや、赤やブルーのカラフルなリネン類など、細部にオーナー夫妻のこだわりとホスピタリティが感じられる空間です。

Cosyなリビング&緑豊かなキッチン裏のガーデンもステキ!

Cosyなリビング&緑豊かなキッチン裏のガーデンもステキ!

写真:坂元 美鈴

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リビングやキッチン、キッチンから続くガーデンなど、オーナー夫妻が実際に暮らす空間を共有できるのもこちらのB&Bならでは。100年近く前に建てられたという建物は、丁寧に手入れされ、リノベーションが施され、美しい佇まいは健在。ヨーロッパの建物で生活できるなんて、なかなかできない経験です。

Cosyなリビング&緑豊かなキッチン裏のガーデンもステキ!

写真:坂元 美鈴

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キッチンでは、オーナー夫妻がいれば、コーヒーやホットチョコレートを入れてくれることも。留守の時には、自由に使ってもOKです。天気がいい日にはガーデンにでてお散歩したり、ティタイムを過ごすのもおすすめ。寒い季節は木々が生い茂り、春になると美しい花々が咲き誇ります。

Cosyなリビング&緑豊かなキッチン裏のガーデンもステキ!

写真:坂元 美鈴

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リビングも自由に使ってOK。運が良ければ、オーナー夫妻の愛猫に出会えることも。ゆったりとしたソファとテーブルを配したリラックス空間です。本棚やテレビ、オーナーのお孫さんたちが遊びに来た時のためのおもちゃなどが並び、まさにローカルの人々の生活を目の当たりにできますよ。

必食!オーナー夫人手作りの朝食

必食!オーナー夫人手作りの朝食

写真:坂元 美鈴

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客室やガーデンの美しさもさることながら、こちらのイチオシはオーナー夫人が用意してくれる朝食。ご贔屓のベーカリーで買い求めたバターたっぷりのクロワッサンや、ハム&チーズ、自家製のバナナマフィンやアップルケーキなどがズラリと並びます。

必食!オーナー夫人手作りの朝食

写真:坂元 美鈴

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ルバーブジャムやブルーベリーなど4〜5種類もあるジャムも自家製です。コーヒーやミルク、ホットチョコレートなど、ドリンクもおかわり自由。「これはベルギー伝統のジャムなのよ」など、オーナー夫妻とおしゃべりしながら囲む朝食は格別です。

観光スポット&ワッフルのおすすめ店はココ!

観光スポット&ワッフルのおすすめ店はココ!

写真:坂元 美鈴

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B&Bから街の中心地へは、バスが便利。バスの時刻表や乗り方はオーナーが親切に教えてくれます。片道30分ほどかかりますが、街散策も兼ねて歩いていくこともできますよ。

さて、リエージュといえばワッフル。街中にはたくさんのワッフルショップが立ち並ぶなかで、地元っ子にも人気なのが、聖ポール大聖堂の近くにある「Sandwicherie Pollux」。匂いにつられて店の前に行くと、店頭でどんどん焼き上っています。パールシュガー入りのもちっとした生地は食べ応え抜群。いつ行っても、焼き立てのワッフルをいただくことができますよ。またこちらはサンドイッチもハイレベルです!

観光スポット&ワッフルのおすすめ店はココ!

写真:坂元 美鈴

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リエージュの街はコンパクトにまとまっていて、観光スポットも1日あれば見て回れる程度。押さえておきたいのは「聖ポール大聖堂」「聖バーテルミー教会」あたりでしょうか。

観光スポット&ワッフルのおすすめ店はココ!

写真:坂元 美鈴

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街の顔ともいえる「プランス・エペック宮殿」は、一般公開はされていませんが、この裏手にある高台からは、街が一望できておすすめ。最短コースの石段「モンタニュ・ビューラン」を登り切った時の爽快感はたまりません!

飾らない素のままのベルギーの生活を体験できるB&B

観光地化が進んでいない、素朴な街リエージュで、地元の人の自宅に滞在して、素の生活を体感する…。洗練された観光都市で滞在するホテルとはまた違った体験ができる、ホームステイのようなB&B。ブリュッセルなどの大都市にはない魅力を体感することができますよ。

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2019/04/02−2019/04/03 訪問

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