鳥取県の城下町・宿場町「若桜宿」で歴史散歩を楽しもう!

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モノホシ ダンのプロフィール写真 モノホシ ダン 総合旅行業務取扱管理者、総合旅程管理主任者

鳥取県東部にある若桜町は、中世期に鶴雄山に築かれた若桜鬼ケ城の城下町として整備され、廃城後は鳥取と姫路を結ぶ若桜街道と伊勢街道の宿場町として発展しました。全国から多くの鉄道ファンが訪れる若桜駅、蔵通りの白壁土蔵群やカリヤ通りなど、往時をしのばせる歴史的建造物が数多く残されている若桜宿をのんびりと歩いてみませんか?

若桜宿観光の起点「若桜鉄道 若桜駅」

若桜宿観光の起点「若桜鉄道 若桜駅」

写真:モノホシ ダン

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鉄道で訪れた場合、若桜宿散策の起点となるのは若桜鉄道若桜線の終点「若桜駅」です。若桜鉄道若桜線は、沿線に昭和初期の駅舎や施設が多数残されていて、2008年(平成20年)全国で初めて古い施設が一括して国の登録有形文化財になりました。

若桜宿観光の起点「若桜鉄道 若桜駅」

写真:モノホシ ダン

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若桜駅には、SLが活躍していた頃の給水塔や手動式転車台など7つの国の登録有形文化財があります。そして若桜駅では、かつて若桜線を走っていたC12形蒸気機関車が展示されていて、4月〜11月の第2、第4日曜日にはSLの展示運転も行われています。

展示運転では、SLの引くトロッコに乗車したり、転車台を回転させたり、SLの汽笛を鳴らすこともできます。また予約制でSLの体験運転も開催しています。SL展示運転などの詳しいスケジュールは関連MEMOをご覧ください。若桜駅は、鉄道ファンならずとも若桜宿の必見のスポットといえるでしょう。

<若桜駅の基本情報>
住所:鳥取県八頭郡若桜町若桜345-2
電話番号:0858-82-0919
入構料:大人300円 小人無料
アクセス:鳥取駅からJR因美線経由で約60分 若桜駅前バス停から徒歩約1分 道の駅若桜「桜ん坊」から徒歩約5分

若桜宿観光の起点「若桜鉄道 若桜駅」

写真:モノホシ ダン

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若桜駅を降りたら、駅前にある若桜町観光案内所に立ち寄ってみましょう。案内所では、若桜宿の散策マップを入手したり、とても親切な観光案内も受けることができます。

<若桜町観光案内所の基本情報>
住所:鳥取県八頭郡若桜町若桜341-1
電話番号:0858-82-2237
営業時間:9:30〜17:15
アクセス:若桜鉄道若桜駅下車すぐ

「蔵通り」や「カリヤ通り」を歩いてみよう

「蔵通り」や「カリヤ通り」を歩いてみよう

写真:モノホシ ダン

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若桜宿の町歩きでは、最初に若桜町中心部の「蔵通り」「カリヤ通り」を歩いてみましょう。蔵通りは、白壁の土蔵や寺院が並ぶ通りで、1885年(明治18年)に若桜宿に大火が発生したことを受け、寺を火災から守るために蔵以外を建てることが禁じられたストリートです。

現在20の蔵があり、商家の土蔵・白壁・赤瓦・板張りなどいずれも妻側を蔵通りに向けています。

「蔵通り」や「カリヤ通り」を歩いてみよう

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カリヤ通りは、明治の若桜宿の大火後、防火対策として「家は道路端から1丈1尺控えて土台を造ること、その土台から4尺の仮屋(ひさし)を付け、2尺の川を付けること」などが決められました。

いまは途切れ途切れになっていますが当時は700m〜800mに渡って連なり、雨の日でも傘なしで通り抜けることができました。その景観から、雪国の商店街等で見られる雪よけの屋根“雁木造”を思い出す方も多いのではないでしょうか。

「蔵通り」や「カリヤ通り」を歩いてみよう

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カリヤ通りにある「昭和おもちゃ館」は、昭和時代を彩ったおもちゃや昭和のチビッコヒーロー月光仮面のバイクや人形を展示し、売店ではなつかしの駄菓子やおもちゃなどを販売しています。

<昭和おもちゃ館の基本情報>
住所:鳥取県八頭郡若桜町若桜430
電話番号: 0858-71-0003
営業時間:10:30〜17:30
入館料:大人(中学生以上)200円 小人100円 幼児無料(売店は無料)
定休日:毎週火曜日、年末年始、1月〜3月は月曜日〜金曜日(祝日は開館)
アクセス:若桜駅から徒歩約3分

「ダイニングカフェ新」で極上のロースカツを

「ダイニングカフェ新」で極上のロースカツを

写真:モノホシ ダン

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若桜宿おすすめの昼食場所では、休憩交流処かりや(木島氏住宅)にある「ダイニングカフェ新(あらた)」がイチ押し。国の登録有形文化財の古民家で、地元産の豚肉の食事を楽しむことができます。

「ダイニングカフェ新」で極上のロースカツを

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「ダイニングカフェ新」でいただけるのは、地元若桜町の吉川地区の綺麗な水と空気の中で丁寧に育てられた「吉川豚」のとんかつ。米油で揚げられた豚肉は油キレか良く、サクサクの食感に仕上げられます。低温からゆっくりと揚げ、余熱で火を通すことで吉川豚の持つうま味、柔らかさを最大限に引き出しています。

豚肉には、牛肉の約10倍のビタミンB1が豊富に含まれるといわれ、ビタミンB1は免疫力を高め風邪などをひきにくくします。ダイニングカフェ新で、極上のロースカツをぜひ味わってみて下さい。

<ダイニングカフェ新の基本情報>
住所:鳥取県八頭郡若桜町298番地
電話番号:0858-71-0002
営業時間:11:00〜17:00(Lo15:00)
定休日:月曜日、第3日曜日
アクセス:若桜駅から徒歩約3分 車利用の場合は若桜駅駐車場利用

「ダイニングカフェ新」で極上のロースカツを

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ほかにおすすめの昼食場所としては、「道の駅若桜 桜ん坊」が。ジビエと若桜町の食材を使った田舎料理のバイキングが人気。国道29号線沿いにあり、マイカーで若桜観光に訪れた際の駐車場としても便利です。

<道の駅若桜 桜ん坊の基本情報>
住所:鳥取県八頭郡若桜町若桜983-2
電話番号:0858-76-5760
食堂営業時間:11:00〜15:00
物販所営業時間:9:00〜18:00 (12月〜2月は17:00まで)
定休日:月曜日 不定休
アクセス:若桜駅から徒歩約5分 車利用の場合、中国自動車道 山崎ICから約90分

「若桜郷土文化の里」で若桜の歴史体験

「若桜郷土文化の里」で若桜の歴史体験

写真:モノホシ ダン

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ほかに若桜の歴史の深さを知ることのできる施設として見てみたいのが「若桜郷土文化の里」。若桜町山村文化保存伝習施設の「たくみの館」、茅葺屋根の「三百田氏住宅」、山陰合同銀行若桜支店の旧社屋「若桜町歴史民俗資料館」の3つの施設からなっています。

「若桜郷土文化の里」で若桜の歴史体験

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鳥取県指定保護文化財の「三百田氏住宅」は、もとは若桜町吉川にあり、1694年(元禄7年)の建築当初の姿に移築復元されたものです。三百田家は古くから庄屋を勤める家柄で、住宅は木造平屋建、入母屋造で茅葺屋根をもっています。土間内にはウシノマヤ(牛小屋)があり、太い梁と大きな囲炉裏はいかにも庄屋らしい家格を感じさせてくれます。

「若桜郷土文化の里」で若桜の歴史体験

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町指定文化財の「若桜町歴史民俗資料館」は、1981年(昭和56年)、山陰合同銀行若桜支店の社屋新築にあたり、旧社屋を譲り受けて移築復元したもの。建築様式は明治時代の典型的な土蔵造りで、当時の銀行の威信にかけ、銘木を駆使した斬新な設計になっています。若桜郷土文化の里で、若桜町の歴史を体感してみてください。

<若桜郷土文化の里の基本情報>
住所:鳥取県八頭郡若桜町屋堂羅37
電話番号:0858-82-0583(たくみの館)
開館日:火曜日〜日曜日
開館時間:9:00〜17:00
休館日:月曜日(月曜日が祝日の場合はその翌日)、年末年始
入館料:無料(特別展を除く)
アクセス:若桜駅から徒歩約15分

足をのばして「不動院岩屋堂」も見てみたい

足をのばして「不動院岩屋堂」も見てみたい

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また若桜町には、日本三大投入堂のひとつ「不動院岩屋堂」があります。若桜宿からは離れたところにありますので、参拝には若桜町観光案内所の隣にあるバスターミナルから発着する町営バスの利用が便利です。

足をのばして「不動院岩屋堂」も見てみたい

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不動院岩屋堂は、修験道寺院の建築で、国指定重要文化財になっています。日本三大投入堂のひとつであり、さらに本尊の不動明王は、弘法大師が33歳の時に彫刻されたもので、日本三大不動明王のひとつでもあります。

足をのばして「不動院岩屋堂」も見てみたい

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身舎は正面・奥行ともに3間(約5m)の平面規模で、天然の洞窟からせり出すように建つ懸造が大きな特徴です。3月28日と7月28日には護摩法要が行なわれ、本尊の不動明王が御開帳されます。若桜町を訪れた際にはぜひ足をのばしてみてはいかがでしょうか。

<不動院岩屋堂の基本情報>
住所:鳥取県八頭郡若桜町岩屋堂
電話番号:0858-82-2237(若桜町観光案内所)
アクセス:若桜駅前より町営バス吉川・落折行で約10分、岩屋堂下車すぐ

鳥取県「若桜宿」でいにしえの日本の原風景を満喫しよう

いかがでしたか。鳥取県「若桜宿」は、若桜駅を降りれば、徒歩で約20分以内にみどころが集まっているエリアです。時間さえもゆったりと流れるような若桜駅と若桜宿の散策で、レトロ時間といにしえの日本の原風景を満喫してみてはいかがでしょうか。

ちなみに若桜町は、2019年(令和元年)5月20日に日本遺産に認定されました(〜日本海の風が生んだ絶景と秘境-幸せを呼ぶ霊獣・麒麟が舞う大地「因幡・但馬」〜)。

2019年6月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2019/04/20−2019/05/26 訪問

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