写真:鮎川 キオラ
地図を見る「那須温泉 山楽」のロケーションは、那須温泉郷の入口、那須連山の山麓にある約3700坪の森の中。那須御用邸の建設に先駆けて、昭和天皇が皇太子時代にご来館し、その後、那須御用邸建設が決定されたという、ロイヤルリゾートの橋渡しとなった大正12年(1923年)創業の老舗旅館です。
豊かな自然に溶け込むように佇む宿の入口は、きわめて控えめです。一歩宿に足を踏み入れると、そこは日常から遠く離れた別世界の森の中。那須の美しい自然に身を委ねて、静養するのに最適の環境です。
写真:鮎川 キオラ
地図を見るチェックイン後に、まず最初に通されるのが視界いっぱいに自然を取り込んだラウンジ。春から夏にかけては、眩しいくらいの緑。秋には、庭園を囲むカエデが真っ赤に燃え、冬は雪化粧。訪れた時の旬の季節を描いた一枚絵を観賞しているような景色を楽しめます。自然豊かな環境のため、自然の生態系が息づいた敷地内には、野鳥も約20種類ほど生息しています。ラウンジでゆったり寛いでいると、野鳥が庭先に遊びにくることも。
写真:鮎川 キオラ
地図を見る静かで気品のあるラウンジは、滞在中にのんびり過ごす空間としてぜひ活用してほしい場所。ラウンジでは、コーヒー、紅茶、ソフトドリンクなどの飲み物を常時、自由にいただくことができます。また、夕方4時から6時まで、地酒やワインなどのアルコールとおつまみも提供されます。湯上り後に喉を潤したり、夕食前の食前酒として一杯。庭を眺めながら心がなごむ時間をどうぞ。
写真:鮎川 キオラ
地図を見る「那須温泉 山楽」の最大の魅力は、露天風呂。人間がつくったものですが、それを感じさせないほど自然と一体化しています。敷地内の森の起伏を生かして設えていることから、男風呂と女風呂を隔てる側面の壁以外は、遮るものがなく開放的。畳にして約36畳分の広さを誇る大露天風呂と東屋と苔むした岩が印象的な野趣あふれる露天風呂の2種類を楽しめます。湯船に身を委ねて、森の香りや森の音をBGMに森林浴を楽しむことができます。この露天風呂に浸かることが、旅の目的になるほど魅力的です。
写真:鮎川 キオラ
地図を見る宿のすぐ近くには、開湯1,300年の歴史を持つ硫黄泉の「鹿の湯」がありますが、湯船にたっぷりと注ぐ湯は、半透明の単純温泉。のんびりと湯に浸かってほしいから、肌にやさしい湯を使用しています。那須御用邸の源泉と隣接している源泉なので、御用邸と同じ泉質を楽しめます。
自家源泉は、宿から5.4qほど離れた山の上にある大丸の沢から引き湯しています。源泉の温度は、約66度ですが、宿がある山の麓まで下ってくる間に、ちょうど良い温度まで下がるので源泉かけ流しの天然温泉を楽しむことができます。女性にうれしい、メタケイ酸をたっぷりと含んだ美肌の湯。さっそく翌日の化粧のりを期待できます。
写真:鮎川 キオラ
地図を見る湯船に身を委ね、ぜひ空を見上げてみてください。露天風呂を包み込むように生い茂るカエデが、視界いっぱいに広がり緑のシャワーを浴びているみたい。秋には、真っ赤に色づき、冬には全て落葉し、木の葉に代わって、満天の星空が天井を飾ります。
写真:鮎川 キオラ
地図を見るお待ちかねの夕食は、一皿一皿に旬の食材を盛り込んだ会席料理。ひとしな一品に心をこめているからこそ、前菜からはじまり、一品づつ提供されます。温かいものは温かく、冷たいものは冷たいままに、ゲストの食事のペースに気を配りながら、絶妙なタイミングで運ばれてきます。お料理が運ばれてくるたびに、季節感のある美しい盛り付けに心が躍ります。目と舌で季節を満喫しましょう。
写真:鮎川 キオラ
地図を見る焼物の和牛サーロインは、お口にいれた瞬間に、舌の上でとろける極上の一品です。牛肉の旨味を味わえる塩との相性が抜群。ゲストの嗜好に合わせて選べるように、塩・ワサビ・豆乳クリーム・自家製ポン酢といくつかの調味料が添えられているのもうれしい。
写真:鮎川 キオラ
地図を見る朝食は、和食または和洋食をチョイスすることができます。夕食で和食の粋に触れた次の日は、和食料理人が作る洋食・和洋食を注文してみましょう。パンやバター、ベーコンなど、洋食との相性がいい那須の地元食材を取り入れた朝食をいただけます。ダシや煮物など、和食をベースにしているメニューなのに不思議とパンに合う。優しい味に朝からほっこりします。1名ずつお好みで選ぶことができるので、同行者と別のものを選んでみるのも楽しみが広がります。
写真:鮎川 キオラ
地図を見る「那須温泉 山楽」で人気の高いお部屋は、西館1階にある庭園露天風呂付きの客室。リピーターの方が指定されることが多く、スタンダードな客室より先に予約が埋まっていくほどの人気ぶりです。
写真:鮎川 キオラ
地図を見る客室には小上がりのテラスがあり、その先には客室専用の庭園が設えてあります。客室の庭園の先には、建物の中心にある日本庭園が続いている贅沢な設計。開放的ですが、プライベートがちゃんと確保されているから、自然を独り占めしているような贅沢な時間を過ごせます。心地が良い安心感の中、誰にも邪魔されずに露天風呂で寛ぐ時間は、至福のひととき。露天風呂にたっぷりと注がれる湯も、自家源泉のかけ流しとなります。
写真:鮎川 キオラ
地図を見る庭園露天風呂付きの客室で過ごす時間は、贅沢の一言。分かりやすいギラギラした贅沢ではありません。森の中から聞こえてくる、ひぐらしや野鳥の歌声。森の中を吹きわたる風の音。心を浄化するような贅沢な時間を手に入れることができます。昼間・夜・早朝と光の差し込み方によって風景も一変するので、お部屋に籠って時間の経過を楽しんでみてください。縁側の足湯に浸かって、のんびり読書をするのもいいですね。
写真:鮎川 キオラ
地図を見る和室、洋室、モダン風、古民家風と趣の異なる多彩な客室を有しているので、寛ぎ方で客室を選んでみましょう。旅のスタイルや、旅に出掛けるきっかけとなった気持ちにぴったり寄り添う客室は、必ずしも客室のお値段だけでは計れません。「宿に着いたら、お部屋に籠りたい」「記念日をお祝いしたい」…。そんな時は、迷わず庭園露天風呂付客室がおすすめです。
写真:鮎川 キオラ
地図を見る「那須温泉 山楽」は、フロントのある3階建ての東館と4階建ての西館で構成されています。東館、西館共に全ての客室から、自然豊かな景色を眺めることができます。数寄屋造りの東館の客室は、2間続きの純和風の広いお部屋。客室の窓辺には、力強く茂る木立が。森の中に滞在していることを感じられる客室です。日々の喧騒を忘れて、森の中でゆっくりと過ごしたい方におすすめしたい。大浴場や露天風呂も近いので、年配のご両親との旅行にも重宝します。
西館は、リーズナブルなお値段で「那須温泉 山楽」への滞在が叶う、スタンダードな客室です。価格だけでない、もうひとつの魅力が、客室からの開放的な展望です。特に4階からの眺めは素晴らしく、晴れた日には、茨城県の筑波山や八溝山を見渡せる日も。心がすーっと晴々するような那須高原の雄大な景色を楽しみたい方におすすめです。
西館4階には、展望ラウンジがあります。東館にお泊りの方も高い目線で景色を楽しみたい時は、ぜひ立ち寄ってみてください。
「那須温泉 山楽」の創業は大正12年(1923年)、まもなく100周年を迎えます。「いい宿だった」と心に残る滞在ができるからこそ、親から子、子から孫へと世代を超えて通い続けるリピーターも多くいます。視界いっぱいの緑を仰ぎ、優雅な森の中で静養したい時は、心潤う理想のリゾートへ。宿までのアクセスは、都心から新幹線利用で約2時間。ロイヤルリゾート那須の優雅さと気品を体感できるお宿です。
取材協力:那須温泉 山楽
この記事の関連MEMO
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索
(2025/2/10更新)
- 広告 -