カンクンは年間300日以上が晴天と言われるほど太陽の日差しに恵まれた地域で、一年を通して半袖で過ごせる温暖な気候です。
カンクンは乾季と雨季に分かれています。2つのシーズンの特徴をご案内しましょう。
・乾季(12月〜4月)
最高気温が約30℃、最低気温が約20℃ほどです。乾季でも半袖で過ごせますが、朝と夜は少し気温が落ちるので注意しましょう。乾季は天候が安定しているため海の透明度が高いのものの、比較的水温が低くなります。もちろん海に入ることは可能ですが、観光重視の方におすすめです。
・雨季(5月〜11月)
最高気温が約35℃、最低気温が約25℃。一番暑いのは日本と同じく7〜8月です。雨季の時期とはいえ一日中雨が降るということはまれで、スコールなどが基本。湿度も高くなりますが、海の水温も上がるため海遊びには良い時期と言えます。
ただ一つ注意したいのがハリケーン!9月〜10月は発生時期なので避けた方が良いといえます。
カンクンの周辺にはセノーテと言われる洞窟がたくさんあります。まずはセノーテ観光のベストシーズンをご紹介。と言ってもセノーテでのダイビング・シュノーケルのベストシーズンはオールシーズン!天気さえよければいつでも美しい洞窟を見られます。
海でのダイビングやシュノーケルの場合には透明度の高い、12月〜4月の乾季がおすすめ。スコールの多い雨季と、海が荒れるハリケーンシーズンは透明度が下がってしまうため外した方が良いでしょう。
とは言っても、カンクンで人気なジンベイザメツアーは5月〜9月と雨季限定。ジンベイザメに会いたい方は夏の時期を選びましょう。
ピンク色の湖を見ることができる「ピンクレイク」は、カンクンから車で約3時間行ったところにあります。この美しいピンクが見られるのは乾季のシーズン。雨季には暑さや雨の影響で色が異なってしまうことも。また青空とのコントラストが美しい場所なので、晴れの確率の高い乾季がおすすめと言えます。
世界遺産チチェン・イッツァなど遺跡巡りをするのであれば乾季のシーズンがおすすめ。雨季シーズンでももちろん観光はできますが、気温が高いため暑さ対策が大切となります。
カンクンは乾季・雨季ともに太陽の日差しが大変強い地域です。紫外線対策は怠らず、サングラス・帽子・日焼け止めを忘れずに準備しましょう。
カンクンでの楽しみ方はホテルの選択から始まると言っても過言ではありません。ホテルステイが楽しめるリゾートなのです。
ホテルステイのベストシーズンは……、実は雨季・乾季あまり関係ありません。それぞれの時期で楽しむことができ、カンクンでの希望の過ごし方によって選ぶのが良いでしょう。
ホテル選びのポイントをご紹介しましょう!
まずカンクンには食事・飲み物・アクティビティなどが宿泊料金に含まれているオールインクルーシブ型のホテルが多くあり、ホテルステイを楽しみたい人におすすめです。逆に遺跡巡りをメインにされたい方には、オールインクルーシブ型ホテルはお得感が感じられないためあまりおすすめできません。
もう一つ大切なのが、オンザビーチかどうか。雨季の時期でビーチステイを楽しみたい方には、オンザビーチのホテルがおすすめ。目の前の美しいビーチにすぐ行けるため贅沢な毎日を過ごせます。
観光メインの方であればオンザビーチではなく逆側のサンセットビューのホテルがお手頃で良いでしょう。1日観光から帰ってきた後、ちょうどサンセットが臨めるタイミングだったりするので1日フルで楽しむことが可能です。
1つ注意したいのが、海外からの旅行客が多い時期。欧米から避寒の観光客が多い12月〜3月や夏休みの7月〜8月の期間は、カンクンのハイシーズンで混み合う時期となります。ビーチに人がたくさん……という状況を避けたい方は4月〜5月が狙い目と言えるでしょう!
日本の旅行シーズンに合わせて、ベストな時期を考えましょう。まずはゴールデンウィーク。
ゴールデンウィークはちょうど乾季と雨季の変わり目のため、実はかなり良いとこどりできる時期なんです。水温も上昇し、ハリケーン前で海の透明度も保たれているため、海遊びも楽しめます。天候も安定していて遺跡観光にも◎。ただ湿度も高くなってきているので、体調管理に気を付けましょう。
日本の夏休み時期はメキシコでも夏休み。雨季シーズンで海に入りたい人には良い時期と言えますが、人も増えます。イベントなども増えますが、ゆっくり過ごしたい方は外した方が良いでしょう。
年末年始は乾季シーズンのため、遺跡観光にはベスト!天候も安定しているのでカンクン観光を満喫することができます。
カンクンのハイシーズンはやはり夏休み。通常の時期に比べると2倍ほど宿泊料金が上がることも!またクリスマスから年末年始にかけても夏と同じくらい料金が上がります。
お手頃で観光に良い時期を考えると1〜2月がベストと言えます。9〜10月もお得にはなりますが、ハリケーンシーズンで観光に影響が出ることが考えられるので、外した方が良いでしょう。
カンクンは1年を通して暖かいので、服はTシャツ・短パンなど夏物で問題ありませんが、お店などの冷房が強いため羽織るものがあると良いでしょう。カンクン市内は路線バスで移動することが基本。そのバスも寒いことが多いのでやはり脱ぎ着しやすいものを持って行きましょう。
また、一つ注意が必要なのがドレスコードです。ホテルやレストランによってはラフすぎる格好だと出入りを断られることもあります。1〜2着は襟付きシャツやワンピースなどを持って行った方が安心です。
年間300日晴れと言われるカンクンをより一層楽しめるのは乾季シーズン、なおかつお得な1〜2月が狙い時と言えるでしょう。ただダイビングやクラブ遊びなどは雨季の夏休みシーズンが盛り上がります。雨季シーズンにしかできない楽しみもありますので、体験したいことを考えて時期を選んで行きましょう。
※本記事は概要を説明したものです。最新情報は公式サイトなどをご確認ください。
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(2024/10/13更新)
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