飛行機ファン集まれ!ドキドキワクワクのシアトル航空博物館

飛行機ファン集まれ!ドキドキワクワクのシアトル航空博物館

更新日:2019/06/18 15:30

麻田 ユウミのプロフィール写真 麻田 ユウミ 旅ブロガー
シアトルは飛行機メーカーとして有名なボーイング社が生まれた街。そのため、シアトル近郊にはボーイング社の工場をはじめとした航空機関連の施設があります。今回はシアトル空港から近い飛行機の歴史や未来、また退役した航空機を見ることができる航空博物館をご紹介!どのように飛行機が作られたかはもちろん、普段は見ることができないアメリカ大統領専用機の内部も見学することができますよ!

飛行機の移り変わりがわかる!見どころたっぷりの博物館

飛行機の移り変わりがわかる!見どころたっぷりの博物館

写真:麻田 ユウミ

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シアトル市内からバスで約30分の場所にある「航空博物館」は、飛行機ファンの聖地。飛行機の歴史はもちろん、戦時中に使われた戦闘機から直近のボーイング787の機体まで一挙に展示されています。じっくり見たら1日かかりそうなくらい膨大な展示内容をご紹介します。

飛行機の移り変わりがわかる!見どころたっぷりの博物館

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今、飛行機は進化をし続けて、世界中を回ることができます。そんな飛行機ですが、初めはライト兄弟が開発したライトフライヤー号から始まりました。1903年にわずか59秒、距離にして260メートルですが、彼らの発明がなければ今の飛行機はなかったかもしれません。そこから飛行機が進化していく様子をこの博物館では見ることができます。

飛行機の移り変わりがわかる!見どころたっぷりの博物館

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飛行機の発明から100年以上が経ち、現在は行き先が宇宙にまで拡大されています。宇宙はまだ一般の人が行くことはできないですが、日々研究、開発され、その様子も航空博物館で見ることができます。なかなか見ることができない月を走る月面車や探査機、アポロに使われたエンジン等も展示されています。

戦争の歴史を違った視点で見てみよう!

戦争の歴史を違った視点で見てみよう!

写真:麻田 ユウミ

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近年の歴史の中で二度と繰り返してはいけない歴史が世界中を巻き込んだ戦争。第一次世界大戦、第二次世界大戦共に飛行機が多く使われました。ここでは戦争で使われた戦闘機を見ることができ、違った視点で戦争という悲惨な歴史を知ることができます。

戦争の歴史を違った視点で見てみよう!

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特にヒトラー率いるナチス軍の資料がたくさんあります。なぜナチスは戦争に走ったのか?、飛行機を通して戦争がどのようになったのか?等を知ることができます。また、飛行機によってアメリカでも女性が戦争に参加するという流れができ、女性の参加を促すポスターも展示されています。

戦争の歴史を違った視点で見てみよう!

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各国の戦闘機の中に日本軍の戦闘機も展示されています。展示されているのは復元された日本陸軍一式戦闘機の「隼」。隼は特攻機としても使われたようで、特攻隊として出撃する人に向けた寄せ書きの旗も展示されています。

飛行機ファンでなくてもドキドキワクワク!実際に乗り込める飛行機

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写真:麻田 ユウミ

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中庭には退役した航空機がずらりと飾られています。かつての第一次世界大戦や第二次世界大戦で使用した戦闘機から、ボーイング737や787のドリームライナーまでの旅客機まで展示され、一部は中に入ることができます。

飛行機ファンでなくてもドキドキワクワク!実際に乗り込める飛行機

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こちらはかつて3時間でパリ・ニューヨーク間を結んだコンコルドの機内。イギリスとフランスの共同開発により、1969年初飛行を果たした未来型の飛行機ですが、開発費用の高さによる航空券の値段の高さや環境問題、原油の値上がり等で2003年に退役。今では幻となってしまったコンコルドですが、ここでは間近で見ることができ、機内やコックピットの中も見ることができます。

飛行機ファンでなくてもドキドキワクワク!実際に乗り込める飛行機

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かつて使われた大統領専用機も中に入ることができます。よく大統領専用機と一緒に「エアフォースワン」という言葉を聞いたことが多いのでは?このエアフォースワンというのは大統領が搭乗した時に使われるコールサインです。執務室や談話室もあって他の飛行機とは違った作りを見ることができますよ。

ボーイングの旅客機の歴史やお土産屋も必見!

ボーイングの旅客機の歴史やお土産屋も必見!

写真:麻田 ユウミ

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飛行機メーカーとして有名なボーイングの歴史もここで見ることができます。飛行機のエンジンや現在に至るまでの旅客機の歴史等がずらりと展示されています。特に興味をそそるのが旅客機が運行し始めた頃の機内食。コース料理のような豪華な食事で、当時は富裕層向けの移動手段だったことがよくわかります。

ボーイングの旅客機の歴史やお土産屋も必見!

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もちろんお土産屋も必見!今はもう運行されていないパンナム航空ことパン・アメリカン航空のグッズは人気商品。バッグやマグカップ等の雑貨が豊富でお土産にぴったりです!

子供も楽しめる!キッズコーナーが充実

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写真:麻田 ユウミ

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この航空博物館は子供も楽しめるキッズコーナーがたくさんあります。チェックインカウンターが設置されていて、荷物を計ったりはもちろん、カウンターのパソコンで座席指定を受け付けたりと、まるで空港で働いているかのような気分が楽しめちゃいます。

子供も楽しめる!キッズコーナーが充実

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その他にも別料金になりますが、フライト・シミュレーションを楽しんだりできる体験型のアトラクションもあります。

子供も楽しめる!キッズコーナーが充実

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空港に欠かせないものの1つとして空の交通管制を行う管制塔。管制塔の気分を味わうことができる「TOWER AT BOEING FIELD」も見所のひとつ。目の前には本物の滑走路もあり、子供も大人も楽しめちゃいます。

1日中いても飽きないほど充実した航空博物館。入場料は25ドルですが、安い!と思うくらいの満足度が得られます。通常17時までですが、毎月第1木曜日は17時から21時はなんと入場無料でオープンしていますので、飛行機ファンは是非訪れてみて下さい!

航空博物館の基本情報

住所:9404 East Marginal Way South, Seattle
電話番号:+1-206-764-5700
営業時間:10:00〜17:00(毎月第1木曜日は17時〜21時も無料で営業)
アクセス:ダウンタウンより124番バスで約30分

2019年6月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2019/05/02 訪問

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