写真:大谷 修一
地図を見る青森市の南にそびえたつ八甲田山は、東北エリアに風水パワーをもたらす「祖山(そざん)」の一つ。ここから噴出した大地のエネルギー=「龍」は南に下り、十和田湖に流入してその豊かな「水」に蓄えられます。
写真:大谷 修一
地図を見る周囲を「蛇がとぐろを巻く」ような形で外輪山の内部に「水」を抱くこの十和田湖の地形を、風水では「山環水抱(さんかんすいほう)」と呼び、「吉相の地」としています。
そういった意味で十和田湖は湖全体が風水エネルギーゾーンと言えますが、その中でもパワーの凝集されている場所が湖の南、御倉半島と中山半島が馬蹄形に突き出たその内部(写真の遊覧船の位置)。外輪山と馬蹄形の山が二重となってその内に「氣」を封入し、強力なパワースポットを湖上に形成しています。もし時間が取れるようなら十和田湖遊覧船に乗り、ここでそのエネルギーを体感してみてください。
写真:大谷 修一
地図を見る十和田湖に来たら湖畔に漂うエネルギーを取り込みながら遊歩道を散策し、休屋の御前ヶ浜に建つ「乙女の像」まで行ってみましょう。
お互いに見つめ合うこの二人の裸婦像は「心と心が通じ合う」シンボルとして、縁結びや和合、恋愛成就の効果が期待できます。湖水を背景に立つこの像をスマホの待ち受け画面にしたら、あなたの「良縁引き寄せ力」がアップするかも。
写真:大谷 修一
地図を見るさて湖畔の遊歩道を行くと、「乙女の像」の手前右手に「開運の小道・十和田神社」と書かれた看板が目に入ります。十和田神社に至るこの参道横の岩山にはかつて修験者たちが修行した洞窟が並び、その前には風の神・火の神・山の神・金の神・天の岩戸・日の神を祀る6つの鳥居が。
それぞれの祠で参拝してタイプの異なる6つのエネルギーを吸収しながら、パワースポット・十和田神社に向かいましょう。
写真:大谷 修一
地図を見るその昔、熊野三山で修行を積んだ南祖坊(なんそぼう)が湖を支配していた龍神・八郎太郎を、自らも龍に化身して封じたという伝説が残る十和田湖。その南祖坊=十和田青龍大権現を祀っていた場所に建立されたのが、十和田神社です。
創建807年、日本武尊(やまとたけるのみこと)を御祭神にいただく当神社は、その一帯に霊域ならではのミステリアスな「氣」をただよわせています。この十和田神社でさらに大きなパワーをゲットしたいという方は、「神泉苑・御占場」という看板に従って裏山に上ってみましょう。
写真:大谷 修一
地図を見る185段の木の階段を上ったその先にある「神泉苑」は、前述「風水エネルギー」を封入している中山半島の上。そこには開祖・南祖坊と十和田青龍大権現を祀る二つの祠が鎮座しています。ぜひここでじっくりと参拝し、あわせて八郎太郎を封じた強大な「龍のパワー」を授かってください。
なお祠の先には「占場」と呼ばれる湖岸のパワースポットに降りて行く鉄梯子がありますが、こちらは2011年3月11日の東日本大震災以来落石の危険が高まって現在も通行できず、残念ながら「禁断のパワースポット」となってしまいました。
写真:大谷 修一
地図を見る十和田湖の「水」に蓄えられた風水エネルギーは、「水龍」となって奥入瀬渓流に流れていきます。湖畔の「子ノ口」から下流の「焼山」に至る渓流沿いには約14kmの遊歩道が整備されており、散策しながら爽やかな奥入瀬のエネルギーをチャージできます。
これを効果的に吸収するには、川に沿って流れる「氣」を正面から受ける形で、下流の「焼山」から上流に向かって進むのがおすすめです。全行程をトレッキングするか、また車で移動しながら各ポイントをスポット的に歩くかは別として、いずれも「下流から上流へ」を意識してください。
写真:大谷 修一
地図を見る奥入瀬渓流には、「三乱の流れ」や「阿修羅の流れ」など、風水エネルギーのチャージスポットが何か所かあります。下流のスタート地点付近のたおやかなせせらぎでは「癒しの氣」を、また上流に向うにつれて激しくなる流れは皆さんに「元気の源」をもたらしてくれます。
写真:大谷 修一
地図を見る右手の橋を渡ったら次は左手下の川面に渦巻く奥入瀬の激流を眺め、そこに充満するマイナスイオンを吸収しながら歩いていると、それだけで体中の「氣」が浄化されていきます。
そして、下流からスタートして4kmを過ぎる地点から、今度は「滝のゾーン」に突入。
写真:大谷 修一
地図を見るその飛沫とともに「水」に含まれたエネルギーが降り注ぐ滝は、まさに「氣のシャワー」。滝の下に立つと、ダイレクトに風水パワーをチャージすることができます。
写真:大谷 修一
地図を見る奥入瀬渓流には「双白髭の滝」や「九段の滝」、「姉妹の滝」などたくさんの名爆がありますが、その中でぜひとも立ち寄りたいスポットの一つが「雲井の滝」です。
高さ20m地点から三段に落下するこの滝は、水量も豊富で迫力も満点。遊歩道から少し入ると滝の真下まで行くことができるので、足元に気をつけながらできるだけ滝に接近し、上から降り注ぐ強力なパワーを吸収してください。
写真:大谷 修一
地図を見るもう一つのおすすめが、十和田湖に一番近い「銚子大滝」。落差こそ7mですが、その幅はなんと20m!正面に立つとワイドに迫りくる水のパワーに圧倒されてしまいます。
なお、この「銚子大滝」は左手が階段となっており、ここからは「滝の横」や「滝の上」など普段は見ることができない珍しいアングルで滝をじっくり鑑賞することができますよ。
今まで述べてきた十和田湖と奥入瀬渓流の風水エネルギーの流れをわかりやすく理解いただけるよう動画にしてみました。ぜひご覧いただき、あわせて画面から流れ出る渓流や滝の「氣」を皆さんもキャッチしてください。
動画:大谷 修一
奥入瀬渓流を楽しむ為のベースキャンプとしてのおすすめなのが「星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル」。渓流沿いに作られたデッキで朝食をとる「渓流テラス朝食」や「渓流露天風呂」など、ホテルに滞在しながら「奥入瀬の氣」を吸収できます。また「奥入瀬ガイドウォーク」や「苔さんぽ」といったアクティビティも充実しており、短時間で奥入瀬渓流の魅力を効果的に味わうにはうってつけのホテルと言えましょう。
2019年6月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/12/3更新)
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